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 骨董行脚 -ネットオークション編-
 
0. 前書き (以下、準備中)
1. 日本編 4) やっぱり怖いスナイパー
 -e-bayは自動延長なし-
 1) 日本ならYahoo オークション 5) 時差の恐怖
 2) 獲物を探すには? 6) リザーブ価格の恐怖(yahooとは違うよ)
 3) どきどきの入札 7) 支払い・・・どうしよう?
 4) 怖いよ、スナイパーと最低落札価格 (i) Money Orderはめんどくさい
 5) 戦い済んで・・・ (ii)PayPal挑戦(ついでにBillpoint)
 6) 変わった出品者さん 8) 海外タイムはのんびりさっ。
 7) 戦利品一覧 (準備中) (連絡遅れ、送付遅れても焦るべからず。)
9) いろんなセラーさん
2. 海外編 (i)
 1) やっぱ海外オークション(一寸覗いてみました) (ii)
 2) e-bayは安くてよいよい 10) 戦利品一覧
 3) 獲物はどこだ?

0.前書き
 
 このページに書いてあるとおり、私はアニメと骨董陶磁器に凝っている。
どちらも、コレクションの好対象だが、一般に売られている品では、品物が限られている。
アニメグッズは、地域やイベントへ参加できるか否かによって、品物が手に入る度合いが違う。また、骨董については、普通の骨董店で手に入れようとすると、よほどの金持ちで無い限り、お金がいくらあっても足りない。
その点、ネットオークションは、こういう品を集めるのに便利である。
アニメグッズであれば、買ったもののいらないや、と思った人とか、また、最初からネットで転売することを目的に買ったり、古いもの、レアものを高く売ろうとする人がいたりで、結構、メジャー系(流行りのもの)では、品物のバラエティが本当に豊富だ。ネットショップなどでは、1つ1つのお店の品は限られるが、ネットオークションでは、誰でも売り手、誰でも買い手で、売り手は不特定多数だ。はっきり言って、コレクターには宝の山である。

骨董、ということになると、アニメグッズとは少し様相が異なる。
特に、日本のネットオークションでは、本当の逸品が出ることは少ない。
むしろ、定価(標準価格)より安いものを手に入れられる、稀にレアものがある、という感じである。だが、どちらにしろ、珍しい品を安く手に入れられる事には変わりない。

 と言う訳で、昨年暮れ頃からオークションに嵌っている。
最近では、収集癖が嵩じて、米国のe-bayにも手を出すようになった。
本当にしょーもないものになるとは思うが、私のオークション嵌り道(骨董編)を、つれづれに書いて見ようと思う。ご用とお急ぎでない方、興味のある方はお読みください。例によって、だらだら長い文章ですが・・・


1.日本編

 1)日本ならYahoo オークション
 
 ここには、骨董関連の事のみを書くが、私の場合、ネットオークション入門はアニメグッズである。このHPの別項、実はこのページの影の(?)主役、新世紀エヴァンゲリオンの脇役キャラ、赤木リツコ女史のグッズを集めるために始めた。このキャラは、ご存知の方はご存知と思うが、印象的なキャラではあるが、脇役で一番目立っていた、という訳でもなく、色気はあるが年嵩で気が強そうなエリート系なので、人気もそう高くは無く、グッズ自体が少ない。
 私は天邪鬼なので、グッズが少ないと、かえって“全部集めてやる〜”と思ってしまい、事実、実行してきた。アニメショップやコミケでは、手に入る限りのものを手に入れていた。しかし、行動範囲が限られるから、手に入るものも限られ、フィギュアなどは1つしか持っていなかった。
 昨年暮頃から日本のyahooオークションを覗くようになり、検索機能を使ってリツコグッズを探すようになった。結構、ざくざくあるのである、これが。カードにテレカなど、百花繚乱状態。おまけに、この作品の製作元は結構ラディカルなので、”脱衣補完計画”なる脱衣マージャンゲームを売り出しており、それで使われている妖艶な絵のテレカなどもコミケで売っていた(コミケの1回限定、枚数に限りあり)。勿論そんなもの、手に入れる手段も無かったわけだが、オークションには時々出てくるのだ、高いけど。
リツコグッズコンプリートを目指す私としては、買わないわけには行かない!
と言うわけで、その手のテレカも全部(他のキャラのも含めて)持っている。さすがにこれは高かった。
 最近では、フィギュアの出物が多くて、やはり脱衣補完計画の図柄を使った、こっちは個人のフィギュアが4,5種ある。(全部手に入れている。)その他のフィギュアもあり(Webショップの通販で手に入れたのもあるが)、結構主な所は完全に集めている。あとは組み立てるだけだ。
(全部で10体近くあるが、組み立てが終わってるのは2〜3体のみ。)

