少林寺拳法の技術とは、護身の技術であり戦うことを目的にしているのではない。しかしながら護身術である限り負ける訳にもいかないのである。では運用法について考えてみよう。
【私の実践法(1〜6)】
1.接近戦での上げ鈎突き・横鈎突き・下げ鈎突きの訓練
2.接近戦での上げ肘打ち・横肘打ち・下げ肘打ちの訓練
3.接近戦での膝蹴りの訓練
4.各種半月受けの訓練
@突きに対する半月受けからの剛柔一体の反撃
A蹴りに対する掬い受け・逆さ半月受けからの反撃
(突き・蹴り・軸足蹴り・投げ・倒し)
5.反撃の基本は、相手と同じ攻撃用器を出さない。
(突きに対しては蹴り、蹴りに対しては突きの反撃)
6.打撃訓練は必ずやる。
(サンドバッグ、ビックミット、胴の使用)
7.経験豊かな指導者から的確な指導を受ける。
(突き方・蹴り方・体重の移動方法を学ぶ)
とまぁ以上のようなことだが、「1〜6番までは絶対にやりましょう」としか言いようがない。しかし問題は7番である。これを見極めるのは難しい。簡単に言えば、「出来ない,やらない(口頭指導のみ),掛けさせない,自慢話ばかりをする指導者」は避けろということだね。また幹部拳士に任せてばかりで、練習に来ない指導者等は論外である。さっさと身の振り方を考えた方が良い。要するに一生懸命な指導者から学べということです。
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