日々の技術修練に一言物申す。
「基本法形のみの練習だけではいけませんぞ。」
日頃の練習過程を見ていると、すべて科目表の基本法形だけに没頭しているのではありませんか。自由学習でも復習が中心のようです。特に連反攻については、殆どの拳士が同じパターンを寸分違わずに実践していますね。この現実をどう思いますか。
暴漢者は、どのような攻撃を仕掛けてくるのか分かりません。
だから基本法形からの応用を学ぶ必要があるのです。技は掛からなければ変化させるのは当然ですね。
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「足技応用例」
@掬い受けや挟み受けで捉えた足を、前方に突き放さずに後ろに引き倒してみよう。または軸足を刈り(払い)倒してみる。
A左手で掬い受けした場合、右手で相手の右肩を掴んで右足による膝蹴りは特に有効。それから膝蹴りをした右足で相手の軸足を払い倒してみよう。
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