 リツコグッズを大体集め終わってから、私の興味は自然と骨董陶磁器に向かった。
骨董でなくても、陶磁器は好きである。これも、検索してみると、マイセンなどは結構ざくざくある。
で、そのオークションがいいかと言うと、同じ単語で検索した場合、やっぱり日本のはYahooが一番のようだった。
米国ではe-bayなどが盛んだが、日本のe-bayは、同じ単語で検索しても数えるほどしか出てこない。
また、他のオークションサイト(Biddersとかいうところのを、ひょんな事から知り、何かの登録をしたようで、ダイレクトメールがしょっちゅう来る)は、試したことが無いので不明。(Biddersで一度検索を試した記憶はあるが、あまり品数も品物も良くなかったと思う。)

 ということで、日本のオークションサイトとしては、yahooのことを書いてみようと思う。


 2)獲物を探すには?
 
 さて、書くまでも無いかもしれないが、yahooなどのネットオークションでの品物の探し方や入札の仕方を書いてみようと思う。
 ネットオークションには、ジャンル別で探すやり方もあるようだが、私は使ったことが無い。例えば、”テレカ”とか、”骨董”とかのジャンルだと、山のように品物があって、いちいち見ていられないだろうからだ。
それに、そういうジャンル分けだけの分類で、一目で見渡せるほど品数が少なかったら、それこそ、品薄でオークションの醍醐味がない。
 私は専ら、リツコさんグッズを探す時は”リツコ”、マイセンを探す時は”マイセン”で検索する。今の時点では、”リツコ”で検索すると約50件程、”マイセン”で検索すると、350〜400件程がヒットする。(”マイセン””ドラゴン”など、キーワードを2つにすると、よくて5〜10件しかヒットしない。それだけを見たい場合はいいが、お勧めできない。
それに、こうやって絞り込みすぎると、ドラゴンのカップや器でも、ただ”マイセン”とだけで出ている場合や、”龍””竜”などで出ているのを見逃してしまうのだ。)

 検索すると、オークションの終了が近い順に、1ページに50個づつ名前と現在の価格、入札数が表示される。名前をクリックすると各アイテムの詳細画面に移動する。名前の書き方は、例えば次のような感じだ。
”古いマイセン、虫の絵、ミント!””グリーンドラゴンティーカップ、最低落札無し!”ってな具合。
 でも、名前だけでは、良くわからないことも多い。そういう時は、右上にある、”写真のみ表示”をクリックする。すると、商品説明に写真を使っているオークションのみ、一番最初の写真の縮小版が表示される。(写真の無いオークションは表示されない。)
縮小写真の下には、そのオークションの現在の価格と、入札者数が表示される。1ページの表示数は、タイトルだけの時と同じ50件(だと思う)。
最近は、どんなオークションでも大抵写真が付いている。特に、マイセンなどの陶磁器なら、ほぼ絶対と言っていい。

