テープレコダーの電気回路をやさしく解説しています。 質問・要望は koukouisao@yahoo.co.jp へ |
+−を繰り返す信号をコイル両端に加えるとコイルは電磁石になるが、 この電磁石は電源が+−を繰り返すので上がS極になったりN極になっ たりする。S極になったりN極になったりするということはAで述べたコイル の前で磁石が動いたのと同じことになり、コイルの両端に電圧が発生します。 この発生する電圧はコイルに加えている電圧に逆らう(逆向き)もので 逆起電圧と呼ばれています。 |
a点では電流の山の上にあり、変化の度合いは上り坂から、下り坂 への途中で変化零の時点となり、電圧は零となります。 b点が最も下りの急なところとなり、電圧は最もマイナスになる。 c点は下りから上りへの途中で変化零の点。 d点は最も上りの急なところで電圧は最もプラスになります。 |
a点での変化速度は右図のX点の速度であり Iの繰り返し周期(周波数)がf(Hz)とすれば、 右図で円周上の点は1秒間にf回まわり、1秒 間に2πI f だけ移動していることになり、 これがX点の←の方向から見た点の速度で あり、又 a点での変化速度である。 |