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理解しやすい化学I・II

  戸嶋直樹 瀬川浩司 共編  文英堂 (2004)


  評価(5段階)
評価項目 評価点
 ・解説のわかりやすさ
 ・親しみやすさ
 ・解説、説明文の量
 ・図、グラフなどの量
 ・独創性


  コメント

 教科書に出てくる内容について、それぞれの項目の要点をまとめたタイプの参考書です。

 重要なポイントについてはマークをつけてまとめてあるので、どれが重要でどれがそれほど重要でないかがわかりやすくなっています。

 また、全ページがカラー印刷であり、図も多くて見やすいのが特徴です。


 全体的にうまくまとまっているので、授業だけではポイントを把握できなかった場合や、中間、期末などの定期試験の対策として使うにはよいと思います。

 特に章末の練習問題や定期試験予想問題は、基礎的な事柄の理解度を見ることができるようにうまく作られています。

 ただし解説については、深いところまで詳しく書かれているわけではないので、大学受験用には正直に言って物足りない面が多いかもしれません。


 構成としては、各節の終わりにまとめのページがあって、ポイントを理解できたかどうかのチェックができるようになっているなど、かなり工夫がなされています。

 そのため、受験に化学を必要としない人にとっては、どこまで理解しておけばよいかがわかり、指針となる参考書になっています。

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 <評価基準>
評価項目 評価基準

 ・解説のわかりやすさ

わかりやすい文章や説明であるかどうか。また、具体例や、たとえ話しが豊富であるかどうか。解説を読むことで、すんなりと納得できるかどうか。

 ・親しみやすさ 思わず惹き込まれる魅力のようなもの。化学が嫌いでも思わずやる気が起きるような、また楽しめるような内容や構成であるかどうか。

 ・解説、説明文の量 それぞれの項目について、どれだけ詳しく、つっこんだ説明がされているか。細かい内容についても解説してあるかどうか。

 ・図、グラフなどの量 図表やグラフなど、理解を助けるものがどれだけ多く載っているか。

 ・独創性
他の参考書とは異なる特徴を持ち、オリジナリティあふれる参考書かどうか。




 

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