 で、おもむろに品定めをするわけである。”マイセン”で検索した場合だと、”マイセン風”のものが半分近く混じる。或いは、マイセンという名がパターン名などになっていたり。勿論、そういうのは除外である。
この淘汰を抜けても、残りが全て良いものとは限らない。現代もの、骨董、いろいろある。出品者はマイセンだと思っていても違っていたり。いいな、と思うのでも、値段が、目の玉が飛び出るようなのだったり。
 フィギュアなんかだと、本当のマイセンなら普通は10万を越える。100万近いのも珍しくない。骨董の良いのや、元々高値のカップなどでも、10万近かったり、越えたりする。時々、”アラビアンナイト”という、物凄く高いコーヒー/ティーセット(定価500〜600万)を出してる人がいて、270万とかの値を付けている。こんなの、誰がネットオークションで買うのかね、とも思う。大抵、売れていない。
 海外在住の日本人で、骨董やマイセン集めを趣味にしている人や、海外で実際に陶磁器や骨董の商売をしている人の出品もある。そういう人の品物には、結構いいものや珍しいものがあったりする。しかも、安いことも多い。
何せ、ここは物価高の日本である。骨董や陶磁器の分野でも、内外の価格差というのがあるようなのだ。(これはe-bay USを一寸覗いても判る。)
外国の廉価な品を、日本語で取引して手に入れることが出来るんだから、いいのではないかと思う。しかも、振込みは大抵、日本の銀行口座だ。
 ただ、何だか南米とかで、骨董屋を長年やってます、なんていう、出品数や評価数は多い人などが、怪しい品を出していたりすることも多いから注意。
”商品が偽物でないこと保証します”とか書かれてたって、どう見ても、あまりできが良くないよ、マイセンにしては。って感じの品物を、安く出している。当人は悪気が無いのかもしれないが、どーも偽物くさいな、と思ってしまう。まあ、本人も、偽物かも知れないことを半ば承知で出しているのかもしれないが。

 気に入った品を見つけたら、”ウォッチリスト”に入れてみてもいい。”ウォッチリスト”は、マイ・オークションというコーナーに入っている。
マイ・オークションを利用するには、yahooオークションののIDを取らなければいけないが、これを取ると月会費がかかる。ので、入札したいと思うまでは、登録しなくてもいいかもしれない。ちなみに、登録するには、決済できるカードか、yahooのオフィシャルバンクの口座が必要(だったと思う)。
(これは、出品/入札者のアイデンティティを確認することで、犯罪を防止するためだそうである。月会費はその手数料。)
詳しくは、yahooオークションのその手の解説を見て欲しい。

 こういう玉石混交状態を潜り抜けて、”安くて良い品”を見つけたら、さあ、次はいよいよ入札である。


 3)どきどきの入札
 
 入札。この項には、余り書くことが無いかもしれない。
ま、とりあえず、yahooオークションのアカウントを取り、それでログインすれば、入札が出来る。
 或いは、入札の際にログインする。yahooオークションにログインするにはパスワードの設定と入力が必要だ。パスワードも、アカウントの取得の時に設定される。まあ、大抵のオークションはアカウントとパスワードが必要なのだが。
あと、yahooは月会費がかかる。確か、300円しなかったと思う。確か、登録した次の月からかかるそうだ。だから、2ヶ月毎に入会と脱会を繰り返せば、月150円以下で使える。(ただしそうすると、後で書くと思うが、”評価”の蓄積が出来なくなる。)

 登録が終わったら、いよいよ入札。お目当てのアイテムのページに行ってみよう。
オークションには、終了時間、開始価格がそれぞれ設定されている。
最低落札価格、というのが設定されているものもある。
また、入札単位というのがある。ある時点で、ある値段のオークションに入札するのに、今の値段に上乗せしなければならない最低の単位だ。
値段の範囲で決まっている(例えば、1万円〜5万円迄は500円、という具合に)。

 入札しようと思うのであれば、支払方法などもチェックしておいた方がいい。これも、そのアイテムのページにきちんと書かれている。
まあ、日本のネットオークションの場合、大抵、銀行振込が選択肢に入っているから、これが使えるなら大丈夫かもしれない。
 ただ、稀に、郵便振替のみとか、現金書留や郵便為替(小額の場合が多い)を指定のこともある。要注意である。また、これらのうちのどれかしか使えない人は、それが支払い方法に入っているオークションにしか参加できないことになる。
また、送料がどちら負担なのかも、一応チェックしておこう。(大抵、落札者持ちだが。)
 また、当たり前だが、支払いできるだけの予算が無い場合は、そもそもオークションに参加すべきでないので注意。
最近のネットオークションは、”評価制度”がきちんとしているので、落札しても支払わなかったり、トラブルがあると、相手からどんどん悪い評価をつけられることになる。マイナスの評価がたまってしまうと、入札したりしても相手にされなくなる(評価がマイナスの人の入札お断り、のオークションもあり)ので、結構怖いものである。
まあ、まっとうに参加していれば、大抵、評価はプラス以外はつかないと思うのだけれど。

