一説には、
ご飯にカレーが最初からかかって出てくるものは「ライスカレー」
ルーがご飯とは別に銀色のアレに入って出てくるのが「カレーライス」
(ちなみに銀色のアレは正式名称を「グレイビーボート」といいます)
という違いがあるそうですが、現在ではあまり明確に区別されておらず、どちらの場合でもカレーライスと呼ばれています。
大手メーカーのホームページで調べてみると、エスビー食品・ハウス食品いずれも、
「カレーライス」と「ライスカレー」には明確な違いが無い
というようなことが書かれています。
しかし、その昔はキチンと区別されていたようで、
例えば、大阪・難波の老舗「自由軒」のカレーは、最初からカレーとご飯が混ざった状態で出てくるので、戦前に書かれた織田作之助の小説では
「自由軒のラ、ラ、ライスカレーはご飯にあんじょうま、ま、ま、まむしてあるよって、うまい」と、「ライスカレー」と呼ばれています。
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