5月12日楢枯れ対策を行う対象木の選定作業を、町役場、置賜森林管理署、森林組合、保存会合同で実施した。道脇の危険木や殺菌剤・燻蒸剤を注入するものを選びマーキングを行った。 選んだ木への薬剤注入作業は5月27日(水)実施する予定である。
落ち葉の山
楢の木平付近
当日は白沼小中学校の教師と生徒十数名が訪れ、白沼地区でも楢枯れが発生しているため、楢枯れの勉強を兼ねて黒沢峠のウォーキングにきた。
対象木を決めて夫々色の違うテープでマーキングした
*****H19年度*****
峠の入り口に、お願いの看板を設置させていただきました。(10月28日)
道をふさいでいる倒木処理
立派に完成しました
渡り初めする会員
「一里塚」に由来説明板を設置(初めての人が一人できてもこの場所の由来が分かる)
恒例の整備作業を全会員で行った。 今年は、旧道と貝淵峠の道標設置やみどり環境公募事業の
伐採・集材作業があるため、例年行っている落ち葉の除去は当日できなかった。
太い木には20数本のアンプルを差し込む ムシを死滅させる薬液は危険、作業は慎重に
ドルリで孔を開けケツスケットアンプルを差し込む
作業前に保存会会長がお礼の挨拶
この日はいよいよ薬剤の注入作業である。町役場3人、森林管理署2人、森林組合1人、保存会3人
の計9人で、町役場の担当者から指導していただきながら作業を行った。
今月は関小学校、米沢4中、小国中など多くの生徒が黒沢峠を訪れる予定になっており、恒例の清掃奉仕活動を行った。
案内板 そのT
「古屋敷」(茶屋跡)にも由来説明板を設置
*****H18年度*****
最近特にスパイクシューズのキズが多くなってきました。敷石は確かに滑りやすいですが、スパイクシューズでも滑ります。
黒沢峠は「敷石」が命であり、貴重な遺産です。私ども保存会は、この石を守るために日々活動し永く後生に残すために努力しています。
この度、これ以上の悪化を防ぐため自主規制を行うことにしました。多くの皆さんに見ていただきたい気持ちには変りがありません。
・・・・・ 自主規制・・・・・・・
1.峠を歩く場合は、スパイクシューズ及び金具の付いた靴でのでの歩行はご遠慮ください。
2 .知らずにスパイクシューズなどでお出での場合は、極力敷石の脇を歩くよう心がけてください。
3.黒沢峠敷石道保存会では、この規制の啓蒙活動を行います。
※石が砂岩で柔らかく、キズが付き易いです。ご理解のほどよろしくお願い致します。
案内板 そのU
7月1日、,梅雨の時期としては絶好の作業日よりの中で、敷石道の整備を行うことができた。今年は「松岡部落」の有志の方7名、遠く山形市、南陽市からも駆けつけお手伝いいただいた。
作業は、例年通りの落ち葉の除去や草の刈払いを始め案内板の設置(2ケ所)、「古屋敷」へのベンチの設置等、計画した作業を予定通り実施することができた。
下の写真は特にキズの程度が大きい一部の写真で、キズは黒沢側入り口の殆どの石に見られます。
楢枯れ危険木伐採作業の様子
道脇の楢枯れ木37本について伐倒・集材等の作業を3回に分けて実施した。伐倒木が他の木に引っかかり至難を極めた。
貝淵峠の種沢側入り口 側溝の土砂を取り除き階段を設置 種沢、黒沢両入り口に道標を設置した
7月2日梅雨空の悪天候の中、「ここ掘れ和ん話ん探検隊」の皆さん5名のご協力を頂き、黒沢峠の整備を行いました。
今年は敷石道の掃除の他に地名や起点からの距離表示などを行い、整備が一歩前進しました。
昭和54年に立てられた標木も長い間活躍・・・・・ご苦労様でした。バトンタッチされた二代目も今までのように頑張って欲しいものです。
作業前の会員のみなさん
材料を運搬
今年度は120本の伐採(昨年度37本伐採)を進めているが依然楢枯れは拡大傾向にあり、峠の景観が変わりつつある。
今回の整備作業では急遽「小国町文化振興基金」からの助成もいただき、一里塚と古屋敷の2ケ所
に由来説明板を設置させていただいた。この後入り口の案内板も更新する予定である。
【秋の清掃奉仕活動】H21.9.3
*****H21年度*****
*****H16年度*****
10月9日に黒沢峠に里程標(峠の全長を10等分した00/10の杭)を設置しました。初めて歩く人もどこまで来て、残りがどの位あるか分かり、楽しみながら安心して歩けるようになりました。
今年は例年にない大雪と楢枯れによる倒木や、小沢を渡る道路の崩落があり整備が急がれていた。例年の合同整備は7月初めに行っていたが、今年は時期を早めて5月29日に雨の中実施した。
倒木や崩落は頂上から市野々側で、黒沢峠敷石道保存会の管轄ではなかったが、「ふるさと市野々会」の代表者にも参加いただき、黒沢側(落ち葉や枯れ枝の除去)と市野々側に分かれて実施した。
伐採したものを切断し集材 この時間は、いつもの静けさ!
生きているブナの木を残すために、プロの技 峠内唯一の撮影ポイント、風景が変わった
大きな楢の木 周辺の景観が変わりました 部分的に枯れたものは枯れた枝のみを伐採
ケルスケットの注入木選定段階で対象とした木は63本になったが、薬剤不足により38本への注入となったが、今回町役場から120本の提供を受け注入することになった。合計ではケルスケット520本、注入木54本(38本+今回16本)となる。
黒沢峠の案内板、腐ってきたため応急処置 貝淵峠の種沢側入り口(整備前)
【募金箱の設置】H21.05.08
保存会では黒沢峠を常時整備し皆さんのお出でをお待ちしております。
「募金箱」は峠の入り口に設置しましたが、いただいた募金は清掃用具の購入や峠の環境整備など
に活用させていただきます。ぜひ、ご協力をよろしくお願い致します。名前は「けろ」君です。
泥道の改修作業(古屋敷の上)
記念植樹した桜が真夏に開花していた
の助成をいただいて実施しました
黒沢峠の旧道 4箇所に道標を設置した
小沢の崩落を確認し架橋打ち合わせ
道をふさいでいる倒木処理
桜(エドヒガン)を記念植樹
ケルスケット注入の前日、調合作業を行った
藤蔓が絡み四苦八苦
エンジンブロアでの落ち葉の除去
「ここ掘れ和ん話ん探検隊」の皆さん