行き先が決まったら日程を決めましょう。誰かと行くなら待ち合わせの時刻・場所や荷物の分担も入念にチェックをします。
(1)行程を組む
現地までどのルートを通るか、どれくらい時間をかけるか、地図を見ながら慎重に考えます。
道路地図からできるだけ最短コースを設定し、現地周辺ではネット上の電子国土などを参考にします。
山道が描かれてても今も通れるかわかりません。途中で駐車してそこから徒歩で移動することも考えに入れましょう。
徒歩での移動時間は、山道の距離だけでなく勾配も計算に入れています。大雑把に言えば山道2kmで1時間です。
現地での調査・採集時間は3時間くらいをみてます。
(2)天気予報のチェック
当日だけでなくその数日前からみてます。
雨が降ってしまうとヤマが濡れてしまって、移動や採集が困難になることもあるからです。
急な増水や崖崩れによる通行止めなど考えられます。少なくとも4,5日くらい晴れが続いてれば何とかなると思います。
(3)服装のチェック
夏場は暑さ対策と害虫やヘビなどの対策が大事です。
原則として長袖・長ズボンで、はき慣れた運動靴や帽子とか軍手を身につけます。
また、長靴をはいたりタオルを頭に巻く人いました。汗をかきやすいので着替えのシャツも持参します。
冬場は防寒対策を忘れずにしましょう。また寒くても意外と汗かくので、そのままでは風邪を引くため着替えが必要です。
タオルや使い捨てカイロなど、いつでも取り出せるようにしときましょう。
(4)現地に持参する物をチェック
両手が使えるように荷物を背負えるリュックなどが便利です。
(持っていく物)
ハンマー・タガネ・新聞紙・ビニール袋・ルーペ・磁石など
タオル数枚・着替え(シャツ)・ティッシュ・カットバン・常備薬・折りたたみ傘・カイロなど
携行食(甘い物を含む)・飲料(塩分補給できる物を含む)など
(5)車に残しておく物をチェック
余分に持参した物を車にデポします。行きと帰りの道程が同じだったらその途中に置いてもよいでしょう。
(デポする物)タオル・着替え・運動靴・飲料など必要と思う物
(補足)
何度か出向けばそれなりに必要な物がわかってきます。
僕の場合はいつ休日になるかわからないので、いつでも行けるよう用意してます。
同行者に誰かの子どもがいるとき行動に無理をせず、タオルとか飲料など充分持って行きましょう。
家から出て家に戻るまで大事です。
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