コンテ8
2016/9/10
気になる場所
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三崎精錬所(愛媛県伊方町)
 佐田岬半島の中間辺り、三崎港から南下した海岸線に残っている。看板がある急カーブに駐車して、そこから徒歩20分くらい。案内板が次々立っているので迷わないが、道が細くて危ない。1900年(明治33年)に設置され、鉱石を焼いて銅を取り出していた。佐多岬には小規模な銅山が数多くあり、それらから鉱石を買い上げていたようである。しかし、煙害がひどかったため地元民とトラブルを起こし、わずか8年で稼働を停止した。
 細道にはミカン畑のモノレールが残っていた。それらを踏み越えて進むと、海岸線へと降りる急坂が見えてくる。その下に、石垣を組んだ焼き釜や貯鉱所、事務所跡などがあった。釜は数段に渡って設けられ、通路や排水溝もあった。石が並んだ道に沿って進むと海岸に出る。小さな砂浜には丸いカラミ(鉱滓)がたくさん転がっていた。産業遺産の1つで国登録有形文化財である。

1.海沿いの細道を慎重に歩く     2.ここから石段を降りて行く
 

3.斜面を平らにならした広場    4.朽ちかけた焼き釜が多数並んでいる
 

5.貯鉱所か何かの施設跡      6.分銅や機械が放置されている
 

7.海岸へ通じる石を敷設した道    8.佐田岬の突端が見える砂浜
 

9.廃棄された半球形の鉱滓     10.内部は黒くて錆びていた
 


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