2006.09.17 EURO CUP 第4戦 セントラルサーキット

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天候:晴れ一時雨 台風接近と天気予報は最悪だったが、蓋を開けてみれば、これまた微妙な展開の天気となる。

朝、大阪を出発する時は、前日に引き続き雨は降っていなかったが、サーキットに近づくにつれ、雨が降ってきた。
しかし、のっけのエキサイティングランが始まる前には青空が出るほどの好天に。

雨対策をしていた車両は、決勝前にドライセッティングにへの更を余儀なくされた。

しかし、決勝直前に雨が...
さらに決勝中にも雨が...
予選

2006EuroCup4-q1.jpg

2006EuroCup4-q2

公式リザルト
予選開始直前は、晴天で雨の気配は全くなかった。
でも前日雨を予想して応急レインセッティングとなっていた27番車は、そのまま予選に望んだ。

レインセッティングの内容は、
リアのショックアブソーバをコニースポーツに変更。
それに伴う車高調整(スペーサ)。
タイヤはBS-RE540S GSコンパウンド。
リアホイルスペーサ11mm。

完全なドライ路面でのアタックとなった。

エア圧は、左後を除き冷間1.7kg/cm2、左後のみ1.6kg/cm2。

タイヤの温まりは早くグリップはするが、タイムが伸びない。
コニースポーツも中々の走りが出来るが、ややリアの踏ん張り感が少ない。
雨ならこっちの方が断然グリップ下であろう。

途中ラップ計測器が1度だけ38秒台を示したっきり、それ以上タイムが伸びず予選終了。

結果は8位(1分38秒835)で4列目イン側ポジション。
前戦と同じで、定位置になりつつある?

<走行後のエア圧>
左前:2.1kg/cm2(+0.4)、右前2.1kg/cm2(+0.4)、
左後:2.1kg/cm2(+0.5)、右後2.1kg/cm2(+0.4)

決勝に向けて、ドライセッティングに変更。
リアのショックアブソーバを高圧ガスタイプに変更。
それに伴う車高調整(スペーサ取外し)。
タイヤはYH-A048 Mコンパウンド(New)。
リアホイルスペーサ3mm。
エア圧は、左後を除き冷間1.7kg/cm2、左後のみ1.6kg/cm2。
決勝












公式リザルト
8番グリッド4列目右側。
目の前は6番グリッドのポルシェ、左に見えるのは前からポールのクレヨンポルシェ、3番グリッドの僚友28番車、5番グリッドのエラン。
画像には写っていないが、2番グリッドにX1/9、4番グリッドにサニー、左斜め前の7番グリッドにコルチナが居る。

スタート前、1min前→30sec前→5sec前と表示が変わり、5sec前消灯で、5番グリッドのエランが急発進。
中央突破でホールショットへ。

『それはいくらなんでも速や過ぎやろ...』

『これは再スタートになるかも?』と思ったが、フラインガーを放っておいて、レッドシグナル点灯!
→ブラックアウトで、スタート。

前の6番グリッド・ポルシェRモドキ号が猛然とダッシュ、2番(X1/9)・3番(28番車)・4番(サニー)グリッドの各車をあっさりパス。
取り残された2番・3番・4番グリッドの各車が横一線となる。

サニーが一歩遅れて1コーナへ、フルブレーキングでロックし、激しく白煙が上がる。
27番は7番グリッドのコルチナに半車身遅れて、サイドバイサイドで1コーナへ飛び込んで行く。

1・2コーナでコルチナの前に出ることは出来なかったが、サイドバイサイドのまま立ち上がり、右側の縁石を越え片輪をダートに落としながら、バックストレッチでコルチナ・サニーをパスして順位を6位に上げる。

この後僚友28番車の後ろにつき、周回を重ねる。
後方では7番手(コルチナ)・8番手(サニー)が争っているため、少し離れてきた。
『いい感じ』である。

4周目になって、2番手に浮上していた911Rモドキ号のペースが落ちてきたため、2番手(911Rモドキ号)・3番手(エラン)・4番手(X1/9)・5番手(28番車)・6番手(27番車)が急接近し、いつもの接戦バトルの様相になっていく。

『混戦は願ったり、叶ったりやで』

この時点で、トップのクレヨン号は独走態勢を築いていたが、既に見える位置ではなかった。
また、この間に27番車の後ろから7番手(コルチナ)・8番手(サニー)も急接近してきた。

5周目の山セクションにて、ペースが上がらない911Rモドキ号を捕らえ、5位に浮上。
この直後から雨が降り始め、周回遅れも増え始める。

6周目にはホームストレートで後ろのコルチナに詰め寄られるが、何とか抑える。
『後ろを抑えると前との差が開く、気抜かれへん』

911Rモドキ号にて抑えられていたペースが解き放たれ、2・3番手と徐々に差が開き始める。
さらに周回遅れが多くなり、コース上に停車するリタイアも増えてきたため、イエロー区間が増え、更に状況は複雑と化していく。

8周目の立体交差手前左の下りコーナで、最終コーナのイエロー区間前に周回遅れのサクラオート号を挟もうとする僚友28番車に、そうはさせじと立体交差直前に27番車もパス。
このとき、サクラオート号は27番に気づいていなかったため、ちょっとやばかったが、間一髪で気づいて回避してくれた。

僚友28番車とのガチンコ対決。
でも肝心のストレート手前の最終コーナ脱出で失速する27番車に勝機は少ない。
それでも、ラインを変えたりして、仕掛けていく。

ファイナルラップ、一時上がっていた雨が少し強く振ってきた。
『吉と出るか、凶とでるか?』

山セクションでエランがスピンしていたので労せず、4位に浮上する。

この時点で、精神的には追いかける方が有利か?だが接近しすぎて路面状況が把握できない。
フロントウィンドウに当たる雨粒は、中盤の雨より強い。
『ちょっとヤバイかな?』。

そしてファイナルラップの最終コーナ、ターンインでリアを大きくスライドさせてしまい、大きくカウンタを当てる。
最後の雨が若干グリップをスポイルさせ、立ち上がりでも横にずれる。

結局、届かず4位でチェッカーを受ける。
3周目に記録した1分37秒217がベストラップとなる。
(実際には最後の最後でエランに交されたが、フライングペナルティーのため影響は無かった)

久しぶりに10周全力で走行できたので、順位以上に充実感が大きかった。

車載画像はブログを参照
表彰式
T-2000クラス2位
本日の車両状態 エンジンは中速域でもたつく。
ブレーキの利き味は、あまりよくない。
リアショックはやっぱり硬すぎ、でもドライ路面ならなんとかなる。
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