チャートの基本はローソク足

ローソク足チャートは、株価チャートで一番広く使われているもので、証券会社のホームページなどで見ることができるチャートはほとんどがこのローソク足チャートです。

1本で1日の動きがわかる

ローソク足チャートは、1本だけで1日の以下の株価がわかります。


ローソク足と数字の比較の図

ローソク足1本だけで1日の値動きがある程度わかります。図の右側のように数字だけで出てくるよりも、ビジュアルとしてイメージで捉えられるチャートのほうが見やすいし値動きの予想もしやすいですよね。

値動きの見かたは後で解説しますが、まずは実際にローソク足チャートを書いてみましょう。

ローソク足チャートの書きかた

始値・終値でローソクを書く

ローソク足チャートの図

ローソク足チャートの書きかたは、まず始値と終値の部分に線を引き、四角を作ります。始値より値上がりして、終値のほうが高い場合を陽線といいます。陽線の日は買い方の勢いが売り方より強かったことを意味します。

始値より終値のほうが値下がりしている場合を陰線といい、四角の中を黒く塗りつぶし、黒い四角にします。陰線の日は売り方の勢いが買い方より強かったことを意味します。

※陽線の場合、ローソクの下が始値、上が終値をあらわし、陰線(黒)の場合ローソクの上が始値、下が終値を表します。

高値・安値のヒゲを書き入れる

ローソク足チャート描き方の図

株価は1日の間に変動するので、一時的に始値と終値の間の値段よりも株価が高くなる時もあります。

例えば株価100円で始まり、125円まで上がったけれど終値は120円だったような場合です。高値(125円)が始値(100円)・終値(120円)のどちらより高く、ローソクの四角の中に高値が収まらない場合は、四角の上に線を引きます。そうすると、四角ではなくローソクの形になります。これがこのチャートがローソク足チャートと呼ばれる理由です。この四角からはみ出た高値の線をヒゲと呼びます。

安値が四角の中に収まらなかった場合は四角の下に線を書いて逆向きのローソク形にします。高値、安値とも四角の中に収まらない場合は上下にヒゲが伸びる形になります。

その日の値動きを見て翌日の動きを予想する

ローソク足チャートで1日の値動きを見ると、ある程度の次の日の株価の動きを予想することができます。

例えば、長い陽線で上にヒゲがない場合、陽線が長いということは大きく株価が値上がりしたので、上昇の勢いが強かったということになります。また、ヒゲがないということは、高値でその日の取引が終わったので、上昇の勢いが継続され、翌日もその勢いが続くと予想できます。

ローソクのヒゲの値動きの図

また、陽線でも、短い陽線の上に長いヒゲがある場合は、株価は一時かなり値上がりをしたけれど、そこから売りの勢いが強く、株価は戻されてしまったと予想できます。こうなると一時は上昇の勢いが強かったけれど、途中から売り方の勢いの方が強くなってしまったので、強気が継続するとは言えません。特に高値圏(すでに株価が値上がりしている状態)でこの形のローソク足が出た場合は、翌日から株価が下げ相場に変わる可能性もあるので注意が必要です。

ローソク足チャートには株価を見る期間によっていくつかの種類があります。

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