 さていよいよ入札だ。オークションというと一般にイメージする、特定の会場で行われる普通のオークションと違って、ネットオークションは、終了時間まではオークションが終了しない。また、自分が出せる最高額を入札して、その値で他の人と競ることになる。
 例えば、今5000円の値段がついているマイセンのカップに、入札するとしよう。また、このカップに他の人も入札しているとする。このカップに、例えば1万円までなら払って良いと思ったら、そのオークションのページの入札の欄に、10000円という値を入れて、入札のボタンを押す。すると、5000円の場合の入札単位(250円)で、入札が行われる。
 例えば、先に入札している人が、6000円の最高額をつけているとする。
そうすると、あなたの入札は250円の単位で行われ、5250円、5500円、5750円、6000円、と言う風に自動的に競りを行ってくれる。そして、あなたは最高額を1万円に設定しているわけだから、6250円の値を入札してくれるわけだ。
先に入札している人は、6000円が最高値なのだから、その人の入札で、6500円の値がつくことは無い。だから、この人とのこの回の競りは、6250円でストップし、あなたが最高額入札者となる訳である。
 もっとも、オークションが終了するまでに、あなたも他の人も、更に高値を付けることも勿論可能である。だから、この時点で最高額入札者となったとしても、油断してはいけない。6000円をつけていた人が、また、もっと高値で入札するかもしれないし、他の人がそうするかもしれない。
全ての人に勝つには、充分高い額を入札する必要がある訳である。
(或いは、終了間際まで待って、その時点で競るということも出来る。但し、これは終了時間に、ネットが充分な時間出来る必要がある。仕事中などはダメ、と言う訳だ。)
 ついでに言うと、最高額を入札すると、そのお知らせが、また、最高額を入札した後に他の人に追い越される(その人が高値を付けて、あなたが最高額入札者でなくなる)と、アウトビット通知、というのが登録したメールアドレスに来るようになっている。
アウトビット通知が来た後で、もし予算的に可能であれば、さらにその値段より高値を入札することも可能だ。再度、最高入札額をとれるかどうかは、値段と品物と競争相手の予算次第だけれど。

 さて、入札はしてみた。では、オークションの終了時間を待つことにしよう。


 4)怖いよ、スナイパーと最低落札価格
 
 ネットオークションには、2つほど怖いものがある。
まあ、詐欺師や変な売り手・買い手に当たるのも怖いが、これは評価制度があるから、ある程度相手がどんな人かは判るものだ。
ここでは、通常避けて通れない、最低落札価格とスナイパーのことを書く。

(1)最低落札価格
 オークションの売り手が、自分の出す品の価値が良く判らない場合、また、買って欲しいけど、高い値で出すと入札してくれないだろう、という場合に、開始価格以外に、最低落札価格というのを設定する場合がある。
これは、開始価格より高くて、入札者には公開されない。入札も、他のオークションと同じに行われる。ただ、yahooオークションの場合、最低落札価格が設定されているオークションであれば、他に入札者がいなくても、入札すれば、入札額が最低落札価格に達するまで、自動的に値がつりあがるようになっている。勿論、他に入札者がいて、自分より高い値を付けた場合は、その人が最高額入札者になる。
最低落札価格に達しない限り、”最低落札価格に未だ達していません”という注意書きが表示され、そのまま終わった場合は、オークションは成立しない。
(yahooオークションの場合、オークションが成立しなければ、互いのメールアドレスは公開されないので、この場合、成立しなかったら最低落札額以下で(オークション外で)取引するのは不可能である。これは、もう一つの大手オークション、e-bayとは決定的に違う。)

 幸いにして私は、そういう事態に陥ったことは無いが、自分の最高額を入札しているのに、品物が落とせないというのは、余り愉快ではないと思う。(競争相手もいない、或いは勝っているのにね。)
また、競争相手もいないのに、自分の入札に応じて、値を吊り上げれば吊り上げるだけ、オークションの値段も自動的に上がっていくのを見るのは、余り心臓に良くないものだ。

