ホバークラフト4号 |
ホバークラフトの紹介少し本格的な2モータータイプのホバークラフトです。モーターと電池ケース以外は全部自作しますので製作に時間がかかりますが、確実に動くホバークラフトができます。
ホバークラフトは浮上用の空気流をどのように作るかがポイントになります。ファンを回して一定の圧力の空気を床と接する底面から流しながら浮上します。ファンを格納する容器の選択とファンを回転させるモーターの取り付け方法を試行錯誤しながら改良してきました。4号というのは改良4番目という意味です。
稲毛エジソンクラブでは、1回3時間の教室2回で作っています。
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関連資料参考とした情報
遠心ファンのデザインは東工大ScienceTechnoのHPを参考にしました。
ポリシートを使ったスカートの構造は2006年の科学の祭典千葉大会で羽根岳雄先生(当時松戸市河原塚中学校)の工作で教えてもらいました。他にもいろいろな方が製作しています。
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作り方材料
工具・補助材料
工作手順 |
T.遠心ファンローターの作成 |
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U.ファンユニットの組み立て |
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熱線カッターの使い方 熱線カッターは、熱線が取り外し可能なものならどのようなものでもOK。ここでは自作のカッターと電源を使ったものを紹介する。
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V.推進ユニットの作成 |
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W.船体の作成と組み立て | |
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調整とあそびかた |
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ホバークラフトは空気の圧力で浮きます。ファンで加圧された空気により底面にはったポリシートが膨らみクッションになるとともに空気の漏れを少なくします。ポリシートは実機でスカートと呼ばれている部分の役割をしています。
浮上したホバークラフトはほとんど摩擦が無い状態になるので船体が傾いているとプロペラを回さないでも傾いた方向に進みます。浮上した時船体が水平になるように電池の位置を調整しておきます。
水平になったら、推進ユニットの方向を調整します。舵が真直ぐな時船体も正面に真直ぐ進むように調整します。真直ぐ進むようになったら舵を使って旋回させてみましょう。わざと水平バランスを崩してホバーがどちら向きに進むかを調べるのも面白いですね。
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ファンを動かすと内部にたまった空気の圧力でポリシートが膨らみます。調整の時はまずスカートが膨らむことを確認します。膨らまない時は、一旦モーターを止めて指を船体とポリシートの間に滑らせて空間を作っておきます。 |