コンテ5
2016/03/03
愛媛の鉱山跡
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白岩鉱山
場  所  波方町馬刀潟(まてがた)
鉱  種  ウラン
稼働期間 昭和20年〜33年
鉱業権者 東京芝浦電気
備  考  地権者及び現場監督者は森木弥吾右衛門
       放射性鉱物(波方石)の発見は大正5年  

1.選鉱していた砂浜           2.鉱山跡の説明看板
 

3.水没した竪坑              4.竪坑の奥のズリ
 

5.坑口上部の換気口           6.灰色の石英とピンクの長石
 

7.馬刀潟の集落             8.ペグマタイトの露頭
 

9.ざくろ石の産地            10.森山ペグマタイト
 

11.干潮時の石だらけの浜      12.波打ち際の赤い石英
 

 砂浜前の駐車場までは今治ICより車で15分。その後、海岸線に沿って500m歩くと説明看板が立っており、その奥の水溜まりが竪坑である。多少のズリが残っているが特に採集できる物はなかった。稼働時には、変種ジルコン(波方石)・フェルグソン石・褐簾石・トロゴム石・イットロくさび石などを産出した。なお、内陸部には同様のペグマタイトが点在している。
 鉱区には地権者に許可をもらってから入ること。地元の方に問い詰められて通報されることもある。遊歩道については問題ない。また、ガイガーカウンターによる放射線量は鉱区内の地表で3〜4倍、坑口で6〜10倍であった。おそらく坑道内は数十倍以上になると思われるので、崩落の恐れもあることから絶対に立ち入ってはならない。

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