(2)スナイパー
 スナイパーと言うのは、本来、ネットオークションが盛んな(というよりネット社会の)アメリカでの用語で、ネットオークション終了時間直前に急に高値で入札する、或いは、前もって入札はしているものの、終了直前に値を吊り上げる人のことである。
特に、前者の、終了時間ぎりぎりに凄い高値で入札する人は、怖い。知り合いで、ネットオークションを出品者として利用している人も言っていたが、”ネットオークションは終了間際の競り合いが重要”なのだ。終了間際の入札が、何故有利かというと、まあ、次のような点があると思う。
i) 時間が限られているので、必要以上に値が吊り上る心配が無い。
 終了まで充分時間があるうちに入札(本来、これが正当なのかもしれないが)すると、他の人が十分考えてからそれより高値を付ける可能性は高くなる。また、自分の予算が他の参加者にばれてしまう。
 間際に、適当な高値(自分の払えない額ではない、でもオークションに勝つには充分な値段)で入札すれば、他の競争者に考える隙を与えないで、逃げ切って勝つことが出来る。
つまり、他の人に、自分という競争相手の存在と、値が吊り上る可能性(と金額)を知らせないままで逃げ切って勝つことが出来るのだ。
 反対に、これは出品者にとっては、あまりありがたいことではない。
なにせ、終了に充分時間があるうちにまっとうに競りが行われていれば、もっと値がつりあがるかもしれないのに、それを意識して省略しようとしているということであるからだ。
ii) 他の人に、自分と言う競争相手がいることと、予算を知らせないことが出来る。
これは、上に書いたこととかなり重なる。直前に突然入札すれば、競争相手は、あなたがどの位の予算を考えているかと言うことが判らない。
それ以前に入札を行っていなければ、あなたが入札しようと思っていることすら知らない訳である。
また、本当に間際(終了1分前とか)に、充分な額で入札すれば、他の人が対抗して入札することすら防げるかもしれないし、入札しても、入札額が充分でない可能性も高いので(なにしろこちらの入札額が判らないのだから)、あなたが勝つ可能性も高くなるわけである。

 こういったスナイパーを防止するために、yahooオークションでは”終了時間の自動延長”という制度が設けられている。
つまり、終了時間間際(多分、10分前より後)に入札が行われると、終了時間が、その時点から5〜10分後になるように(延長されるように)なっている。
つまり、1分前に入札してしめしめと思っていたら、その時点から自動的に6〜7分、オークションの終了時間が延長されるので、延長された時間内に他の人が入札する(入札できる)可能性もあるわけだ。
 なお、この”終了時間の自動延長”は、出品者の選択によって、”自動延長なし”になっている場合もある(その場合は、そのオークションの画面上に表示されている)。
また、言うまでもないが、上に書いた事柄は、どちらかというと”自分がスナイパーになった場合の有利な点”を言っているのだけれど、これは反対に、オークションの終了間際に他の人にスナイパーをされる可能性もあるわけで、その場合はとっても怖い、ということになる。

(3)終了時間の自動延長
 スナイパーについて書いたので、もっと怖いものとして書いておこうと思う。
(2)でも書いたが、これは、終了時間間際(多分、10分前より後)に入札が行われると、終了時間が、その時点から5〜10分後になるように(延長されるように)なっている制度である。(yahooオークションの場合。e-bayにはこの制度はない。)
 (2)で書いたように、スナイパーを行おうと思う(というか、終了時間ぎりぎりに競ろうと思っている)人にとって、自動延長は結構怖いものである。
終了時間1分前に入札して、逃げ切りで勝とうと思っていても、その時点から最短で5分は時間が延長され、他の人が入札(あるいは再入札)をして来る事も多い。(まあ、そのための制度なのだから、当然といえば当然であるが。)
つまり、自動延長がされる場合、競争相手のどちらもがオークションを終了間際迄チェックしている場合は、オークションは正当に、入札金額での勝負となるのである。
(一方の入札者が、終了時間にチェックをしていない場合は、スナイパーの勝ちになるけれど。勿論、充分な額を入札していれば別だが。)

