2001年1月2日(火・祝)
・Happy New Century !!
あけましておめでとうございます。
新世紀だそうで、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。 (って、誰に言ってんだ、誰も聞いていないのじゃないか? >私 ) 暮れの31日に、最近一寸多忙なのでそれまで全く出来なかった大掃除や洗濯、年賀状書きをどどどっとこなし、いつになく勤勉な大晦日を過ごしました。しかし、慣れないことはするものではない、新年早々(というか大晦日の夜から)、風邪を引いてお休み状態です。
年末に偶然手に入れた、古伊万里の覗き猪口という(懐石のお膳で、合わせ酢などを入れる、普通の猪口より小さい猪口)のを手に入れた(むろん赤絵)ので、それもupしたいと思っているんですが、出来るかなあ。 ついでに、他の近況など。
お次はまたアニメ系の話。
・・・相当なもんだね。これに、上に書いたテレカが加わるかも、というところ。
この正月は、風邪なので家族で行く初詣にも行かず、文字どおり食っちゃ寝、食っちゃ寝。まあ、この辺は毎年のことなんですが。ペースがいまいち。
あと、この季節の恒例として、デパートなどで福袋を売っている。普通の福袋には興味が無いけれど、行きつけの陶磁器のアウトレットショップの福袋(というか、福セット)には心惹かれるものがある。2500円のピーターラビットのから始まって、1万円の袋とか、上は200万円のセットまで。手の届く値段のを買ってみたいという誘惑に駆られる。まあ、所詮、福袋は中身の指定が出来ないから、価格の上ではお徳でも、無駄が多いだろうから、私の性分では買わないだろうけど。
いい1年になりますように! |
12月17日(日)
・ナチュラルチーズ
乳製品、特にチーズが好きだ。
子供の頃からそうだった。特にチーズ。昔はプロセスチーズ、今はナチュラルチーズも。 牛乳は良く飲むし、バターは、トーストにべたべたつけるので、バターを食べているんだかパンを食べているんだか判らないほどだ(肥満の元なんだけど)。 ヨーグルトも好き。乳製品の類は、珍しいものがあるととりあえず試してみたくなる。そして大抵気に入る。紅茶も普段はミルクティ。チャイとかも好きだ。 今でも、プロセスチーズは好きだし、チーズ味の料理は全般に好きだ。とろけるチーズ(スライス)を使ったチーズトースト(私の場合、スライスチーズを2枚乗せる)は、最近の休日の朝の定番である。 ナチュラルチーズは、カマンベールから始めたと思う。今はグルメとかチーズのブームだから、情報は豊富だ。青かびチーズだとか、パルメザン(本物の塊の)とか、ゴーダとかチェダーとか、まあいろいろあるし、いろいろ食べた。 私は結構、同じ物に執着してしばらく凝りつづける(一種のマイブーム)癖がある。 チーズに関しては、初めはカマンベールにそうやって凝っていたが、間を置いて次にウオッシュチーズに凝った。少し前(というか今も)は、ブリヤ・サヴァランという、いかにもという名前の(注:フランスの有名な(かなり昔の)食通の名前と同じ)非熟成のチーズ(脂肪分75%!)に凝っていた。カッテージチーズとクリームチーズの合いの子みたいな感じで、ちょっと酸味があって、クリームチーズほどべたつかない。カッテージチーズに似た軽さもある。でも、脂肪分の値からして、肥満の元である。おそらくクリームチーズよりカロリーは高いだろう。 一番最近は、モッツァレラチーズ(もちろん本物のナチュラルチーズの)に凝っている。 乳清と思しき液に漬かった状態で売っている、白くて丸い塊だ。癖もないし、油臭くもない。脂肪分もあまりないだろう。独特の弾力があって、味はほとんどないような感じだが、独特のほのかな味がして、あっさりしていい。 何かで、以前海外に赴任して、お豆腐が食べられなくて不満だった人が、代わりにモッツァレラチーズを食べていたという話も読んだ。そのくらい、癖がない。 ひところ、ウオッシュチーズに凝っていたが、これはモッツァレラと逆で、癖の塊だ。