2004.06.27 ARC関西第2戦 TIサーキット

画像

天候:雨のち曇り 昨日から降り続く雨で路面はへヴィーウエット。
予選時はまだ雨が降っていたため、かなり濡れていた。
決勝時には雨は上がり、スタート時点では濡れていた路面が、周回するに連れほぼドライ状態になっていった(と思う)。(思い出して書いているので、記憶が定かでない)
予選

2004ARC_kansai2-q1.jpg

公式リザルト
予選時は画像でも判るように路面がかなり濡れていた。
こんな時の為に持っている雨用タイヤは、晴れと予想したので持って来なかった。
(持ってる意味ねーじゃん)
よって磨り減り浅溝タイヤでトライ。ちなみにタイヤはDL R01J GPS。

コースインしたのは、最後の方。路面の状況が悪いので全体的にペース遅い。
タイヤも温もってないので無理できないが、前走車を次々にパスする。
しかしタイムはおそーい。
3周目で19秒台。
走行ラインだけ少しましになってきたので、ペースを上げて、押さえのタイムを出しにかかる。
そこそこのペースで走れていたので押さえのタイムにはなるだろうと、Wヘアピンに差し掛かる直前に突然赤旗!→中断。
「え〜!この周だけ走られてよ〜」(と嘆きながらピットロードに向かうのであった。)

再開を望んでピットロードで待機するも虚しく、時間切れセッション終了となる。
「一番速いタイムは19秒台やで〜!」(ガックし、このレースは馬群の中からのスタートになるであろう)

赤旗の原因は、仲間のクラッシュだった。あの綺麗なボディーが...。

予選公式記録は2分20秒177。(なんだこりゃ〜)
上位の車は4周目でタイムを出していた。やっぱあの幻の4周目が効いてるよってか。
ガックししながらリザルトを見てみると、あら不思議。このタイムで5番手だった。
20秒台は3台いたが、その中で一番速かった。
何とか首の皮が1枚繋がっているよ〜って感じで、気を取り直す。
決勝

2004ARC_kansai2-final1.jpg

2004ARC_kansai2-final2.jpg

2004ARC_kansai2-final3.jpg

2004ARC_kansai2-final4.jpg

2004ARC_kansai2-final5.jpg

公式リザルト
スターティングポジションは、3列目左側。まだ何とかなる位置だ。
レースが膠着するまでにポジション回復を狙うのが定石だ。
それにはスタート直後が打って付け。
とりあえず狙いはこうだ。
1コーナーまでに1台をパスし、1、2コーナーで1台をパスする。
アトウッド(S字の底)までには3番手まで浮上しておきたい。
3番手まで浮上するのは、ラップタイプ的に可能なはずだが、速い段階で浮上しておかないとトップグループから離されるからだ。
予選を失敗したのだから、序盤で3位は良しとする。

いよいよスタート。
出だしはOK。4番手スタートの17番車を直線で交わすことに成功。
続いて3番手スタートの77番車。
1コーナーは77番車がアウト側いたため、イン側にポジションを取った。
よって2コーナーはアウト側になる。
2コーナーイン側の路面はまだ濡れていたが、真中に乾きかけたラインが1本だけある。
そのライン乗せ、77番車のアウト側でサイドバイサイドとなる。

「そのラインは濡れててアクセル開けられないでしょう」と心の中でつぶやきながらアウト側から難なく前に出た。
これはもちろん77番車が慌ててアクセルを開けて、とっ散らかるようなドライバーでないと信頼しているからできることだ。

これで予定通り3番手となり、28番車を追走する。トップの165番車は引き離しにかかる。
しかし、28番車を交わすどころか着いていくのが精一杯の状況だ。
「相変わらずこの1750は速いな〜」と思いつつ、フロントタイヤをかばいながら必至でくっついて行く。
何故フロントタイヤをかばうのかというと、前回の第1戦で路面変更による影響からかフロントタイヤが垂れてアンダーステアが発生した教訓からだ。
トップの165番車はだんだん見えなくなっていく。
5、6周目ぐらいだっただろうか?最終コーナーで28番車に追いついた時、メインストレートに入ると28番車が右へ大きく進路を変えた。
「代わりに165番車を追え」ってことだな。
「よっしゃ!俺が165番車を追っかけて捕まえてやる!」と意気込んだものの既に165番車の姿は見えなかった。

実はこの時事態が一変していたが、まったく気づいていない。
トップの165番車がフライングでピットロードスルーペナルティを受けていたのだ。
見えなかったはずだ。
ピットでは「行け行け」っと大きくゼスチャーしている。それに対して「OK、OK、行くから」と気づかずに手を上げるだけ。
そうこうしている内に165番車が後ろからやってきた。
「えっ何で!いつ抜いた?スピンしてた?いや、してなかった」って感じでちょっとパニクってしまった。
そして28番車が裏ストレートで交された。

今度はこっちにやってくる。速い!あっという間に背後に接近。残り2周。
「簡単には前に出さん!」と言うてる尻から裏ストレートであっさり交された。
「速え!ラップタイムで2〜3秒はちがうんちゃうか?」みるみる差が広がっていく。
そしてチェッカー!  完敗である。

あれれれれ、165番車はチェッカーが見えてないのか?まだ周回遅れを抜いていく。
確かにゴールライン付近で周回遅れに追いついたので、チェッカーはギリギリで出た。
(実際、周回遅れは抜かれていなかったのでチェッカーはトップだけに振られるためだ)

結局165番車はダブルチェッカーで失格。
棚ぼた優勝。...ちっとも嬉しくない。事実上完敗でR。

「表彰式なんか出れるか!」ってボイコット。←うそです。単に積載車を返す都合で先に帰っただけです。
表彰式

(積載車を返す時間の
都合上、表彰式は
出ず、4番さんに代役を
頼みました。)
2004ARC_kansai2-ceremony.jpg
本日の車両状態 エンジンは好調。
タイヤは問題なし。(フロントタイヤをちょっとかばうぐらいで正解か)
ブレーキは相変わらず、踏み代が変わる問題が発生する(頻度が多くなってきている)
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