世界中を沸かせたロンドンオリンピックも終わりました。日本のメダル獲得数は過去最高のようです。また初のメダル獲得競技種目や、数十年ぶりにメダルを獲得した競技種目には感慨深いものがありました。しかしながら、お家芸である柔道競技が振るわなかったことだけは誠に残念な結果でしたね。こと柔道に関しては、外国人選手が強くなったのか日本人選手が弱くなったのかは計り知れませんが、プレッシャーに勝つことも運を味方につけることも実力の内です。しかしながら努力した上でのメダル獲得は、金メダル以外でも素晴らしい実績です。胸を張りましょう。
さて、我ら少林寺拳法にも大会がある訳ですが、全国大会へと続く県大会の出場拳士の選手選考はどのように行われているのでしょうか。果たして地区大会上位入賞者がエントリーされるようになっていますか。希望すれば誰でも出られる県大会や、所属長に無理やり出場させられている県大会になってはいませんか。それでは意味がありませんね。「参加することに意義がある」を履き違えているように思えてしまいます。やはり地区大会で上位入賞を果たし、選手選考を経て県大会へつないで行くことが意義ある結果へと結びつくのだと思います。単に大所帯で盛大に開催することが、本物の名誉や感動に結びつく訳ではありません。そもそも開催時間が長すぎて、スタッフや遠方来場者のストレスになるばかりです。そろそろ少数精鋭の大会を目指しては如何でしょうか...ね。
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