北海道にも春夏秋冬はあります。ここではシーズンの最盛期である夏と厳しい自然を体験できる冬について説明します。 |
北海道の夏 一般的に北海道で夏をいうと7月と8月を言うかもしれません。6月までは春の訪れが進み9月では秋がすぐそこまできています。気温も最高気温がだいたい20度から25度程度と過ごしやすい気温です。 レンタカー等を利用されたのならエアコンは使用せず窓を開けて自然の風を体感してみてください。 バイクだったら全身に浴びる風がとても心地よく感じます。但し道東や道北へ行けば行くほど気温は下がりますからジャケットのインナーは必要かもしれません。 朝や夜は気温が下がります。10度を下回ることも珍しくありませんから風邪をひかないよう気をつけてください。 でも2000年のように真夏日を超え札幌でも観測史上初の36度なんて事もあるし、2002年の様に釧路で最高気温10度なんてのもありますから一概にはいえませんが、、、、! (ナビは2000年ツーリングではあまりに暑くて水をがぶ飲みしてお腹を壊しました。バイクって涼しいって思う方いるでしょうけど30度を越えた体感は、石油ファンヒーターの前にいるような感じです。とにかく暑かった。2002年の時は寒くて寒くてジャケットの上にカッパを着て防寒着代わりにしてました。鼻水ジュル〜ってのが悲しかったです。) 一般的に観光だけでしたら半そでシャツ程度の軽装で十分です。但し長袖は1枚くらいでもいいですから持っていきましょう。 キャンプをされる方はやや多めに長袖等をご用意ください。そして北海道旅行をされる際は自宅で準備されるときにでもTVで各地の天気予報をご覧になってください。全国の天気予報を放送する時北海道は札幌が多いですけど道東や道北にいかれるならば札幌の最高気温から5度くらい下げた温度を想定してください。(意外とこれでも寒いですよ!) |
北海道の冬 はっきり言って寒いです。夏に真夏日(気温が30度を超えた日)があるのに対して 冬は真冬日(気温が0以上にならない日)がありますが、北海道は真冬日が特に多いです。 10月半ばから大雪山系に初雪を観測し、11月には本格的に雪がふります。そして4月上旬まで気温の変化こそはありますがほぼ全面雪に覆われます。 そこで服装について 寒いだろうから厚着を重ねて!って人がいますが、それは止めたほうがいいです。だって寒いでしょ?って思われますが、かえって風邪をひくかもしれませんよ。 まず、一般的な防寒着で十分です。ジャンバーやオーバーの中にセーターやトレーナーを1枚加える程度でかまいません。室内は25度以上で暖房が焚かれてますから、かなり暑いです。すぐ脱げるような服装の方がいいでしょう。室外(外気)はマイナス10度や20度ってことも珍しくありませんが風があまり強くないので体感での気温はマイナスには感じません。 そんな中で厚着で移動をすると汗をかきますから かえって風邪のもとです。但し帽子とマフラー、手袋は必須アイテムです。帽子はできれば耳までかぶるニット帽の方がいいでしょう。それは忘れずにご用意ください。普通人間が寒いと感じるのは、手や顔などの表面が外部に露出している部分から寒いと感じるものです。ですから出来る限り露出部分を少なくすれば1時間程度ならばマイナス10度くらいでしたら体感温度も低く感じません。 観光地等で真冬に2〜3時間も外にいるって事はまずないでしょうから、あまり厚着を必要としないわけです。地元の方は常時外に出ていたりするわけですから別ですよ! もっともマイナス30度の温度や吹雪や地吹雪では観光だってできませんから、そこまで考えることは必要ないです。 プロのカメラマンや登山家は完全武装で行きますが、その方とは次元が違います。 |
参考までに冬靴 特に改めて買う必要はありませんが、出来れば履きなれた物がいいですね。でも底がギザギザになってるものをご用意ください。 歩き方は、できれば かかとから地面に足を接地すれば安心です。つま先から接地すれば、そのまま股裂きみたいに足が先方に持っていかれて、ぶざまな転び方をしますよ。 時々観光バスからハイヒールの女性や革靴でおりてくる男性がいます。ナビは後ろから蹴っ飛ばしてやろうかと思いますよ。冬の北海道をナメルナ〜って!観光地と言えどもみんな同じ道を歩きます。 雪が踏み固められて氷になる所もあります。そこでコケたりする人が意外といるんです。北海道のホームセンターに行くとグリップの付いたスニーカーや長靴が売られています。でも観光でこれを購入するまでは必要ないと思います。 |
北海道を旅行するスタイルは様々です。ですから宿泊についても様々なスタイルがあります。どれが一番良いかなんて決められません。もっともそれを決めるのは旅行するあなたです! |
温泉旅館 ホテル | 1泊2食 9000円〜 |
もっともポピュラーな宿。家族向けに最適。最近は外国人旅行者向けに和洋室タイプが多く見られる。また料理も夕食がバイキングスタイルのホテルも増えてきた。やっぱり露天風呂は至福の喜びにひたれる。 | |
ビジネスホテル | 1泊朝食 5000円〜 |
ビジネス利用だけでなく、観光用としても重宝する。もっぱら夕食は外出して地元の郷土料理を食すことができるメリットがある。またホテルによっては大浴場やサウナを完備している所もある。 | |
民 宿 | 1泊2食 7000円〜 |
安価な割には料理が多かったり、独自のツアーを行ったりなどの特色を持つ。ガイドブック等に記載されている民宿は予約が取りにくいのが難点でもある。 | |
旅人宿(とほやど) | 1泊2食 4500円〜 |
民宿より安価で泊まれる。基本的に男女別相部屋ではあるが、家族向け個室を提供している所もある。オーナーは地元の人、北海道に魅力を感じて移住された人様々で、北海道の情報を提供してくれる。 | |
ユースホステル | 1泊2食 3500円〜 |
若者の定番の宿。安価で泊まれる。以前と違ってアルコールを提供したり、ミーティングを廃止したりとイメージは変わってきた。一人旅には便利だが家族向けではない。 | |
ライダーハウス | 無料〜1000円程度 |
ライダーやチャリダーの為に地元の方が家や倉庫または自治体などが場所を提供してくれる。値段は無料から1000円程度、布団があったり寝袋を持参しなくてはならなかったり、それぞれルールがあるなど多種多様。家族向けではない。 | |
キャンプ場 | 無料〜1000円程度 |
キャンプ用品を用意する必要があるが、自然を体感できる。そのかわりモラルが問題視されていて閉鎖したキャンプ場も少なくない。自由に場所を確保できたり、場所を指定されたり様々なスタイルがある。場所によりキャンプ用品のレンタルを行っている所もある。 |