その癖が好きでしばらくはよく食べていたが、あまり癖のあるのはたくさん食べられなくて、あまり好きではなくなってしまった。これは、嗜好が少し変わったせいもあるかもしれない。癖が鼻につくようになってしまった。 ヤギのチーズとか、青かびチーズとかも、癖がありすぎてあまり(凝るほどには)好きではない。 また、これも最近、ワインやシャンパンの小ビンを、気の向いた時に(勿論夜、いろいろな面で余裕のある時だけど)開けて一人で飲むようになった。その時の肴に、上に書いたようなチーズはうってつけなのだ。 ただ一つ、難点は、こういうナチュラルチーズは高いのだ。特に、モッツァレラチーズは、あっさり食べられるので、長持ちしない。他の、癖があったり脂が強いチーズは、ちびりちびりという感じで長持ちするのだが。それに加えて、1個500円くらいする。不経済でたまらない。
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11月23日(木、祝)
・シラノ・ザ・ミュージカルと市村正親さん
市村正親さんという、俳優さんが好きだ。劇団四季出身の、ミュージカルも普通の芝居もこなす、素敵な俳優さんだ。背は低いが、独特の癖のある、素敵な声をしている。演技力も、抜群だ。少しひねくれた役どころをよく演じている。蜘蛛女のキスの、名前は忘れたがオカマさん(って言っていいのかなあ)の役とか。”回転木馬”の不良、と言うかやくざ者の役とか。他に、クリスマス・キャロルの一人芝居とかも見に行ったことがある。あと、TVの、”古畑任三郎”(田村正和が主役の推理もの)にも(ゲストと言うか、回代わりの、著名な役者が演じる犯人役として)出ていた。
初めてこの人の声を聞いたのは劇団四季の「オペラ座の怪人」のCDでである。(自己紹介頁にも書いたが、私は劇団四季が好きで、よく見に行っている。)市村さんは、怪人の役をやっていた。 これがまた、抜群なのだ。劇団四季の(四季の会の)会員になって初めて見た、実際の舞台で他の役者さん(山口祐一郎さんだったけど)が怪人を演じている舞台の歌とは比べものにならないほど素敵だった。おそらく、そのCDは、ベストキャストなのだと思う。ただ、私が関東で就職して四季を見出した頃には、市村さんは四季を辞めていた。 で、何がいいたいのかというと、今度、市村さんが、シラノ・ド・ベルジュラックのミュージカル化されたものであるシラノ・ザ・ミュージカルに出るのだが、シラノ役の市村さんの相手役が、西田ひかるなのだ。 私はシラノを市村さんが演じるというだけで、即断即決してチケットを買ってしまったが、相手役が西田ひかるだったので、買った後で迷いが生じている。 ご存知の方もいると思うが、シラノ・ド・ベルジュラックは、豊かな人間性と表現力には恵まれたが、容貌の芳しくない(でかい鼻の)シラノという男の、切ない恋の話だ。彼はロクサーヌという美しいいとこに恋をするが、彼女が愛するのは、ハンサムだがはっきり言って頭の悪い男(名前忘れた)である。恋文書けない。恋を語れない。善良ではあるが。シラノは、その男に、ロクサーヌへの恋文の代筆を頼まれる。他にもいろいろと頼まれ、橋渡しをしてしまう。だが、結婚式の直前に男は死に、ロクサーヌは尼僧院へ。その後もシラノは彼女を訪ねるが、ひょんなことから恋文の代筆をしていたのがシラノだと判ってしまう。それと相前後してしシラノは事故か何かで死を迎えるが、死の直前に彼女は彼のもとにかけつけ、死にゆくシラノに、自分が本当に愛していたのはあなただったのだと告げる、という、大体そんなストーリーである。 この場合、ロクサーヌの役は結構大事だということは判っていただけるかと思う。だが、西田ひかるじゃねえ、という感じなのだ。まあ、彼女も元気で健康な美人、というイメージはあるかもしれないけれど。まあいいか。でもねえ。 四季、といえば、市村さんと同じようにちょっと癖のある感じの(だが背が高い)芝清道という人がいる。この人は今も四季で活躍している。この人もお気に入りだ。自己紹介にも書いたが、この人の追っかけ(って程でもないけど)をやって、福岡まで舞台を見に行ったことがある。ジーザス・クライスト・スーパースターのユダの役だ。くねくねっとして、中性的な感じで、抜群である。 多少、決まりすぎて面白みがない傾向はあるが。 他にも、キャッツのラムタムタガー(これは大したことないけど)や、エビータのチェ・ゲバラとかがある。チェの役も素敵だ。 四季については、いろいろ書きたくなるので、後日に回そう。きりがないから。 |
