果樹選果場へ光センサー導入なる

  横手市果樹振興議員連盟(会長 堀田賢逸)では平成241012日、JA
  増田選果場を視察し、市役所十文字庁舎で果樹集出荷状況の聞取りな
  どを行った。

  横手市果樹振興議員連盟は横手市が果樹産地なので勉強して頑張って
  いこうと言うことで結成されています。参加者は職員を入れて16名
  でした。


  JA増田選果場と醍醐選果場に平成24831日、光センサーが導入さ
  れました。買取り価格は増田
3個と醍醐2個と合計5個で17640万円
  (税込み)です。

  その中で1億6800万円の三分の一5600万円が県の補助、十二
  分の一1400万円が市の持分、国の補助 はありませんので残り1億
  640万円は
JAの持ち出しとなっています。

  導入された光センサーはりんご、もも、なし等の糖度、熟度、蜜入り、
  褐変がわかる等果実全体の内部品質の隅々まで計測可能な高品位選別
  システムです。

  何年か前に「ふじりんご」収穫前に降雪があり、りんごが凍り、その
  影響でりんごの内部に褐変が生じました。簡単に言えば内部が腐って
  黒っぽい茶色に変わったわけです。

  それで消費者から返品や苦情が続出し多くの損害が発生したことがあ
  りました。

  それに対応するため県、市が補助を出すことを決め光センサー導入に
  至りました。

  今年の6月定例議会で秋田県の夢プランである産地収益力向上推進事
  業として補正予算が組まれたものです。

  糖度で選ぶ、葉取らずりんごなどの有利販売にもつながることが考え
  られます。

  選果場への導入は831日からなので、実際使って見てどうなのか、
  議員連盟としては非常に興味のあるところですので視察したわけです。

  果樹集出荷状況の聞取りでは今年の受粉時期の天候が影響し結実が悪
  かった、など報告がありました。大雪で枝が折れてから
2年目、市場
  からは一日も速い復旧を希望する声があります。農家からは消毒の補
  助が助かっているとの声があります。

横手市 果樹振興議員連盟視察報告
秋田県 森林・林業・林産業活性化推進議員連盟
連絡協議会・総会に出席しました。
醍醐地区 上下水道設置説明会開催
( 2012年 9月28日更新 )
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