最近初めて知ったのですが、古伊万里の分野(というか、江戸期の日本の陶磁器)では、私達が今猪口と一般に呼んでいる、自由な形のぐい飲みは、皆覗き猪口と言うようです。
古伊万里の本を調べて判ったのですが、猪口と呼ぶのは、丸っこい、一定の形をしたもの、そして、杯というのは、いわゆる、三三九度の時や正月のお屠蘇に使うような、ごく平べったい円錐形をして、同じ円錐形の、高い高台(というか糸底というか)があるものだけのようです。 覗き猪口というのは、本来は、”懐石の膳で、合わせ酢などの調味料を入れた、小型の猪口”であるらしいです。酒器として使ったかどうかは、調べたことが無い(というか、未だ知らない)ので判りません。 いずれにせよ、私の好きな赤絵のものがあり、小さくて、絵柄も結構自由なようなので、集めてみて面白いようです。 |
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