力の伴わざる正義は無力なり
正義の伴わざる力は暴力なり
 
   宗 道臣(そう どうしん)
Column

少林寺拳法の特徴
 
 拳禅一如
 力愛不二
 守主攻従
 不殺活人
 剛柔一体
 組手主体
 
道場での心得
 
 脚下照顧
 合掌礼
 作務
 服装
 態度
 言葉
 
修行の心得
 
 修行目的の確立
 修行の順序
 基本を学ぶ
 理を知る
 数をかける
 修行を片寄らせない
 体力に応じて修行する
 永続して行う
 
| Back | Index | Next |

2012/03/24
道(どう)とは
 世の中には、教養的なものから武道に至るまで「道(どう)」と名の付くものが沢山あります。それはまた、枝分かれをして無数の組織を形成しているものと思われます。では一体「道(どう)」とは何を意味しているのでしょうか。
 例えば、それを信じる道や目的地にたどり着くための道が「道(どう)」であると考えた場合は如何ですか。きっと人が人として在るべき姿にも共通してくることでしょうね。
 
 ある人が何かを成そうとして教えの門を叩きました。しかし月日が流れても思うような成果が得られません。そんなときに「もうこれでいいや...どうせ忙しいし...いざとなったら止めればいいんだから」と考えたようです。果たしてこの人の人生は、満足したことに値するのでしょうか。人が人として生きていくことの修行(教え)には終わりがないのです。何事も可能性に向かって努力することが大切なのです。そもそも人間とは目的のために生きるのであって、生きるために生きているのではないということに気づくことが尊いのです。時に挫折しそうなときもあることでしょう。しかし自我を自己弁解してしまうようでは何事も前には進まないものです。気をつけましょう。
 
「道(どう)」
 
ある目的に達するまでに通らねばならない経路または方法。

2012/4/28 筑波にて
Home Profile ● 武道 Column Life Column Link Page 開祖語録 Collection