力の伴わざる正義は無力なり
正義の伴わざる力は暴力なり
 
   宗 道臣(そう どうしん)
Column

少林寺拳法の特徴
 
 拳禅一如
 力愛不二
 守主攻従
 不殺活人
 剛柔一体
 組手主体
 
道場での心得
 
 脚下照顧
 合掌礼
 作務
 服装
 態度
 言葉
 
修行の心得
 
 修行目的の確立
 修行の順序
 基本を学ぶ
 理を知る
 数をかける
 修行を片寄らせない
 体力に応じて修行する
 永続して行う
 
| Back | Index | Next |

2012/09/01
大会出場選手選考について
 世界中を沸かせたロンドンオリンピックも終わりました。日本のメダル獲得数は過去最高のようです。また初のメダル獲得競技種目や、数十年ぶりにメダルを獲得した競技種目には感慨深いものがありました。しかしながら、お家芸である柔道競技が振るわなかったことだけは誠に残念な結果でしたね。こと柔道に関しては、外国人選手が強くなったのか日本人選手が弱くなったのかは計り知れませんが、プレッシャーに勝つことも運を味方につけることも実力の内です。しかしながら努力した上でのメダル獲得は、金メダル以外でも素晴らしい実績です。胸を張りましょう。
 
 さて、我ら少林寺拳法にも大会がある訳ですが、全国大会へと続く県大会の出場拳士の選手選考はどのように行われているのでしょうか。果たして地区大会上位入賞者がエントリーされるようになっていますか。希望すれば誰でも出られる県大会や、所属長に無理やり出場させられている県大会になってはいませんか。それでは意味がありませんね。「参加することに意義がある」を履き違えているように思えてしまいます。やはり地区大会で上位入賞を果たし、選手選考を経て県大会へつないで行くことが意義ある結果へと結びつくのだと思います。単に大所帯で盛大に開催することが、本物の名誉や感動に結びつく訳ではありません。そもそも開催時間が長すぎて、スタッフや遠方来場者のストレスになるばかりです。そろそろ少数精鋭の大会を目指しては如何でしょうか...ね

2012/4/28 筑波にて
Home Profile ● 武道 Column Life Column Link Page 開祖語録 Collection