あわ〜ストーンU

あわ〜スタイル

 家族や友人、気の合う仲間たちと楽しんだり、学校の授業やクラブ活動、大学の学術研究などの一助になれば幸いです。
これらに関する質問は僕ではわからないので、次のメアドで受け付けてます。ただし、本名・住所・TELと正当な理由なき場合返事しません。
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気ままに訪問記」などもご覧ください。また、画像の公開理由については「いしにっき」の「コンテを書くにあたって」を読んで下さい。
1.産地を調べる  ・・ちょっとバグってるな・・
 石採りしたくてもどこで何が採れるのかわからなければどうしようもないです。そこで、まずはその情報収集から始めます。
 
(1)書籍から調べる
 最近は鉱物や化石の産地を掲載してる本がたくさん出てます。でもデリケートな部分あるので詳しいことを省いてたりします。
 むしろ昔の本なら詳しく載ってたりします。本屋へ行くよりも図書館とかを利用する方がベター。
 鉱物とか化石とかをキーワードに検索して、片っ端から探してみるとよいでしょう。初心者はまずここから。
 
(2)論文から調べる
 ネット検索すると、大学などに過去の論文が多数保存されてます。
 その中からこれぞ・・と思うものを引き出して閲覧すると、思いもよらない貴重な情報がヒットすることあります。
 団体によっては会員にならないとIDくれない団体もあります。つながりのある人がいれば調べやすいです。上級者向き。
 
(3)博物館などの研究機関に尋ねる
 地学関係の学芸員ならある程度知ってます。特に地元のことについては一般人より詳しいはずです。
 その地域ごとに同様の施設があれば訪れてみるとよいでしょう。ただし、産地保護の観点から必ず教えてくれるとは限りません。
 
(4)ブログやサイトを調べる
 石に関するコンテを含むものを検索して探します。
 公開してる情報だけでも充分わかる場所あるし、地図を見ながらポイントを絞るのも面白いです。
 管理人にメールして尋ねる方法もありますが、断られたり返事がないことあります。
 でもよくあることなのでいちいち目くじら立てないこと。
 
(5)地元へ行って汗水垂らして探す
 石採りの王道はやはり地元へ直接行って、地元の人から情報を得て探すことです。
 時間も金もかかるし、手間暇かけても結局見つからないこともあります。
 でも何度かチャレンジしてついに見つけたときは感無量でした。誰も知らない産地情報を持ってるのは気分いいですよ。
 
(補足)
 お手軽に他人の力をあてにしても大したことはわからないでしょう。
 尋ねた相手の善し悪しで入手できる情報に差が付いてしまうこともあるし、拒否されたら機嫌が悪くなる人にはお勧めしません。
 まずは(1)や(3)から行うべきかな・・と思います。
 地元の石の会などの団体に尋ねるという方法もあります。
 しかし、今までに接してきた団体はどこも愛想なく自分たちだけで産地情報を独占しようとしてるような印象を受けました。
 僕たちとしてはあまりお勧めできません。

 なお、成人だけで行くのかそれとも子連れで行くのかも、場所を決める大事な要因です。
 特に後者なら移動距離が短くて危険でなくてそこそこ採集できそうな場所を考えるべきでしょう。
 また、成人ばかりであっても油断や過信は禁物です。無理のない場所を選定しましょう。

更新日時:
2015/5/17


2.事前の準備をする
 行き先が決まったら日程を決めましょう。誰かと行くなら待ち合わせの時刻・場所や荷物の分担も入念にチェックをします。
 
(1)行程を組む
 現地までどのルートを通るか、どれくらい時間をかけるか、地図を見ながら慎重に考えます。
 道路地図からできるだけ最短コースを設定し、現地周辺ではネット上の電子国土などを参考にします。
 山道が描かれてても今も通れるかわかりません。途中で駐車してそこから徒歩で移動することも考えに入れましょう。
 徒歩での移動時間は、山道の距離だけでなく勾配も計算に入れています。大雑把に言えば山道2kmで1時間です。
 現地での調査・採集時間は3時間くらいをみてます。
 
(2)天気予報のチェック
 当日だけでなくその数日前からみてます。
 雨が降ってしまうとヤマが濡れてしまって、移動や採集が困難になることもあるからです。
 急な増水や崖崩れによる通行止めなど考えられます。少なくとも4,5日くらい晴れが続いてれば何とかなると思います。
 
3)服装のチェック
 夏場は暑さ対策と害虫やヘビなどの対策が大事です。
 原則として長袖・長ズボンで、はき慣れた運動靴や帽子とか軍手を身につけます。
 また、長靴をはいたりタオルを頭に巻く人いました。汗をかきやすいので着替えのシャツも持参します。
 冬場は防寒対策を忘れずにしましょう。また寒くても意外と汗かくので、そのままでは風邪を引くため着替えが必要です。
 タオルや使い捨てカイロなど、いつでも取り出せるようにしときましょう。
 
