給炭台起重機の改造
脚の形状が実物と異なっていたため改造しました。
改造で不要となる骨を撤去。 2017.7.7 | 新たな骨を入れて脚の組み直し。骨の材料は□1x1の真鍮角材。 2017.7.8 |
左右の客の組み上がり。 2017.7.9 | 実物に合わせポール(未塗装部分)を追加。 2017.7.9 |
改造後の起重機全景。 2017.7.9 |
ポイントの試作
JAMでのクリニックを依頼されたため、13mmゲージの当鉄道レイアウトの建設過程の紹介を行いました。当鉄道の車両は車輪のバックゲージが
11.0~11.5mmの範囲となっているため、これに対応するポイントを自作していますが、例として8番レールを製作して作り方を説明しました。
上は篠原模型製13mmゲージ8番ポイント、下は説明用に試作した8番ポイント。レールはともに70番。 |
篠原製のクロッシング部 | クロッシング部のフランジウェイの調整を容易にするため枕木に プリント基板を使用しレールを半田付けとしている。フラジウェイは 0.8mmを基準とし、クロッシング部での車輪落ち込みを小さくするため リードレールをフログに近づけている。チェックゲージはバックゲージ 11.0mm(旧珊瑚製車輪)と11.5mm(スパイクモデル製車輪)を通して 異線進入のないように護輪軌条の位置を決めている。 |
JAM2017フォーラムディスカッション東海道の名優たち |
模型での東海道の名優たちの話の依頼を受け、当鉄道が製作した東海道本線を走った車両模型をレイアウト上で再現させて次の写真で紹介しました。
昭和5年ごろの特急「富士」、己亥鉄道大鐘駅に停車中 |
昭和6年ごろの特急「燕」、大鐘駅に停車中 |
昭和16年ごろの特急「鷗」、緑山駅(初代レイアウト)に停車中 |
昭和25年ごろの「はと」、大鐘駅を発車し鉄橋に差し掛かる C59+スハニ35+スハ44x3+マシ35+スロ54x2+スイテ49 |
同上列車、緑山駅に停車中 |
昭和31年ごろの「つばめ」、レイアウトリバース線アーチ橋を通過中 |
「つばめ」と「はと」幻の交換風景、緑山駅 | EF50牽引木造客車、レイアウト山岳線 |
EF56牽引急行「霧島」、レイアウトエンドレス線 | EH10牽引急行便貨物列車、レイアウトエンドレス線 |
冷蔵貨物列車、レイアウトエンドレス線 | 合いの子モハ43、レイアウトリバース線築堤 |
第一次モハ52、レイアウトエンドレス線 | 80系湘南電車、大鐘駅に停車中 |
電気式気動車キハ43000(名古屋から東海道線経由武豊まで) 大鐘駅に停車中 |
沼津機関庫機関車給炭装置図面 |
戦前の機関区風景、大鐘機関区 | マニM3203 急行「雲仙・西海」に連結の米軍荷物専用車 緑山駅ヤード |
ペーパー車体製作
最近、レーザーカット済の精度の高いペーパー車体のキットが色々発売されています。
組み立ての練習を兼ねてIORI工房のニ4044とイ4044を作りました。
車体の側板や妻板は貼り合わせの構造です。接着はサーフェーサを吹き付けて貼り合わせることで接着剤のはみ出しを防ぎました。 手すりや取ってはφ0.5のドリルで穴をあけて挿し込みました。y種板はゴムの平板の上でφ26の木の 丸棒でしごき曲面を出しました。 |
特急「櫻」の製作
昭和5年の東京ー下関間を走った三等特急「櫻」の編成を作りました。
編成はカニ39550+スハ33900+スハ33900+スシ27740+スハ33900+スハ33900+スハフ35250の7両です。東京ー神戸間は
更にスハ33900とスハフ35250が連結されていたようですが、キットの入手ができなかったため、とりあえずの編成です。
スハ33900は全てニワのキット、スハフ35250は珊瑚模型店のキット、スシ377400はMAXモデルのプラスティック製のキット、
カニ35500はモアの車体部品を利用しました。
カニ39550形
屋根板と側板のみモア製を使用し、妻板、窓板、台枠は自作。妻板のリベットは珊瑚の 送り装置つきリベット打ち出し機を使用。ドアはフジモデルのパーツを使用。 |
カニが最後部でトレインマークを付けた 写真があったためその姿を再現した。 行燈式でチップLEDで点灯化。 |
台枠は図面を参考に製作、供給空気だめは取付図がないため想像で取付。 | 行燈の点灯状況 |
