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理系大学受験
 化学I・IIの新研究

  卜部吉庸 著  三省堂 (2005)


  評価(5段階)
評価項目 評価点
 ・解説のわかりやすさ
 ・親しみやすさ
 ・解説、説明文の量
 ・図、グラフなどの量
 ・独創性
※ 化学をとことん極めたい人向け


  コメント

 理系で化学を極めたい人や、もっとレベルアップしたい人、普通の高校で学ぶような化学では物足りない人におすすめの参考書です。

 詳細な(ある意味、詳しすぎるほどの)解説と補足説明が魅力です。

 この詳細な解説があるために、簡易版の化学辞典のように使うこともできるかもしれません。

 また、「サイエンスボックス」と名付けられたコラムも、普通の参考書では見られないほどレベルの高い内容で、身近なものや興味深い事柄をコンパクトにまとめています。
 (このコラムを読んでいくだけでもいろいろなことが学べます)。


 そういう意味で、化学のレベルアップを目指す人、普通の参考書では物足りない人、とことん詳しい解説を求める人にとっては、大変役に立つものとなっています。

 また、教える立場の人にとっても、この1冊があるだけで教え方についての幅が広がると思います。

 その反面、化学が嫌いな人や苦手な人にとっては、まったく向かない参考書です。


 ここまで徹底して詳細な解説にこだわった参考書というのも、特徴が際立っていて、とてもよいと思いました。

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 <評価基準>
評価項目 評価基準

 ・解説のわかりやすさ

わかりやすい文章や説明であるかどうか。また、具体例や、たとえ話しが豊富であるかどうか。解説を読むことで、すんなりと納得できるかどうか。

 ・親しみやすさ 思わず惹き込まれる魅力のようなもの。化学が嫌いでも思わずやる気が起きるような、また楽しめるような内容や構成であるかどうか。

 ・解説、説明文の量 それぞれの項目について、どれだけ詳しく、つっこんだ説明がされているか。細かい内容についても解説してあるかどうか。

 ・図、グラフなどの量 図表やグラフなど、理解を助けるものがどれだけ多く載っているか。

 ・独創性
他の参考書とは異なる特徴を持ち、オリジナリティあふれる参考書かどうか。




 

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