力の伴わざる正義は無力なり
正義の伴わざる力は暴力なり
 
   宗 道臣(そう どうしん)
Column

少林寺拳法の特徴
 
 拳禅一如
 力愛不二
 守主攻従
 不殺活人
 剛柔一体
 組手主体
 
道場での心得
 
 脚下照顧
 合掌礼
 作務
 服装
 態度
 言葉
 
修行の心得
 
 修行目的の確立
 修行の順序
 基本を学ぶ
 理を知る
 数をかける
 修行を片寄らせない
 体力に応じて修行する
 永続して行う
 
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2012/04/14
宗門の行とは
 「少林寺拳法とはなんですか?」と訊かれると、「宗門の行」と答える方がいますね。ではその「宗門の行とはなんでしょうか?」と問われると、果たして何と答えられますか。
 
(恥ずかしながら、以前の私は「お寺の修行」程度の理解しかありませんでした。)
 
なぜ人々は集うのでしょうか。
「あの人がいるから...楽しそうだし...人に勧められて...」というように様々な理由があることでしょう。しかし「つまらなそうだし...」では人は集まらないものです。これは勉強でもスポーツでも同じことですね。
 人は何かを成そうとする場合、まずは目的を定めて努力をします。またその道の先輩からも学びます。つまり、その向上心が良い結果につながる訳ですね。また共に学ぶ楽しさを覚えることは、より良い結果も生まれて来るものです。
 
 人間は、万物の霊長として地球上に存在しています。また様々な民族や言葉の違いもあります。しかし「真に平和を願わない人間はいない」でしょう。ただ価値観の相違が、それぞれの生き方や考え方を変えているのです。やはり人間には「欲」がある限り人間完成の行は遠い道のりなのですね。
 
「宗門の行」
 
人間としてあるべき姿のために、目的・目標を定めて正しく修行すること。(人格向上)

2012/4/28 筑波にて
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