【2022年はいつ?】「土用の丑の日」日付一覧(2022-2082年)
毎年夏の「土用の丑の日」には、夏バテ解消のために鰻を食べる風習がありますが、この風習、実は江戸時代に始まったものです。
一説には平賀源内(エレキテルとか発明した人)が考案したとのこと。
毎年この時期になると、うなぎ屋さんだけでなく、スーパーやコンビニでも美味しそうな鰻の蒲焼きやうな重が売られていますね。
この「土用の丑の日」、何となく7月の終わり頃と記憶している人も多いかと思いますが、別に祝日でもないですし、土用の丑の日が記載されたカレンダーも少ないので、次(2022年)の土用の丑の日の正確な日付は直前になるまで知らない人が大半ではないでしょうか。
「土用の丑」を「土曜の丑」と勘違いして、土曜日だと思っている人もいるのでは?(違います)
実は「土用」も「丑の日」も暦の上で定められているので、来年(2023年)だけでなく、2024年も10年後も「土用の丑の日」はあらかじめ決まっています。
「土用」とは暦の上で「立春・立夏・立秋・立冬」のそれぞれ直前の18日間(19日間の場合も有り)のことを指します。
土用は春夏秋冬と年に4回ありますが、一般的には夏の土用(立秋の直前)のうち十二支が丑の日を「土用の丑の日」と呼んでいます。
干支の「丑年」が12年周期で回ってくるのと同様、「丑の日」も12日ごとにあります。
土用の期間は太陽と地球の位置関係によって決まり、毎年微妙に異なるため、土用の丑の日も毎年変わります。
というわけで、今年(2022年)から干支が一回りする2082年までの土用の丑の日の日付を一覧表にしました。
2022年の土用の丑の日は「7月23日」(一の丑)と「8月4日」(二の丑)です。
最近は、ウナギの稚魚が採れなくなっているとかで、天然うなぎだけでなく、養殖うなぎも含めて年々値段が高くなっているのが気になります。
はたして2082年まで、我々は鰻を食べ続けることができるのでしょうか?
その頃までにウナギを卵から養殖する技術が開発されていると良いですね。
※「二の丑」「寒の土用の丑の日」について備考に追記しました。
実は「寒の土用の丑の日」は「節分の日」とも微妙に関係しているんです。
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【「二の丑」って何?】
土用の期間が約18日、干支が12日周期、ということで、年によっては「土用の丑の日」が2回ある場合があります。
この場合の2回目の土用の丑の日を「二の丑」といいます。
土用の丑の日が2回ある年でも、従来は1回目の「一の丑」のみが「土用の丑の日」として取り扱われていましたが、最近は「土用の丑の日が二回あった方が売上げが上がる」という単に商売上の理由から、「二の丑」の日も大々的に「土用の丑の日」として取り扱われるようになりました。
2022年は「二の丑」の日がありますが、2023年(令和5年)は「二の丑」の日はありません。
【「寒の土用の丑の日」って何?】
「二の丑」と同じく最近ちらほらと見かけるようになった「寒の土用の丑の日(冬の土用の丑の日)」は、立春直前の土用(冬土用)の期間中の「丑の日」のことです。
実は「立春の前日」は皆さんお馴染みの「節分の日」のことですので、「寒の土用の丑の日」は1月下旬から2月3日までの間にあります。
ちなみに2023年(令和5年)は1月19日(一の丑)と1月31日(二の丑)です。
「寒の土用の丑の日」も始まりは単に商売上の理由によるものと思われますが、実はウナギは夏より冬の方が脂が乗っていて美味しかったりしますので、今後は「寒の土用の丑の日」も要注目です。
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