力の伴わざる正義は無力なり
正義の伴わざる力は暴力なり
 
   宗 道臣(そう どうしん)
Column

少林寺拳法の特徴
 
 拳禅一如
 力愛不二
 守主攻従
 不殺活人
 剛柔一体
 組手主体
 
道場での心得
 
 脚下照顧
 合掌礼
 作務
 服装
 態度
 言葉
 
修行の心得
 
 修行目的の確立
 修行の順序
 基本を学ぶ
 理を知る
 数をかける
 修行を片寄らせない
 体力に応じて修行する
 永続して行う
 
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2010/06/22
運用法上達の近道
 少林寺拳法の技術とは、護身の技術であり戦うことを目的にしているのではない。しかしながら護身術である限り負ける訳にもいかないのである。では運用法について考えてみよう。
 
【私の実践法(1〜6)】
1.接近戦での上げ鈎突き・横鈎突き・下げ鈎突きの訓練
2.接近戦での上げ肘打ち・横肘打ち・下げ肘打ちの訓練
3.接近戦での膝蹴りの訓練
4.各種半月受けの訓練
  @突きに対する半月受けからの剛柔一体の反撃
  A蹴りに対する掬い受け・逆さ半月受けからの反撃
   (突き・蹴り・軸足蹴り・投げ・倒し)
5.反撃の基本は、相手と同じ攻撃用器を出さない。
   (突きに対しては蹴り、蹴りに対しては突きの反撃)
6.打撃訓練は必ずやる。
   (サンドバッグ、ビックミット、胴の使用)
7.経験豊かな指導者から的確な指導を受ける。
   (突き方・蹴り方・体重の移動方法を学ぶ)
 
とまぁ以上のようなことだが、「1〜6番までは絶対にやりましょう」としか言いようがない。しかし問題は7番である。これを見極めるのは難しい。簡単に言えば、「出来ない,やらない(口頭指導のみ),掛けさせない,自慢話ばかりをする指導者」は避けろということだね。また幹部拳士に任せてばかりで、練習に来ない指導者等は論外である。さっさと身の振り方を考えた方が良い。要するに一生懸命な指導者から学べということです。

2012/4/28 筑波にて
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