第一部「浅舞と伊勢」の演題で講演
平鹿町歴史研究会(会長 堀田賢逸)では平成23年4月29日(祝日・昭和
の日) 午前11時より横手市平鹿町浅舞の八幡神社社務所で 金児紘征
(かねこ ひろゆき)先生から「浅舞と伊勢」の演題で講演をしていただき
ました。先生は伊勢地方松阪市出身で国学者本居宣長と同じ町内とのこと。
浅舞は古くからの町で、江戸時代大変栄えた。 そして他国から多くの
商人が移住し、他国とさまざまな関わりがあった。
浅舞と伊勢の関係は一つ目として伊勢信仰としての伊勢参りである。
二つ目としては伊勢商人の進出である、院内銀山に伊勢商人が多く進出
した。院内銀山と浅舞も関係があるとの事。
三つ目として秋田国学との関係である。秋田は国学の盛んな土地柄で、
その国学の師は松阪市出身の国学者本居宣長であった。この三点から浅舞
との関連が多いとの事でした。
伊勢で有名なものは「伊勢神宮」「伊勢商人」「伊勢えび」「松阪牛」
「ミキモト真珠」「松阪木綿」「伊勢茶」「伊勢型紙」である。
第二部「浅舞公園」について
畠山博さんからは「浅舞公園」にある忠犬ハチ公ならぬ「忠猫の碑」
のいわれを聞き、感恩講保育園の伊勢哲郎さんからは旧浅舞公園を案内
していただきながら「勾玉の沼」「功塚」 「邪防庵」 「遥拝殿」「税所敦子
の碑」「2000貫の男鹿石(日露戦争凱旋碑)」の事などを教えていた
だきました。