リモージュ アビランド カップ 1920-30年
こちらは、日本の骨董店で購入。アビランドとは、フランス、リモージュの窯の中では有名な窯です。(フランス料理の重鎮であった、辻静雄さんの本にも、好みのブランドとして良く出てきます。現代物のカップの頁でもご紹介すると思います。)
ピンク色のヒナギクが、グレーの巧みで、かすかな加筆でより引き立って、優しく上品に描かれてます。金彩も(ハンドルのところは少し剥げがありますけど)、きれいです。金彩の置き方も、変わっていますが、センスがあってとてもきれい。白磁も、真っ白できれい。まるで、日本画のようです。
グレーと濃い目のピンクの加筆の部分以外は、プリントですが、薄めの彩色の、とても繊細な絵付けで、本当にお気に入りです。
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