力の伴わざる正義は無力なり
正義の伴わざる力は暴力なり
 
   宗 道臣(そう どうしん)
Column

少林寺拳法の特徴
 
 拳禅一如
 力愛不二
 守主攻従
 不殺活人
 剛柔一体
 組手主体
 
道場での心得
 
 脚下照顧
 合掌礼
 作務
 服装
 態度
 言葉
 
修行の心得
 
 修行目的の確立
 修行の順序
 基本を学ぶ
 理を知る
 数をかける
 修行を片寄らせない
 体力に応じて修行する
 永続して行う
 
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2011/11/21
他武道から学ぶもの
 私は、暇な時に良く他武道のDVDを視聴する。教えや活動内容に然したる違いはないが、技術習得の取り組みには感心するところが多い。稀に洗脳されているような技を披露している団体も見受けられるが、これは駄目だ。どうも信じがたい。しかし本気で組手主体が実践されている団体はいいね。いい汗かいてるって感がある。やはり武道とは、心技一体であっても徒手格闘技としての技を忘れてはならないものである。和気藹々と楽しみながら練習するのもいいが、ややもすると気迫が欠如してしまう恐れがある。要するに馴れ合いだね。これでは意味がない。くれぐれも無意味な練習に陥らないように注意すべきですね。
 
 私が他武道に興味を持つ理由とは、練習の取り組み方は勿論だが、気づかない動きの発見があるからである。また技の構成も重要なポイントだ。誰でも自分がやっている武道が一番であることは確かだが、批判する前に少しは外に眼を向けては如何だろう。新たな発見があるかも知れない。但し映像としての面白さだけにとらわれての視点は、娯楽になるだけで何も生まれるものはないので注意しよう。
 

2012/4/28 筑波にて
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