・遠藤周作とキリスト教
なんだか、言わずもがなと言う題になってしまったけど。それと、抹香臭い話になってしまいそうだけど。別に、氏とキリスト教の関わりを、縷縷述べようなどと言う愚は、するつもりはないけれど。
昔から、遠藤周作さんの作品(のごく一部)は好きだ。キリスト教関連の作品の、短いもの。 高校、予備校、大学の頃に読んで興味を持ち、大学時代は”聖書研究会”なるサークル(?)に入ったりもした。考えが足りないと言うか、まともに、”聖書について研究するサークル”だと思って入ったが、案の定、クリスチャンの集まりで、教会に誘われ、一時通っていた。 キリスト教に惹かれた原因は、自分の自信のなさにあるのだろう。いつも、人からどうもはずれ気味で、それを気にしていた。それは、今でも変わらない。自分を許容してくれるもの(存在)が欲しかったのだと思う。だから、遠藤周作の書く、許容性(というのか)の強いキリスト教の像に惹かれて通った、と言う訳だ。 無論、宗教と言うのは、人間の(善い)思考のエッセンスだから、その宗教を信じていない者でも共鳴する部分は多いが、その本質は、その教義、信仰の対象を信じるか否か(信じること)である。だから、私の教会通いは大学時代に中断したし、入信もしなかった。 だが、幼稚園がキリスト教系だったり、小学校時代にもキリスト教のエッセンスが入ったようなファンタジー(ナルニア国物語)を愛読していたこともあってか、キリスト教の教義や聖書の内容、種種の賛美歌や詩句に共鳴する所は多い。西欧文明(文化)を理解するには、キリスト教の理解が必須だから、ということもあり、この方面にも興味があるので、キリス ト教には親しみがある。 最近、一寸思い出されるのは、教会でよく唱えられる、キリスト教の祈祷句の中の一節である。確か、「主の祈り」というののだったと思う。 これは、4節から成るが、その3節目はこうである。 ”我らに負い目あるもの我ら許せば 我らの罪をも赦したまえ” これは、三原順の「はみだしっこ」で取り上げられていたから、これを読んでいる方は憶えているかもしれない。4人の主人公の、極めて主要な一人、グレアムの、父の死にまつわる話に出てきた。というより主題になっていた。自己中心的で厳格な、高名なピアニストの父親が死を迎えるに当たってのエピソードで、この句が、否定的な意味で使われていた。 (父親が、グレアムが犯していない昔の罪(花瓶を割った犯人が誰かと言うこと)について、彼がやったと思い、この句が引き金で、赦して死にたいと希望するが、グレアムは最後まで認めない) エピソードの内容は一寸置くとして、この句は、好きだ。人のすることに腹が立った時、この句を思い出すと、我慢することが容易になる。自分だって、欠点の塊じゃないか。この人だって、いい人じゃないか。一寸見当たらないくらい。だから、ちょっとした欠点は我慢して大目に見よう、という気になる。まあ、これは、ほんとに尊敬できる一部の友達に対してしか使えないが。 本筋のキリスト教とは離れてしまうが、この句は、こう言う意味で好きだ。 |
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11月12日(日)
・華原朋美とAERA
私はAERAを毎週読んでいる。FOCUSと共に、通勤時の友である。
