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ヤイユーカラパーク VOL39 2002.2.10
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おもな内容

事務局点描

  • <Yay Yukar Park>のバックナンバーに目を通して、今更のように「忙しかったんだなぁ……!」の感を強くしています。10年は決して長くはありませんでした。いつも追いかけられるように走り続け、走りながら様々なことをやってきたような気がします。

  • 創立から'93年(国際先住民年)前後は、事業の基礎作りと原稿書きに追われ、最近の数年は国内外への旅と仕事の調整に追われてきました。けれどもそのお陰で、『森』の事業が生みだされ、数冊の本が出来あがり、内外との交流が定着し、『ヤイユーカラの森』の名前と活動が認知されてきたのですから、必要なことだったのでしょう。

  • 地上で最も長く走り続けることが出来る動物は人間である、ということをどこかで聞いた記憶があります。そうかも知れません。早くはなくても、とにかく走り続けることで未来が見えてくるのではないかと……。

  • もう一つ、ニュースの拾い読みをして気がついたことがあります。本文から『森』の様子や関わる人びとの様子がわかるのは当然ですが、その他に――本欄など特に――時の社会現象や状況が伝わる内容が多いことです。勿論私なりのへそ曲がり時評ですが、読み返して改めてその時期、出来事を考えてみることができました。

  • 「これはダイジェスト版が必要だなぁ」と思い、「時間が欲しいなぁ」と思っています。他にも"10周年記念"の行事を考えているので、委員会で検討のうえで進めていくことになるでしょう。

  • 前号に「阿呆な宰相が"軍国ニッポン"をつくるための目くらましとしてスケープゴートに選ばれた田中真紀子」と書いたら、ほんとうに"捨てられた都合のいい女"になってしまった。笑っていられないのは、国が考えているスケープゴートは、どうも国民らしいからです。どうなる、この国?

  • 秋にはNFIP会議がトンガであります。日本の状況を報告しなければなりませんが、アジア・太平洋の人びとの感じている危機感(日本に対する)と、私たちのそれとの間にはおそらくギャップがあることでしょう。それを埋める努力が必要になります。よく見、考えなくては……。

  • 今年こそ、カナダツアーを実施します。大晦日に掛ってきたアルビンの電話でも約束しました。

  • 4月にはブラジルへ行かなければならないようで、これについては改めて報告告します。

  • というわけで、やはり忙しい1年になりそうです。まずはこのニュースを発送してからの書類地獄と原稿書き。当面の課題―ハードディスクを増設しなければ!―もなんとかしなけばならないし……。雪が少なく、雪かきをしなくてもいいのだけが救いですが、やっぱり、その内には降るんでしょうね?