組文字一覧(スマホコピペ用)
「組文字」とは、複数の文字(主にカタカナ)を全角1文字分のスペースに記述する表現方法で、もともと新聞など活字での文字数に制約のある媒体で使われていた表現方法です。
今でも表示文字数に制約のある電車の行先表示板などでは「方面」「経由」といった組文字がよく用いられていますね。
国際的にも組文字は一つの日本語文化として認識されているようで、国際的な文字コードの規格であるUnicodeでも組文字が多数採用されており、結果、Wordなどのソフトを使わなくてもパソコンやスマホ上でも組文字を表示することが可能となっています。
通常の文字として収録されており、絵文字と違って ㍌㍇㍿←こんな感じで太字でも表示できます。
しかしながら、Unicode上は、組文字がなんと50音順に並んでおりカテゴリー分けがされていないため、カテゴリー別に組文字を整理したページを作ってみました。
ほとんどが「通貨」や「長さ・重さ」など単位に関する組文字ですが、漢字の組文字である「㍿:株式会社」や、ひらがなの合成文字「ゟ:より」といったものもあり、全部で90種類収録しています。
組み文字にすると一つ一つの文字が読みにくいので大きめの文字にしています。
iPhoneなどのスマホでは通常の変換で出てこない組文字が多いので、下表からコピペして使って下さい。
𓃰𓅯ヒエログリフ𓆉𓆈 や おしゃれ𝖆𝖑𝖕𝖍𝖆𝖇𝖊𝖙 を併せて使うと注目度バツグンです。
「㍀:ポンド」は通貨(£)にも重さ(lb)にも使われる単位なので、両方に記載しています。
また、同一の意味で、読み方により2種類の組文字があるものもあります。
「㌛:クローネ」と「㌝:コルナ」、
「㍎:ヤード」と「㍏:ヤール」、
「㌿:ホン」と「㍂:ホーン」
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※google検索では組文字はあくまで「組文字のまま」認識され、組文字の表記内容は認識されないので注意が必要です。
(「㌖」で検索しても「キロメートル」と記載されたページは検索に引っかからない)
※通貨単位に関する組文字が最も多いですが、現在は廃止された通貨単位も多いです。
Unicodeが制定された時期の関係か、逆に「ユーロ(€)」の組文字はありません。
通貨については、このページにもまとめていますので併せてご覧下さい。
※「パーツ」は元々「バーツ(฿:タイの通貨単位)」と間違えてUnicodeに登録されたそうです。
そのためかどうかは分かりませんが、iPhoneやiPadでは表示できません。
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