AERAの今週号に、華原朋美のことが載っていた。”破滅型で復活する女”だそうである。”一度はトップを極めたスターが、どん底からやりなおす姿が、世代を超えた女性の共感を呼んでいる”そうだ。 AERAは、毎週読んでいるせいか、私の好みにぴったり来る記事を載せてくれることが多い。しかも、結構、他で読めない、穿った視点からのものや、詳しい分析、バランスのとれた内容、という、得難いものがある(ような気がする)。電車の中でも、読んでいる人も多いし、結構な部数売れているのではと思う。 好みに合っているというのは、AERAを読むからその傾向が好みになったのか、それとも元々の好みがそうなのかというのは判断が分かれるが、多分後者が主だと思う。 そのAERAで、朋ちゃんのことを扱っていたのは、とてもうれしい。しかも、結構誉めていた。小室氏も、AERAの取材に答えて、コメントを寄せていた。 何よりも、彼女が、(元々そうだとは思っていたけれど)多くの人に、”小室氏の助力だけでスターになったのではない、それもあるが、彼女の魅力(人間性全部含めての)が主なのだ”と思われていたこと、また、”彼女の現在の姿の方が、以前、トップに立っていた時より好きだ”と思われていることが嬉しい。 私の場合は、小室氏に支援されてヒットチャートを走っていた頃の彼女も(いや、実はその方がむしろ)好きなような気がするのだが、これは個人の好みで、一般的に、常識的に(それと公平に見て)、現在の姿の方が好きだというのがまともだろう。 AERAの文面では、安室奈美恵や広末涼子と比べ、芸能評論家の某氏が、”彼女の破れかぶれぶりはすごい””堅実な人しか生き残れないような芸能界なんて寂しいじゃないか”と言っていたという論調で、彼女を評価していた。 AERA今週号('00.11.13号)は今日まで売っている。興味のある人は、お早めに買って、見てみて欲しい。 |
・りょう
りょうという女優さんがいる。
クールで知的な美人、という感じの人である。私は、結構好きである。 ミュウというカメラのCMとか、紅茶系の飲料のCM、IBM ThinkpadのCMとかに出ていた。それと、木曜10時(だっけ)のドラマに出ている。社長室秘書(7人位いる)の役だ。 去年春から夏にかけて、3ヶ月もののドラマ2本に出ていた。「ナオミ」と「女医」である。どちらも、女性3人をテーマにした(といっても、主役は、”ナオミ”が藤原紀香、”女医”が中谷美紀で、りょうは2番目に目立つという役どころだったが)一寸変わった設定のドラマだ。”双生児”(確か)とかいう映画で、本木雅弘(モッくん)と共演していたと思う。 何でか、というと、この2つのドラマで、彼女はどちらも白衣を着ていたのだ。”ナオミ”では、生物の教師(学園ものなので。藤原紀香は破天荒な家庭科教師)、”女医”では勿論医者である。(中国残留孤児の子で、脳外科医だった。主役の中谷美紀は心臓外科医。) 白衣を着ていてクールな美人なので、何となく、リツコさんに重ねてしまったのだ。 まあ、冷静に考えれば共通点には乏しいのだが、何となくイメージで。今も結構好きだ。 木曜のドラマも、この間やっと見てみた。結構、”いかにもドラマ”って感じでなく、完全に何というかコメディ路線だ。カリカチュアというか、劇画というか。なんて言うんだろう、ああいうのって。りょうさんが、結構7人の秘書の中で、大事な役をやっている。唐沢寿明演じる室長のいる某コピー機(?)メーカーの社長室の秘書室の秘書7人のうちの誰かが、使い込みをしている疑いが出て、反町隆志演じる調査役が、調査の為に(極秘で)配属されての騒動という筋書きだが、りょうは、完全に室長(女たらし)方についている。 室長を、自分の部屋だかホテルだかに招くシーンが、先週放映分だけで2度程あったが、部屋やベッドの周りが、真っ赤なバラで埋め尽くされているのだ(笑)。 2回目の時なんか、壁にも、バラの(写実的ではない、デザインされたという感じのだが)一面に真紅のバラが描いてあった。白い、陶器製のバスタブに、2人が入っていて、周り(何故か部屋ではなく、白い空間)一面に、お花畑のように真紅のバラがあったりとか。結構、変わった、面白いドラマだ。出来れば見続けようと思う。 私は、こういう変わったドラマが好きだから。私は、自分の職種がOLっぽくないので、OLの生活を描いたドラマっとかに、余り興味が持てないのだ。 ・・・りょうさんって、こういう、変わったドラマからのお誘いが多いのかな。 ”ナオミ”や”女医”も、一寸毛色が変わってたし。 何はともあれ、楽しみが増えた。近頃忙しいので、一寸そこんところが悩ましいが。 |
