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2002.2.10 |
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9月25日(2001年)の話し合い以後、教区との話し合いは持たれずに年を越しました。忙しかったこともありますが、教区基推が各組を回っての"組巡回学習"に本格的に取り組み始め、その推移を見守ろうという気持ちもありました。「差別投書事件・対応テキスト」を教材に、差別の現実に軸足を置いて検証、学習を深めようという学習会が、3月末まで続いています。全組での実施が実現するかどうかは分りませんが――はじめから拒否している組もあるようなので――、これまでのような"アリバイ学習会"からは脱け出たように思われ、組=地域単位での変革が期待されます。
その事前学習会に招ばれた空知南組には多くの門徒さんが集まっており、感慨深いものがありました。本来お寺を支えているはずの門信徒が関心を持ち、意識が変わってくる中からしか、寺院・教区・教団の変革は生れないのではないかと感じられるからです。
部落解放同盟中央本部が、北海道の宗教各派を糾合しての人権学習の場作りを提案し、ウタリ協会本部にも賛同を求めています。協会理事会がどういう結論を出すかは分りませんし、東西本願寺以外の仏教各派から賛同を得るのは難しいと思われるので、実現するかどうか……。難しいんじゃないでしょうか。
ともあれ私たちは、3月以降、次の一歩を歩き出さなければなりません。再び、三度、伏魔殿本願寺に迫っていきましょう。
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