目標を定めて挑戦することは素晴らしいことです。しかし継続させることは至難の業ですね。こと少林寺拳法に対しても同じことが言えます。俗に「継続は力なり」と言いますが、中々どうしてそれが一番難しいのです。例えば小学生から少林寺拳法を始めても、中学生になると殆どの子が止めてしまいますね。それで止める理由の問い掛けの中には、決まって「勉強及び部活動と少林寺拳法の両立が出来ません」という言葉があります。これは確かに指導者側にも反省すべき点は多少あるのかも知れませんが、しかし実のところは本人の問題に起因するところが大きいのではないのでしょうか。
親に連れられて、何が何だか分からないうちに始めた習い事。人間、人格が芽生えてくると欲も出ます。勿論やりたいことも見極めて来ることでしょう。これはある意味仕方のないことなのかも知れませんね。
「偽りの挫折」
ある人が自分との闘い(初志貫徹)に負け三日坊主で終わってしまいました。しかし恥ずかしさのあまり、続けられなかったことに対して終始言い訳をしていました。
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