 なお、これも(2)にも書いたが、この”終了時間の自動延長”は、出品者の選択によって、”自動延長なし”になっている場合もある(その場合は、そのオークションの画面上に表示されている)。
自動延長が嫌な場合は、”自動延長はありません”と書かれているオークションにだけ入札する、という手もあるが、大抵の場合、自動延長が選択されているので、この手はあまり使えない。
(おそらく、デフォルトで自動延長が選択されるようになっているのだろうと思う。まあ、オークションというものの本来の趣旨から考えて、そうするのが正当と言う気もするが。)


 5)戦い済んで・・・
 
 さて、オークションが終了した。めでたいことに、あなたが勝ったとしよう。
スナイパーの恐怖をかいくぐり、自動延長の恐怖も乗り越えて。
(或いは、あなた自身がスナイパーになって、終了直前の争いに競り勝った場合もあるかもしれないが。)
まあ、オークションは所詮消費行為、とはいえ、買おうと思っている品の値が、刻々と上がっていくのを見るのは、あまり心臓に良いものではない。
まずは、おめでとうとお祝いしましょう。
(って、これはオークションの解説書か?)

 オークションに勝利したら、出品者と連絡を取り、支払いをしなければならない。
大抵の場合、支払いが済んでから(送料は落札者持ちが多い)、出品者は品物を発送してくれる。

 オークションに勝利すると、yahooから、そのオークションを落札した旨のメールが届く。このメールには、オークションのタイトルや番号と一緒に、出品者のメールアドレスが書かれている。(落札金額は書かれていない。開始価格だけである。多分、web機能上の問題でだろうと思う。)
だが、大抵は、出品者の方からコンタクトがあるので、それを待っていれば良い。
yahooの規定に、出品者と落札者は終了3日以内にお互いに連絡を取るべしと言う規定があるので、もし2〜3日経っても連絡がなかったら、出品者にメールで連絡を取ってみるといい。(ただし、そんなことは稀である。私は、そう言う事態になったことは一度もない。)

 出品者は、落札金額と支払方法を連絡し、発送方法について(どういう手段で送るか)と、送付先を聞いてくる。或いは、発送方法を指定してくる場合もある。いずれにせよ、発送方法、支払い方法を(必要なら)を選択し、住所を連絡しなければならない(住所によって、送付金額が違ってくる場合もあると思う)。
大抵の場合、支払い先の銀行口座を記載して来るし、送付方法別の送付金額も書いてくるから、落札金額と合わせてさっさと払ってしまってもいい。だが、まあ、まずはメールで支払方法、送付方法、住所などを連絡する方がいいだろう。
それから支払いだ。支払いはやっぱり早い方がいいだろう。だが、当たり前のことだが、振込むべき金額がはっきりしてから振込んだ方が良い。まあ、大抵の場合、1度目の連絡でこの辺ははっきりするはずだ。
(私は、金額と振込先が明示されていた場合、連絡するより前に振込をしてしまうこともある。夜中にメールがきて、朝、気付いた場合などだ(日中に振込んで夜にメール連絡する)。それで特にクレームをつけられたことはない。)

 支払いを済ませたら、それを出品者に連絡して、後は品物の到着を待つだけだ。
大抵の場合は店頭で売っていない、レアな品、欲しかった品が手に入るのだ。
或いは、店で買うのよりもお得な価格で。楽しみで、どきどきするだろう。
でも、焦って、出品者に催促のメールなどを出しすぎてはいけない。ゆっくり待とう。落ち着いて。
 荷が到着したら、品物がちゃんとしたものか、壊れなどがないか、オークションの記載通りのものであるかを確認し、そうであれば、出品者にメールで、到着を報告しよう。そして、特に不満が無いなら、オークションの評価システムで、出品者にプラスの評価をしてあげよう。連絡の代わりに、評価をしてもよい。
(yahooオークションでは、評価をすると、内容が相手にメールされるので。)
ただしこの場合、商品が無事着いたことを必ず書いたほうがいいと思う。
(私は、いつもメールで到着を報告しているが。)
相手も、その積りがあれば、あなたにプラスの評価を返してくれるだろう。
評価は、蓄積されていって、あなたのオークションネームの後ろのカッコの中に、点数として表示される。ただし、一人の評価は(何度評価しても)1点である。(一人が、ある時プラス、次にマイナスの評価をした場合、どうなるかは知らない。)