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11月5日(日)
・バカラのグラスその後
以前、バカラのグラスのことについてこの日記で少し書いた。これは、その後日談、というか、ドジの話である。
バカラのカプリのフルート型のシャンパングラスは、よく働いてくれている。嬉しいことがあったときなどに、シャンパンのミニ瓶(200ml)とかを一寸楽しんだりして、使う頻度は最近では一番だったかも。 でも、それゆえに悲劇(涙)が起こってしまった(笑)。 2〜3日前、夜、グラスを使って、翌々日に洗おうとした時。集めているグラスや陶磁器を洗うのには、スポンジも別にしているが、そのスポンジで洗い、乾かそうとしたときにそれは起こった。 細身のグラス一個なので、手抜きをしていつもの洗い物の干しカゴに入れたのが運のつき。ステンレスの目の粗いカゴゆえ、安定が悪いし、他の洗い物と同居させてしまったので、そういうのとかと共倒れしてしまった。 結果、カゴのステンレスの目が当たったところの縁の、2箇所にヒビ。えーん、えーん。 一箇所は一寸触ったら痛そうに欠けているが、もう一箇所は大丈夫そうだし、欠けが片側に寄っているので、一応取ってあるし、この先も多分使うだろうけど、惜しい惜しい。何てことしちゃったのだろう。 もう一個買うのは、勿体無いし、壊しちゃったグラスに申し訳無い。 −教訓: 上等なグラスや陶磁器は、気をつけて、最高級のお姫様扱いにしましょう。 干すときには、きれいなタオルを敷いて、その上に干そう。 決して、干しカゴにいれて、下賎な食器と同居させるべからず。 (まあ、2番目のは、いつもはやっているのですが。魔が差したというか、何というか。) |
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10月29日(日)
・中山星花
私はファンタジーが好きだ。SFとかも好きだが、あまり大作というようなものは読んでいない。アニメや映画で親しんでいる程度だ。
自己紹介項にも書いたが、トールキンの指輪物語とその前史であるシルマリルの物語、それとC.S.ルイスのナルニア国物語が好きだ。指輪とナルニアは、実は小学生の頃、親に買い与えられたものだ。(但し、指輪は中学になるまで読めなかった。) 漫画家さんで、トールキンが好きだと言っている人はちらほらいる。中山星花も、その一人だ。というより、影響を物凄く強く受けている。他に、山田ミネコも確かそうだったと思う。二人とも、ファンタジー系の作品をよく描く人だ。
中山星花の描く世界は、どろどろしたものとか、闇とか、人間の欲望とか、そういう要素も描かれていて、トールキンの世界とは完全には重ならないが、彼女なりの”エルフ”、輝かしい存在を作って、描いているのは偉いなと思う。描き方も、良い。まあ、主役の一人(ローゼリィという王女)の育ての親のエルフが、ルシアン・エルフェルムという、いかにもトールキンから取ってきましたという名前なのには、何か、いくら経っても慣れないし、読む度に失笑してしまいそうになる(むずむずする)が。
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・中央線
私は中央線沿線に住んでいる。総武線も通っている範囲内である。
