地元の人に従って行動しよう!
「あわ〜スタイル」「いしにっき」「気ままに訪問記」もご覧ください。
1.アンチモンの里 2.市ノ川小中学校跡の石碑 3.千荷坑へ続く山道 4.千荷坑前の渓流 5.市ノ川谷の上流に旭日坑 6.山中に残る小さな坑口(2010年) 7.崩れている坑口の内部 8.市ノ川礫岩の岩脈 9.川原に降りて鉱石を探す(2014年) 当時は世界有数のアンチモン鉱山で、メートル近い剣のような巨大結晶を産出したことで知られている。輝安鉱(硫化アンチモン)という鉱石を掘り出し、活字金や砲弾の威力を高めるために使われた。川原やズリから輝安鉱の細い銀色結晶や米水晶などが見つかる。また、水晶の晶洞内に含まれる物もある。他に黄鉄鉱・ベルチェ鉱やレアな毛鉱・安四面銅鉱など。市ノ川礫岩というレキ岩に鉱脈が含まれている。 2015年に行ったとき、坑口に近づけないように柵が設置されていた。一方で、川に下りやすいように小さな階段が造られていた。川原にはレキ岩の露頭が見られるが、アンチモンは含まれていないようである。谷川の上流にはいくつか坑口があって、そこから流れてきたのかもしれない。また、2004年まで橋が架かっていた対岸には事務所跡があり、今は草や灌木ですっかり覆われてしまっている。足下にいくつか鉱石が落ちていたが、土にまみれてわかりにくかった。 かなり前に地元の方に教わって山道に沿って歩き、坑道やズリを探したがわからなかった。たまたま足元に転がっていた石を割ると銀色の部分が見えた。 先日、高校からの依頼でこの場所を教えて上げた。後日、御礼メールが届いた。無事に行けたらしい。輝安鉱は余り採れなかったが、初めての場所を充分楽しんだそうで、こちらとしても役に立ててうれしかった。 |
このコンテンツの問い合わせは下のメアドへ。
fe26-co27-ni28-cu29-zn30@ymail.plala.or.jp
情報を知りたい人は、名前・住所・TEL・所属団体およびきちんとした理由を明記すること。
「あわ〜ストーン」はこちら。◎を@に蛙。 |