羽毛ふとん



当店ではこのHPのトップでも紹介させて頂きましたが、羽毛ふとんの製造設備を備えています。写真右側がその工房での製造風景です。この設備でバージンフェザーでの商品をつくるのが本来の目的でしたが、羽毛ふとんがかなり普及し、最近では古い羽毛ふとんを仕立て直し(羽毛リフォームと称します)て欲しいとのご注文も増えてきています。リフォームについてはこのページで詳しくご案内致します。

実演OK


お買いになった羽毛ふとん、その中身が100%信用できますか?殆どのお客様は買った店を信用して買うというのが通例でしょう。でもその店の店主でもその商品の作る現場を見ているわけではなく、その仕入れ先を信用して仕入れて売っているのが実情です。さて、お買いになった羽毛ふとんには必ず品質表示のタグが縫い付けてあります。その表示にはダウンとフェザーの比率が記されています。勿論ダウン比率が高いほど良いのですが、そのダウンもピンからキリまであって、みすぼらしいダウンで作られていても表示はダウンなのです。ダウンとは羽毛の形状がタンポポの綿毛に似ています。これをダウンボ−ルと言います。このダウンボールの大きさが大きいほど良いのです。お買いになった羽毛ふとんのダウンの形状まではプロの私でも表から触っただけではある程度しか分かりません。これは長い経験によるものですが、素人のお客さまはそこまで分かる方は多分いないと思います。これが目の前で作る現場をみたら素人の方でもダウンボールの大きさも「百聞は一見に如かず」で一目で分かります。当店の売りはこの実演販売もその一つです。

リフォーム


羽毛ふとんの仕立て直しのことですが、リフォームの御注文下さる理由はサイズの変更、側生地の損傷で羽毛が飛び出す、などありますが殆どのお客様は捨てるにはもったいないし買った時高価だった、または思い出のふとん(婚礼の時親から買って貰った等)だから、という理由が最も多いです。仕立て直しとは先ずお客様からお預かりした古い羽毛ふとんを解体し、中身の羽毛を取り出し、その羽毛を新しい側生地に詰め直す事なのです。その際中身の羽毛を洗ってから詰め直すこともできます。それは全て個別の作業で、他のお客様の羽毛が混ざってしまっては委託加工商品の根本から信用を失いますので細心の注意を必要とするところです。新品の羽毛ふとんを製造する場合は同じものを大量に製造することができますが、リフォームは個別生産ですのでコストが掛かる所以はこの点なのです。

新品価格一例


フランス産ホワイトダック90%スモールフェザー10%
超長綿#60使用側生地 シングルサイズ                                ¥42,000(税込 ¥46,200)

ハンガリー産ホワイトダック90%スモールフェザー10%
超長綿#60使用側生地 シングルサイズ                                ¥60,000(税込 ¥66,000)

ポーランド産ホワイトグースダウン95%スモールフェザー5%
超長綿#80使用側生地 シングルサイズ                                ¥80,000(税込 ¥88,000)

リフォーム価格


シングルサイズ#60使用側生地      ¥22,000(税込 ¥24,200)
シングルサイズ#80使用側生地      ¥28,000(税込 ¥29,700)
※足し羽毛+200gまでは無料サービス それ以上の場合は実費を頂く場合がございます