己亥鉄道現況7


 8550形式蒸機の製作

「或る列車」の牽引機としてねじ連結器、真空ブレーキを装備した時代の姿で製作

 
 KKC頒布品の8550エッチング板
ボイラ径が実寸より2mm小さいΦ18mmとなるので注意


 
 t1.0真鍮板より切出した主台枠


 
 組み立てた台枠、動輪、モータ
第一動輪は左右、第二、三は前後イコライザの3点支持
パイプはシリンダ用、動輪の横バーは位相チェック用治具


   
シリンダブロックは真鍮板とパイプで構成 


   
組み上がったシリンダボックス 


 
 
 主台枠後部に真空ブレーキ、手ブレーキ装置を取付


 
 前部デッキブロック


 
 基礎ブレーキ装置を取り付けた主台枠


 
 ブレーキ装置は実車図面を参考に製作。 第二、三軸に水平テコは中央部がない。
   
 エッチング板より抜き出した運転室妻板
ボイラ部のケガキ線はボイラ径Φ20mmの線で
この線に合わせて切断した。 
 板を丸めたボイラ。オリジナルのまま組むとボイラ径
がΦ18mmとなるが、スケールではΦ20mmであるため
中子を作り、これを入れてスケール通りにした。 


   煙室扉受け外周のリベット穴はボール盤のベースに
扉中心をピン止めし、穴ピッチ分回転しながらあけた。
精度をあげるた大きな円の外周に印を付けてこのピッチ
を目安にした。


 
 主台枠に動輪をはめて様子をみる。第二動輪はフランジレスとした。
煙突とドームは自作。


   
 煙室扉部分は三枚構成。クリートはウィストジャパン製のボールドウィン用を使用。


   
 ヒンジの位置決め  出来上がった扉部分。
この後外周を旋盤で仕上げる。


   
 機関車前部  運転室内のボイラ


 
 運転席に合わせブレーキ弁、逆転機テコは右側、手ブレーキは左側


 
 左側のインジェクタは室内にある。床下に真空ダメ


 
 ボイラ前部下部


 
 テンダ側板のみエッチング板を使用、他は自作。台枠下部の真空ブレーキ装置は実車
図面を参考した。台車はKKC頒布品のロストパーツを使用。


   テンダ上部の工具箱と給水口
 
 テンダ内部にSL-1用スピーカーと錘
錘は機関車に荷重を伝えるため機関車に近い位置としている。


 
 テンダ下部


 
 全体の組み合わせ。
動輪のスプラッシャ(泥除け)はボイラに取り付けた。
運転室と屋根板はビス留め。


 
 
 主台枠に動輪とモータを組み込み、上回りとの関係を見る。


 
 機炭間を上から見る。


 
 機炭間を横から見る。


 
 
 未塗装完成姿

 
 炭水車前部


 
 
 
 塗装後の完成姿


 
 或る列車を牽引        2020.12.12


駅のセクション 


会社のクラブの展示会にOBとして駅のセクションを出品しました。
910x450mmのベース板の上に当鉄道の駅周辺の構造物配置しました。
跨線橋は再塗装しました。

 
 
 照明の効果がよく出ています。     2020.12.19


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