 実の所、私は、yahooでは取引した人から68回(人数にして39人)評価をして貰っているが、全てプラスだし、取引相手に対して同数以上の評価をしているが、マイナスは付けた事が無い。支払いが順調であれば、大抵の場合、出品者の(落札者に対する)評価はプラスになるし、品物が無事につけばこちら(落札者)も、プラスの評価をすることになるからだ。トラブルっぽいことは、1回しかなかった。(それは、出品者が品物を誤ってオークションに出していたのを、落札してから気付いて、”売れません”と言ってきたものだ。写真がついていなかったので、こちらは確かめようが無かった。)
 このときは、代金を返金するしないで(こちらのメールの書き方も少し悪かったのだけど)少しもめたが、最終的に返金してくれて、しかも代わりのものを送ってくれたので、向こうも評価をプラスにつけたし、こちらも最終的にはプラスの評価を付けた。
(この場合は、落札したはずの品がアニメのカードだったので、他の(同じキャラクターの)カードを送ってくれた。ただ、それは、もう私にはコレクション済みのものだったが。)
後は、メールの返事が遅れた(1日以上経ったから(!))ので、催促をされたことなどはあるが、これも、トラブルとも言えないだろう。

 市販では手に入らない、レアな品が手に入る。或いは、いい品が安値で。出品者には喜ばれるし。オークションの醍醐味、と言うところである。


 6)変わった出品者さん、面白い取引
 
 ここでは、ちょっと変わった出品者さんについて書いてみようと思う。

(1)ストーリーハウスのオーナーさん
 かなり前になるが、マイセンのデミタスを少しずつ出している人がいた。品物に、長々と解説をつけている。何でも、お母さんが30年前にドイツで集めたマイセンを、財政上の理由で放出しているそうだった。おまけにこの人は音羽の辺りにお店を持っていて(クマのプーさんのグッズのお店)、そのHPのアドレスも書いてある。オークションの期間中に、店に見に来ても良いということだった。
 だが、文の書き方が一寸妙なのだ。句読点の打ち方や、文章の切り方などが不安定と言うかなんと言うか。。。。
まあ、パソコンになれていないのだろうと思って、まずは小花と虫の模様で、地模様のあるデミタス(地模様がある方が高級)を落とした。そうすると、矢のような速さで連絡が来て、おまけにこちらの返事が一寸遅くなると(と言っても、2日以内には返事は出していたのだが)、”お返事を頂いておりません”と言って、再度、メールを送ってくる。
しかも、手紙の内容が、オークションの解説文と同じで文法的におかしかったりする。一体、どういう人なのかと思った。しかも、”受け取りに来られますか”とか、”来られるなら、母のコレクションがお見せできますよ”とか言ってくる。
まあ、受け取りに行けるかどうか判らなかったので、送料を払って送ってもらうことにし、ちょっと経ってから、ふらっとお店に行ってみた。
 お店は、地下鉄有楽町線護国寺から歩いて5分程のビルの1階の小さなお店だった。
珍しいプーグッズが、お店の外にはみ出さんばかりにたくさん並べてあり、お店の中のクラシックな飾り棚(曲線的なデザインの、木作りの、普通の家で使うような)に、私の目当てのマイセンが置いてあった。マイセン以外に、ヘレンドやウェッジウッドもあるようだった。
マイセンは、殆ど全てデミタスだった。話の通り、オーナーさん(女性)のお母さんが、30年前にドイツで買い集めたものだそうだった。
何でも、お父様がジュース工場を経営されていて、昔はリッチだったそうだ。その頃にドイツに行ったときの収集品だということだった。
その後、いろいろな事情でどうも手元不如意になられ、ある事情でお金が入用なので、お母さんの代わりにネットでマイセンを放出しているとのことだった。”定価より安くしか売れない、マイセンは難しい”と言っていたが、まあ、ネットオークションでこう言うものを定価で買う人はいないだろう。そこんところ気付いてないようなのが一寸おかしかった。
 この人は他にも、叔父さんが集めていた膨大なミニカー(モデルカーというのか)のコレクションも、ネットで販売しているとの事だった。
何でも、叔父さんもお金持ちのコレクターで、姪っ子の為に支援のような形でコレクションを任せているのだそうだった(だったと思う)。
 また、この人は、日大文学部の中国語学科卒だそうで、この学部はつい先日、電波少年の”どこでもいいから一直線”(大学生になりたかったお笑い芸人に受験をさせ、大学生にしようという企画)の坂本ちゃんが受かったところだということだった。”誰でも入れるんですよ”と言っていたが、話ぶりなども、ちょっとそうかなと思わせる、ぽーっとした感じの人だった。(ただし、商才はあるようだった。プーグッズの仕入れも、結構見事だったし、webでも売っているし。)
 マイセンは、4色のドラゴンのデミタスや、一般に”柿右衛門柄”と呼ばれる東洋風の、伊万里を模したもの、それと、これも伊万里の模写だが、竹虎と呼ばれるもの、それに、スワンと呼ばれる、白地に白鳥のレリーフが、皿にもカップにも大きく、絵画のように施してあり、取っ手が紫がかった青の、前衛的なデザインの魚の形をしており、カップの縁も青や小花で飾られているカップもあった。
 正直言ってどれも欲しかったが、このオーナーさんの事情を聞くと、買い叩く訳にも行かず、かといって定価で買えないので、その時はすごすごと引き返してきた。
後日、4色のマイセンドラゴンのデミタスを、この人は揃いで出品した。幸い、終了時間が、家にいられる時間だったので、直前に入札して、それでも他の入札者と過激なバトルをして、このセットを勝ち取った。(結構高かった。まあ、定価よりは安いが、安売り店でも、ひょっとしたら売っているレベルかもしれない。)
このマイセンドラゴンを落としたことが、私のドラゴンコレクションのきっかけになったような気がする。
 あと、この人のお母さんも相当面白い人のようで、マイセンのアラビアンナイトのセットを持っていたのを、”珍しくもないものだから”というので、人にあげてしまったそうだ。”あれの方が高く売れるのに”とオーナーさんは嘆いていた。まあ、アラビアンナイトは売りにくいだろうとは思うが、それでもやはり勿体無いだろうなとも思う。

