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 ともどん学習史 

<ともどんの学習の過程をそのまま公開>
ご感想お待ちしてます。
英語編 国語編 数学編
英語編

中1

いきなり悩む。ローマ字と英語のスペルの違いが不思議でした。
Windowという単語をそのまま記憶することに成功し、ようやく英語は英語だということに納得する。
辞書を引く習慣は全くなかった。
成績は優秀でした。

中2

不定詞でついに本格的に引っ掛かってしまう。
よく理解できないまま、時が流れてしまう。
未だに辞書はアクセサリー状態。
成績はやや下降するも、まだまだ優秀でした。
しかしここからダメダメ状態に突入する。

中3

成績下降が進行する。
不定詞が理解できないのは相変わらず。
それに加えて全体的に理解が困難になる。
霞がかかっているような状態
理解が苦しいことにより、授業についていけなくなり、しばしば授業中に居眠りし始める。
受験数カ月前になり、過去問演習等を行った結果、国語力により点数だけはそれなりに回復。しかし英語力は大してアップしていない。断言できる。
よれよれながら、県立高校に合格。
ごまかしの成績ではあったが当時の自分は少々気を良くする。
辞書は未だに新品のまま。

中学総括

辞書はゴミ同然の扱いに終る。
毎日の学習習慣は結局身に付かず。
まともに学習時間があったのは、受験直前の数カ月のみ。
成績不振が比較的小さな被害で済んだのは国語力によるものと判断できる。
英語自体の学力はとても褒められた状態ではない。
成績の見た目よりも深刻な状況に陥っていたのだが、当時の僕は冷静に判断できなかった。

高1の1学期

成績不振がついに本格化し、結果として現れてくる。
1学期の通知表の英文法に赤い文字で点数が記入されていた。
通称、赤点です。本当に字が赤くてとても驚きました。僕の高校だけかもしれませんが。
中間テストの総合成績は下位10%程、期末は下位20%程。(400名弱中)
未だに英語の学習習慣は身に付かず、授業中は寝てばかりいた。
あまりにも理解できないと、眠くなります。そして学校の授業というのは基本的に受動的なものだから、悪循環が止まりませんでした。
辞書もまだアクセサリー。
振り返ると、当然ながら成績が上がる要素がありません

高1の夏休み

通知表の赤い文字に驚いた僕は、ようやく真剣に対策を考えます。
まずは現状認識。
より客観的な指標は何か。
やはり模擬テストの偏差値が最適で便利と考える。
さて、幾つだろう。
2つ程材料があったので、しばし見つめる。
平均で40ちょっと
厳しい現実にどきどきしました。
深呼吸をして気持ちを落ち着けようと試みるも、どきどきが止まりません
絶句
しかし踏み出さなければ始まらない。
どきどきのまま、まずは手持ちの教材のチェック。
辞書、文法書、問題集。
学校で指示を受け、購入している物がある。
自分の学力状態での学習には不足なし。
ああ、材料はあったんだ、学校にしばし感謝。
何から取り組むべきか。
そして何を学習すれば最も効果的か。
やはり文法だろう。
文法とはルールであるから、これを習得しなければ始まらない。
それに文法書は英文が短いから、分からない故のもやもやも解消するのが容易だろう。
よし、決めた。
よって文法の習得から開始することを決定する。
ここでようやくまともな英語学習が始まったと言える。
夏休み中、辞書と文法書を徹底的に学習する。
なかなか頭には入らない
ひたすら繰り返す。愚直にひたすら繰り返す。
当然、理解が苦しい分野もある。
明解に解説してくれる存在がいたら、もっと効率がはるかに良かったと思う。
しかし後に気が付くことになるのだが、周囲には充分に明解な指導可能な教師がいなかった。学校の教師の指導能力に少々不足があった。よって僕の置かれていた環境としては、とにかく自分で学ぶという選択は最善だったと思う。
この文章を読んでいる方には、できるだけ効率の良い方法をお薦めする
理解が苦しい分野を抱えつつも、夏休み終了時にはかなりの範囲を学習することに成功する。
まだまだ表面的な学習のみではあるが、少なくともペースは掴んだと言える。
辞書を引く習慣も身に付きつつある。
この夏休み、僕の英語学習にとって大きな転機だったと思う。

高1の2学期

夏休みの学習を継続していく。
少しずつ理解している範囲が広がっているので、学校での授業も普通に受講できるようになってくる。まだ苦しいが。
学期半ば頃には文法書の学習範囲が全体に及ぶことに成功する。
そこからもひたすら繰り返すことにする。
力が身に付いてきたのを少し実感できる状態になる。
実際はまだまだ不足しているが。
定期テストの成績は平均よりもやや上に向上。
模擬テストの成績は偏差値60弱に向上。
模擬テストの成績は以前にも書いたが、国語力が生きてきた故に実際の英語の学力よりは高めとなっている。
この学期は夏休みの努力の継続の時期と言える。

高1の冬休み

向上してきた成績を考慮して、新たな学習について考える。
文法力はまだ充分ではないから、このまま繰り返しが必要。
知識の定着、実戦力育成のために問題集を使用することにする。
いよいよ本格的な受験勉強の気配がしてきた。
文法書と問題集、やはり愚直に繰り返す
学習していることのレベルがやや上がっているので、ペースが落ちる。
(問題集のレベルが文法書よりも高いからです)
ペースは落ちたが、全体的に基本事項は複数回学習しているので、知識の定着を感じる。
学習に充実感を感じることが多くなってきた。

