コンテ1
2016/1/30
鉱物の産地
地元の人に従って行動しよう! たくさん石採りを楽しんで下さいね。
あわ〜スタイル」「いしにっき」「気ままに訪問記」などもご覧ください。
五良津川又(愛媛県新居浜市)
五良津川又(新居浜市関川)
 五良津川又(いらづこうまた)は東赤石山北麓の直下にある谷川で、関川の源流になる。剥がれてからあまり流されていないため角がゴツゴツした石や巨岩が目立つ。関川下流域と比べて見られる鉱物種やその量は少ないが、結晶が大型且つシャープで摩耗しておらず新鮮である。金紅石のV字双晶や結晶の長い透緑閃石などが有名。特に後者は鉱脈が走っているので、もし欠片を見つけたらその上流を丹念に探すと良いだろう。
 車の進入禁止の立札があるが徒歩なら可能。現場まで徒歩80分くらいかかる。また、間違って車で林道を進んでも、道の真ん中に石材が置かれて塞がれている。それでも夏季には訪問者が多く至るところ割り跡だらけになる。健脚であればここまで来ても面白いだろう。
 販売目的の者が増えたのが気になるが、石好きをいつまでも楽しませてくれる場所であって欲しい。

1.林道入口の中島公園駐車場      2.杉林の中を4kmほど歩く
 

3.赤石鉱山の事務所跡           4.赤石方面と柾木滝との分岐点
 

5.砂防ダム下流の川原



 2005年には分岐点の看板までタクシー利用できたが、今日では徒歩かバイクしか通れない。また、看板より上流は徒歩のみとなり、赤石鉱山跡や山頂まで3〜4時間程度である。冬季は積雪が多く12〜2月は避けた方が無難。また、3〜4月は雪解け水が多く採集が困難。
 余談であるが、赤石山山頂よりやや西の峰にはクロム透輝石を含む菫泥石が散乱している。きれいな結晶ばかりであり、山頂まで行ける体力があれば誰でも拾うことができる。本当かどうかは愛媛閃石目当てに登ったマニアたちが知っている。
 なお、画像左の彼は今はとてもユニークなイラストレーターとして活躍している。



| Prev | Index | Next |

戻る

このコンテンツの問い合わせは下のメアドへ。
fe26-co27-ni28-cu29-zn30@ymail.plala.or.jp
情報を知りたい人は、名前・住所・TEL・所属団体およびきちんとした理由を明記すること。
 

「あわ〜ストーン」はこちら。◎を@に蛙。