屋根はスエード調ダークグレー、車体はジェイズの戦前客車色を吹き付け。 窓保護棒はエンドウ製を薄茶に塗装して使用。保護棒は太くて目立ちすぎ。 |
スシ37740形
室内パーツはキットに付属しないため、テーブルと椅子は天賞堂製 オシ17用エッチングキットを流用、一人掛テーブル仕切り、床板は自作 2017.11.4 |
床下機器はブレーキシリンダを除きキット部品を使用、給水管、 ブレーキシリンダ配管は真鍮材で追加。ブレーキシリンダは エコーモデル製を使用。 2017.11.4 |
塗装前の状態。雨樋管、サボ受は瞬間接着剤ロックタイト刷毛付きで車体に接着 2017.11.7 |
塗装後の床下。床板の木目や側板底部の台枠のリベットまで 表現してある。 |
屋根上板の給水口(いさみや製)と小型ガーランドベンチレータ(ニワ 製)を取付け。ベンチレータは中央から少しから調理室寄りに取付け。 |
テーブルを白色、腰掛を緑で筆塗り、仕切りは車体の内部色に合わせねずみ色とした。 |
塗装は車体をジェイズの戦前客車色、屋根をスエード調塗料ダークグリーン、床下をトップコートを吹き付け。 窓ガラスは付属品のはめ込み式は使用せずt0.5アクリル板として、プラ製独特のガラスの感じを廃した。 |
スハフ35250形
珊瑚のキットの台枠は中梁のチャンネルがあるだけのため横梁を帯板で表現した。 床下機器はスハ33900と同様であるが、便所側に対して逆向きになっている(電車の偶数車 奇数車の配置と同様の関係)。理由は車掌室への手ブレーキ装置の関係だと思われる。 右側が便所側。 |
客室腰掛はカツミのナハ20用の固定腰掛をピッチを詰めて使用。 2017.11.4 |
「櫻」最後尾の姿。 尾灯は大型標識板付 尾灯掛に取り付けるタイプであるが、本車両 では間違えた位置となっている。 |
行燈用にフィルムベースのトレインマークがヨコーシャから 1970年代に発売されていた。 |
竣工したスハフ35250 2017.12.20 |
スハ33900形
スハ33900
ニワのキットは台枠の梁のパーツ入り。左側が便所側。 | 妻面。中間部はイモンカプラーを装着 |
竣工した スハ33900 2017.12.20 |
スハ33901
竣工したスハ33901 2017.12.20 |
スハ33902
スハ33902 本車両は2000年製作のため塗色が異なる。 2017.12.20 |
スハ33903
竣工したスハ33903 2017.12.20 |
「櫻」の登場
本線での試運転に備え大鐘駅に停車中 2017.12.20 |
「富士」と対面したC5396牽引の 「櫻」 2017.12.20 |
ナニ2500
前々回のHP更新時に組立を紹介したナニi2501を塗装して竣工しました。
竣工したナニ2501 |
マニ36710
MAXモデルから車体側板のリベットが少ないタイプのマニ36710プラスティック製キットが発売されたので、前述のマシ37740と
同時に組み立てました。金属車体キットに比べ工程が大幅に短縮されました。金属車体と異なり追加する真鍮部品の車体
への取り付けが接着となり、この強度確保が心配です。今回はロックタイトの刷毛塗りタイプの瞬間接着剤を使用しました。
塗装前の状態 |
竣工したマニ37610. 窓ガラスはアクリル平板を使用。 2017.12.20 |
スロ36800
珊瑚の古いキットを組み立てました。
竣工したスロ30803 2017.12.20 |
スハ32600
ヤフオクで入手の珊瑚製車体を修正加工し塗装しました。
竣工した スハ32604 2017.012.20 |
スエード調塗料の再生
ダークグレーのスエード調塗料の入手ができなくなりましたが、以前に使用途中で吹き出さなく なったものが残っていたので、この塗料を取り出しスプレーガンで吹き付けを試みました。 まず、スプレー缶の上部を糸鋸で切り目を入れ、手で缶を押して出し口をつくり(左写真参照)塗料を 瓶に移しました。缶の底にはゾル状になった塗料が残っていたので次に缶をニッパーで切り取って 中の塗料を取り出しました(右写真参照)。ゾル状の塗料はラッカーシンナーで薄められます。 スプレーガンで吹き付けましたが、問題なく吹き付けられました。むしろ、スプレーガンの方が上手く いく感じです。ラッカーを混ぜて色の調合もできそうです。 |
2017.12.21改定のHP表紙画像 |