コンテ3
2024/4/28
徳島の鉱山跡
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東山鉱山
東山鉱山
場  所  美郷村
鉱  種  キースラーガー
稼働期間 江戸時代〜昭和17年
鉱業権者 高越鉱業
備  考  ひがしやま
       別名(太郎銅山)、美郷村役場より

1.ズリ頂上の索道跡
   

2.ズリから見下ろす
   

3.林の中の施設跡
    

4.東山鉱山稼働時の写真(昭和17年)
   

5.西側の坑道跡
   


 阿波の五大銅山の筆頭(高越は除く)で、別名「太郎銅山」とも呼ばれていた。神山と美郷の境界付近の峠を美郷側に下りていった辺りになる。旧の地名は菅草(すげくさ)。鉱山そのものが集落となり、周囲を山に囲まれた小さな盆地が人で賑わっていたという。
 国道から分かれ道のダートを500m進むと巨大なズリ山が現れる。徳島県下最大の規模を誇るが、キースラーガーなどの鉱石はほとんど残っていない。紅簾片岩や藍閃片岩など変成岩からなる脈石ばかりが目立つ。北側の小さなズリで黄銅鉱や磁鉄鉱を採集できた。西の坑道はかつての東山温泉の泉源であった。

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