2)18世紀マイセンを安く出していた骨董屋さん
 ある時(結構最近だが)、18世紀のマイセン(その時代特有の赤紫色で、柄は簡単なもの)を、市価の1割位のスタート価格で出していた業者さんがあった。解説には、”絵付けの出来が悪いので、真正のマイセンと言いたくありません。ですから、安く出します。一般には、真正のマイセンとして、10万以上の値で取引されるものです。”とあった。
 私も、興味があったので入札してみた。解説のせいか、作品の出来のせいか、そんなに高値にはならなかったが、終了時間に家にいられなかったため、落札できなかった(他の人が、私の最高値より1入札単位だけ高い値段で落札した)。
 惜しかったなぁ、まあでも、あの値段はちょっと痛かったし、と思っていたら、しばらく経った頃に売主さんから連絡が。”あのマイセンとほぼ同じものを、もう一つ持っています。よろしければ、どうですか”と、写真付きメールが来て、市価の2割位の価格を提示された。
いろいろ交渉(大きな写真を見せて貰ったりとか、いろいろ質問したりとか)して、結局購入した。スタート価格よりは高かったが、オークションの落札価格よりは随分安かった。
 メールをやりとりしたところ、売主さんは、マイセン好きが嵩じて骨董商を始められたようで、この品は、商売を始める前に趣味で購入したとのことだった。ドイツでだが、かなりの値段でだ。
オークションに”真正ではないかもしれない”として出したのは、宣伝の為で、本人も本物だと思っているとの事だった。18世紀頃の、英国の軟質磁器などの量産品が大量に入って来て、マイセンの経営が危なくなってきた時期の品で、量産品なのだということだった。
(多分、マルコリーニ期の少し前だろう。)
 この骨董屋さんは、webの店も持っていて、また、実際の店舗も持っておられるようだった。webのお店の品は、なかなか見事なもので、一度お店の方にも行ってみたいと思っている。
(お店は、東急田園都市線の二子玉川駅の近くにある。近々、リンクに加える積りだ。)

 7)戦利品一覧 (準備中)

 

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