(4)現地に持参する物をチェック
 両手が使えるように荷物を背負えるリュックなどが便利です。
(持っていく物) 
 ハンマー・タガネ・新聞紙・ビニール袋・ルーペ・磁石など
 タオル数枚・着替え(シャツ)・ティッシュ・カットバン・常備薬・折りたたみ傘・カイロなど
 携行食(甘い物を含む)・飲料(塩分補給できる物を含む)など
 
(5)車に残しておく物をチェック
 余分に持参した物を車にデポします。行きと帰りの道程が同じだったらその途中に置いてもよいでしょう。
 (デポする物)タオル・着替え・運動靴・飲料など必要と思う物

(補足)
 
 何度か出向けばそれなりに必要な物がわかってきます。
 僕の場合はいつ休日になるかわからないので、いつでも行けるよう用意してます。
 同行者に誰かの子どもがいるとき行動に無理をせず、タオルとか飲料など充分持って行きましょう。
 家から出て家に戻るまで大事です。

更新日時:
2015/5/17


3.石を採集する
 ついに石の産地にやって来ました。でも焦らずにルール・マナーや石の探し方などに注意しましょう。
 
(1)地元の人の言うことを聞く
 地元に着いたら誰でもよいので第一町人(村人)に場所を尋ねます。
 それで入ってはいけないと言われたら、そのまま諦めて別の場所へ行きましょう。強要したり悪口を言ったりしてはいけません。
 不法侵入や不法採集は犯罪行為です。
 一方で、親切ていねいに教えてくれたり、地権者自ら案内してくれることもあります。ご厚意に感謝しましょう。
 なお、理由を尋ねられたときウソをついてはいけません。
 
(2)必要以上に採らない
 露頭や晶洞を発見するような幸運はめったにありませんが、そうなったとき気分が高揚してたくさん採ってしまいがちです。
 あるいは、標本のレベルアップの過程で不要になった石が出て来たりします。
 後からでも良いので、多すぎる物は早めに現地に戻しましょう。他人と交換するためにたくさん採るのはアウトです。
 
(3)産地の環境を守る
 ゴミを捨てない、木々を傷つけない、斜面を崩すような穴を開けない、むやみに石を割らない・・など、これらは当然のことです。
 また、石碑や記念物をたたいて持ち帰ったりすれば器物損壊とか窃盗で犯罪です。
 以前にどこやらの某団体が勝手に鉱山の敷地に進入したので、その後で別の団体が入場を断られたという事ありました。
 後の人のことを考えて行動すべきです。
 
(4)表面採集をする
 あるメンバーはほとんどハンマーを使わずズリや川原にそのまま落ちてる石を採集してます。
 じっくり見ていくため移動は遅いですが、小さくて気付きにくいような石まで拾います。
 コツは全ての石にきちんと焦点を当てて、気になる石は必ず手にとって確かめることだそうです。
 何百個も石を見ていればその中に必ずキープくんが現れます。
 
(5)石を割って採集する
 やや大きめのハンマーを用意して、気になる石の端の方から少しずつ割ってきます。上手くいけば新鮮な結晶が見つかります。
 割り跡は見た目がよくないので、僕らは石を採った後ひっくり返したり穴に埋めたり破片をはき集めたりしてます。

(6)どのような石が採集すべき鉱物か、事前に(このサイト等で)学習する
 
僕が石を始めたとき、仲良くしてくれていた先行者(おっちゃんズ)に運良く教えてもらえました。
 しかし、ほとんどのビギナーには周りに教えてもらえる人いません。そういう人探しても見つかりません。
 おっちゃんに話聞くと、自分らのときも周囲にそういう人まったくいなかったみたいです。
 現地で会った人に尋ねたり本を見たりネットで調べたり、けっこう時間かけて勉強したみたいです。
 出版社が出してる本にはきれいで素晴らしい標本ばかり。B級以下を採集する僕たち一般人には不向きな本しかないです。
 これを不満に思ってた僕たちは、このサイトに現地でちょっと探せば見つかるレベルの石を掲載するようにしました。
 石拾いする人は、徳島の標本とか四国の標本の画像を参考にしてください。この季節に良い物が採れますように・・。


(補足)
 地元の人に入らせてもらっている、採らせてもらっているといった謙虚な気持ちが大事です。
 1つ1つの石をきちんと見て相手をして上げると、そのうち石の方も必ず答えてくれるでしょう。
更新日時:
2016/7/7

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Last updated: 2020/9/26
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