中央線と言うのは、実によく止まる。困ってしまう。 先週木曜朝も、駅に行くと、中央線が止まっていた。”○窪駅で7時頃人身事故が発生した”んだそうだった。幸い、総武線は動いていたので、いつもより1本遅い電車だが、総武線で行くことにした。総武線は鈍行だが新○辺りで座れるし、通勤先が○葉原より向こうなので、早く出られたときは総武線に乗っている。快速も止まる駅なので、本当は、いつもの電車を逃したら、中央線(殆どが快速、総武線は鈍行)で行くことにしているのだが、中央線はいつ動くか判らないし、動いても、遅くなるかもしれないのでそうした。まあ、いつもより1本(7分位)遅れても、何とか会社には間に合うと思ったので、そうした。案の定、間に合った。 今日は良かったが、一度、栃木の会社の友人の家(新居)を皆で訪問した時に、中央線が止まってひどい目にあったことがある。新幹線の座席に集合だったのが、勿論乗り遅れ、おまけに訪問先の電話を確認していなかったので、遅れると言う連絡もつけられなかった。結局、宇都宮まで行って、訪問先の人との待ち合わせ場所で待ってたら、仲間のうちの親切な人が来てくれて、事無きを得た。 まあ、これは、訪問先の電話を確認していなかったのが根本的なミスなのだけれど。 でも、普通、電車なんて止まったりしないよね。自分のせいで遅れたのなら、しょうがないけれど、電車が止まるってのはあんまりだよな、という感じだ。 他にも、度々止まっている。中央線よ、止まらないで欲しい。 |
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10月16日(月)
・電波と雷波に出た人達
電波少年や雷波少年で活躍した人達を、このごろちらほらテレビで見る。とても、嬉しい。
真中瞳は、Focusで見た。ニュースステーションの金曜のスポーツキャスターをやってるそうだ。久米宏がめろめろだとか。他にも、日曜朝の6チャンネルの、東京ゲストテンとかいう番組で見かけたような気がする。 と思ったら、火曜夜9時からの「編集王」なるドラマに出演するのだそうだ。レギュラーの脇役で。 まあ、Focusとかの記事によれば、昔から芸能界に入りたかったらしいから、初志貫徹といったところなのだろう。ま、おめでとさんと言う感じだ。 なすびは、先日、サイコメトラー映二という番組の特番で、悪役をやっていた。悪役と言っても、数件の殺人事件の犯人という役どころだ。インテリなのに料理に執着を持ち、食品会社に就職したが、グルメ道に反するような製品を開発してノイローゼになって辞め、あるテレビのグルメ番組のチャンピオン達を殺害して回るという役だ。動機は、そのテレビは自分の勤めていた食品会社がスポンサーになっていて、そのチャンピオン達が、自分の開発した、ふりかけると調理後時間の経った料理も作りたてのような風味になる調味料を、自分の店で使うことを承諾したからだという(チャンピオンになる条件がそれなのである)。そう言う役である。 結構、不幸な天才という感じで、なかなかいい、というかキャラクターに合った役どころだ。 かと思うと、先日、NHK(教育だったと思うけど)に出ていた。NHKに出るとなったら、もうお墨付きを貰ったようなもの、かもしれない。何はともあれ、一発花火で終わらないのはめでたい。 でも、猿岩石も、NHKの朝の連ドラに出てて、そのうち見なくなっちゃったなあ。やっぱり、世の中、実力と言うことでしょうか。 そういえば、電波少年の旅行系の人達って、あんまりその後見ない。猿岩石然り、ドロンズ然りである。アフリカ・ヨーロッパ縦断の朋友(パンヤオ)も、チューヤンだけは活躍しているが、相棒の伊藤某という人は、どこかに消えてしまった。 チューヤンは、やっぱり香港で選ばれて来るだけはあると思う。実力派だ。”80日間世界一周”で、そのチューヤンに相棒を務めてもらった真中瞳も、やっぱり実力派なのだろう。 やっぱり、世の中、実力なのね・・・・ ”麺ロードの旅”の2人は、どうなるのだろう。まあ、彼らには、戻ってきたら麺作り、レストラン開店という ”技”が身についているだろうけど。 |
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10月9日(月、祝)
・Lush
Lush○祥寺店。 |
お店の中の様子。 |