高1の3学期

文法力の基礎が充実してくる。
学校の授業が快適になってきた。その場で理解できることが多いから。
問題集も順調に消化中。
基礎的な単語力が身に付いてきたのを感じる。
全体的に良好な学習循環が起こっている。
定期テストの成績はもう少しで上位といった感じ。
模擬テストの成績は60程度。やや向上している。しかし本人的には、以前よりも英語の学力で成績が取れている感触があるので数字以上に好感触。

高1総括

1年間で本格的な受験勉強に向けての臨戦態勢が整ったと思う。
良好な時期と言える。
辞書を引く習慣もかなり身に付いた
尚、本文に記さなかったが当初理系志望だったが、英語学習に自信がついてきたことが大きな理由となり、文系志望へと変更している。

ここで定期テストの利用法について記しておきます。
僕は推薦で進学するつもりは全くなかったので、必要以上に重視することはしませんでした。授業のノートを丸暗記するような学習は実行しなかったということです。
常に将来に控えている受験に実際に使える本当の力というのを強く意識して学習していました。そして本当の学力が身に付けば、定期テストでも自然に良い成績がとれると考えました。
その考えに基づき、特別な定期テスト対策はほとんどしませんでした。
特別な対策をすれば、この時期でももっと成績が良かったとは思いますが、全体の大局観からすればそれはあまり意味がない
そしてメリットもありました。
僕にとっては定期テストも自分の実力を判断する模擬テストに等しいものでした。分野が限定されていて細かい傾向があるので、結果は少々不足することが多かったのは事実ですが、実力判定の一つの指標として有意義に利用することができました。
理想論と思う方もいるかもしれません。
しかしそうではないことが、この後に明らかになっていきます

高2前半

文法力が繰り返しと問題集によりレベルアップしていきます。
そこで新たな学習の追加をしました。
実際の文章を読む学習です。
適当な問題集も購入しましたが、特に力を入れたのはテストの復習です。
問題演習はテスト時に済んでいる。
その徹底した復習です。
読んでみて分からない部分が当然ある。
自分の現在の力で必死に考える
それでも分からない。
はい、必死に辞書と文法書と格闘しました。
分からない単語、構文が皆無になるまで調べ尽くしました。
そしてその英文を何度も読みました。
黙読、音読両方繰り返して。
最初から最後まで英文だけで意味が分かるまで行いました。
その英文に関しては、音読のスピードで意味が分かるまで実行しました。
とても時間の掛かる学習です。
慣れないと辞書を引くスピードも遅い。
しかしひたすら実行することにしました。
この段階になると成績の伸びも以前程大きくはなく、大変に感じることが多かったように思います。
定期テストの成績は上位者層にアップ。
模擬テストは60前半程度。やや伸びています。
難関校レベルに到達する手掛かりを得た時期と言えます。

高2後半

前半の継続です。
ついに成績が満足なレベルへと伸びてきます。
文法力もかなりの向上を果たし、自信がついてきました。
単語力ももちろん増しています。
辞書を引く習慣、スピードともに身に付いてきました。
同世代においては良好なレベルに達した時期です。
定期テストの成績はトップクラスに進化。
模擬テストの偏差値は60代後半が取れるようになりました。
この時期になって、平均点が高いテストだと偏差値があまり出ないということに気が付いたりしています。それまでは上限など全く気にすることはなかったので、自分の成績が上がったんだなと感じた事柄の一つでした。
この頃に志望校も最難関レベルを意識し始めた記憶があります。

高3

先に成績について。
定期テストはほぼトップ。
模擬テストは偏差値的にはかなり良好。
前半早くからこの状態になりました。
センター試験対応模擬テストだと、不正解が1つか2つという状況です。
学習法は基本的に変わっていません。
ただし、志望校の過去問の演習に伴い、新たな学習を余儀無くされています。
ヒアリング、英文要約、和文要約等です。
とにかく傾向に即した演習を繰り返しました。
成績は徐々にアップしていきます。
これが受験終了まで続いていきます。
英語、国語、数学とは似ても似つかない社会の成績により、1年余計に掛かってしまうのですが、英語の学力については高3の受験時点で受験レベルでは完成した状態にあったと判断できるので、以下は省略します。
最終的には国立、私立共に最難関校に合格するという結果となります。

全体総括

中学生時の学習習慣の無さがとにかく悔やまれる。
それにより高校生になってから、大きな苦労を強いられている。
学習とは「内容×時間」であるから、当然と言える。
しかし英語のしわ寄せにより、他の苦手科目の学習時間が影響を受けて、1年余計に掛かったことは否定できない。これは無視できない。
積み重ね
この言葉の意味を切に感じる。
この文章を読んでいる方には、是非とも中学生から学習習慣を身に付けることの重要性を感じて欲しい。
そしてまた苦しい状況に置かれても、正しい順序で正しいプロセスをこつこつと歩めば、目標に到達するということも感じて欲しい。
使い古された言葉ですが、以下を以てまとめとします。
「継続は力なり」
輝かしい未来を願います。

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