「憲法九条を世界の宝に・ピース9の会」をご存知ですか?

当会のシスターはピース9の会の会員です。

「わたしたちは、心からもとめます。
世界じゅうの国が、正義と秩序をもとにした、平和な関係になることを。
そのため、日本のわたしたちは、戦争という国家の特別な権利を放棄します。
国と国との争いを解決するために、武力で脅したり、それを使ったりしません。
こらからは、ずっと。
この目的をまっとうするために、陸軍、海軍、空軍そのほかの、
戦争で人を殺すための武器と、そのために訓練された人々の組織を
決して持ちません。
戦争で人を殺すのは罪ではないという特権を国にみとめません。」

  マガジンハウス 「やさしいことばで日本国憲法」 池田香代子訳より

 私たちは戦後68年間、平和憲法に守られてきました。
しかし近年、特に安倍政権の下に、これまで何度も迫ってきた改憲の危機が、よりいっそう強まってきています。
改憲により集団的自衛権行使を可能にし、憲法9条を変えようとしています。
「国防軍」という軍事の保持を選挙公約でもうたっています。
9条改憲を実現し、徴兵制を含むさまざまな国防義務を国民に負わすもくろみでしょうか。

 スタートの第一歩が教育現場とするならば、もう以前から、国歌斉唱、国旗掲揚などが問題となっている今、事態はかなり進行しているといわなければなりません。
9条を一度失ったら、今後再び得ることはほとんど不可能といえます。
原発を簡単に止められないのと同じように、莫大な利益を生む軍事産業が日本の経済になくてはならないものになったとき、自分たちが横流しした兵器によって、 逆に自分たちの生命が危険にさらされるのは目に見えています。

 国際貢献の名のもとに、海外派遣、そして隊員が武器をもつことが許されるならば、米兵同様、自衛隊員の生命が危険にさらされることになるのです。
真の国際貢献とは何なのかを私たちがよく考えるべき時がきています。
私たちが憲法9条を守り抜いて次世代に伝えていかなければならないことを、最近の政治状況を見るにつけ痛感させられます。

 ちなみに当院では毎週木曜日の朝の祈りで世界の平和のために祈っています。
私たちが出来ることは小さく限られていますが、世界平和に関心を持ち祈り続けることこそ、平和への第一歩と信じています。

 今は亡き教皇ヨハネ・パウロ二世の訪日のメッセージを心に刻みつつ、復活のキリストの光に照らされて歩みましょう。

「戦争は、人間のしわざです。
  戦争は、人間の生命の破壊です。
   戦争は、"死"です。」