平成19年 第1回 横手市議会 3月定例会 一般質問 ( 3 )    
 一般質問
 2. 非核平和都市宣言について
    私達のグループは、平成14年から去年まで 5年続けて ’非核平和上映会 ’ を行って
    おります。  戦後62年、戦争の事を少しでも考える機会を作ろうとしているわけであり
    ます。 去年の上映会は横手市の 「 あさくら館 」 で行いましたが会場使用料がかかり
    ました。以前 「 平鹿町中央公民館 」 で行った時はかかりませんでした。
    これも 「 非核平和都市宣言 」 をしていなかったためと思われます。
    合併前はどうだったのか?
    横手市では 「 非核都市宣言 」
    平鹿町、雄物川町、増田町では 「 非核平和の町宣言 」
    十文字町では 「 非核平和都市宣言 」 をしていました。
    大仙市では非核平和都市宣言を平成17年 6月27日に制定し 「 ガラスのうさぎ 」の
    映写会を市主催で行ったと聞いております。
    湯沢市でも宣言をし 100万円ほどの予算を計上しているようです。
    こういう事を見聞きするにつけ横手市では 何故 「 非核平和都市宣言 」 を行わないの
    か疑問に感じます。
    横手市ではいつ 「 非核平和都市宣言 」 を行うのか、それに伴う平和活動の取り組み
    について どういうお考えなのかお聞かせください。
   市長答弁 ( 要約 )
    ご指摘のとおり合併前 1市4町 においてこの種の宣言がなされておりまして、新市に
    おいてもその宣言について検討を始めているところであり、平成22年度までに非核平
    和都市を宣言する目標を掲げております。
    宣言するまでの手法や 宣言してからの活動内容 を検討したうえで宣言を実効性のあ
    るものにしてゆきたいと考えておりますのでご理解を申し上げたいと思います。
    ちなみに県内では現在 16自治体 で宣言が出されていると聞いております。

 3. 平鹿総合病院、県立衛生看護学院について
    今年の春「、4月 1日に平鹿総合病院が新装オープンします。  また、来年 4月には
    県立衛生看護学院がスタートします。 県立衛生看護学院を短大に、さらには四年制
    の大学に との声もありますが、医療機関の育成や今後の展望に対しての考え方を質
    問します。
   市長答弁 ( 要約 )
    4月 1日に平鹿総合病院が移転し開業の準備に入るわけでありますが、その施設機
    能の充実によりまして従来の 二次医療機関 としての位置づけから横手市はもとより
    県南を見据えた中核医療施設としての 三次医療機関 に準ずる役割を担うことになる
    訳です。 また、平成20年4月開学予定の 県立衛生看護学院については単に学院が
    本市に設置されるというよりも ’ 地域医療を担う人材が育成される ’ ということに大き
    な意義があると思っております。 したがいまして平鹿総合病院の新築に際しましては
    議会のご理解を得ながら 最大限の支援 を今後もして行かなければならないと考えて
    おり、合わせて県立衛生看護学院につきましてもその実習施設は市の施設で行われ、
    横手病院や大森病院、福祉施設等の提供を行う用意をしているところであります。
    二つの市立病院につきましてもそれぞれの病院が持つ機能を 最大限発揮するととも
    に、市内の各医療機関とも連携を蜜にして将来的には診療情報の共有化等により い
    つでも必要な時に適切な医療が受けられる体制を整備してゆきたいと考えております。
   横手病院、大森病院、両事務局長への質問 
    長年病院の事務局長として医療現場を預かってきた立場から、今後の医療機関の育
    成やこういった展望に対してはどのように考えておられるのか、また 平鹿総合病院が
    新築移転したことによる影響をどのように考えているのかお伺いいたします。
   横手病院 / 事務局長 菊谷 昭信  
    @ 県立衛生看護学院のかかわり ( 要約 )
      昨年4月の第5次医療改正によりまして、患者視点の重視からも看護職員の手厚
      い配置が求められておりますし、今後も看護士等職員の 安定的確保が絶対必要
      条件であると考えております。
      その中で 平成20年開学予定 の 県立衛生看護学院では助産科の実習が予定さ
      れておりまして、現在 指導職員の派遣研修を行うなど準備に万全を期している状
      況であります。
    A 平鹿総合病院 開業後の考え方 ( 要約 )
      横手病院では 従来から地域の人々に信頼される病院作りを目指して安心できる
      良質な医療の提供、心ふれあう人間味豊かな対応 を理念としながら 29期 医療
      を含めた地域医療の推進をはかってまいりました。
      平鹿病院との関係は 専門医療分野の相互補完を行い連携をはかっております。
    大森病院 / 事務局長 大極 勇一 
    @ 県立衛生看護学院のかかわり ( 要約 )
      私ども大森病院とは残念ながら実習病院としての指定はございませんが、健康の
      丘おおもりの中の 介護老人保健施設 / 老健おおもり が施設に指定されているか
      と思いますので 病院としましては 健康の丘おおもりの一員として、健康の丘全体
      で出来る限りのお手伝いをしてまいりたいと思っております。
      これによりまして 質の高い人材が育成され、将来的に私どもの医療スタッフとして
      大いに活躍してくれることを望んでおります。
    A 平鹿総合病院 開業後の考え方 ( 要約 )
      大森病院は専門性あるいは高度医療といった面では十分な対応が出来ない部分
      もありますけれども 急性期病院 ( 救急救命 ) を担いながら 病院の基本理念で
      あります地域包括医療の実践に務めながら地域に根ざし、信頼される病院を作っ
      てまいりました。また、大森病院は保健医療と福祉を一体的に提供しております
      ので 平鹿総合病院との役割分担が出来ていると思われます。

   市立横手病院のホームページ : http://www.rnac.ne.jp/~yokotehp/
   市立大森病院のホームページ : http://www.netoomori.gr.jp/~oomorihp/
   

『 平成19年 第1回 横手市議会
  3月定例会 』 一般質問 ( 2 )

『 秋田の教育、子育て 』 県民フォーラム
 を傍聴しました。