淀川にて、抱卵中のコアジサシを見つけた。何日か通い、7/14に生まれたての雛を確認できた。写真をよく見ると親鳥のおしりの下に卵が1個残っているように見える。
親鳥はハトほどの大きさ。白っぽいからだと、黄色い嘴(くちばし)が特徴。飛びながら魚を狙い、上空からダイビングして捕らえる。日本にはオーストラリアやニュージーランド周辺で冬を過ごした集団が飛来する。4月に日本に到着したコアジサシは、5〜8月の繁殖期に海岸の砂浜や河川の河原・中州で繁殖する。通常2~3個の卵を産み、卵は3週間ほどでふ化。ヒナは20日間くらいで飛べるようになる。9月には南の国へ渡っていく。環境省の第4次レッドリスト(平成24年8月)で絶滅危惧
II 類に位置づけられている。