コンテ1
2021/2/6
鉱物の産地
地元の人に従って行動しよう! たくさん石採りを楽しんで下さいね。
あわ〜スタイル」「いしにっき」「気ままに訪問記」などもご覧ください。
銅山川本流(別子山村)
筏津山荘(別子山村)
 筏津山荘前の銅山川ではキースラーガーや変成岩に含まれる鉱物が採集できる。また、別子銅山稼働時に鉱石から銅をとった後のカス(鉱滓)も落ちている。川を転げている間に丸くなって「銅山石」と言われる。これらは筏津坑や余慶坑のズリから流れてきたと思われる。なお、積善坑はここよりもう少し下流にある。
 現在この山荘は取り壊されているが、近くに別子銅山の坑口や遺構が多数残っている。特に川の両岸に弟地坑などがある。トロッコのレールや電気機械の残骸も見られる。
 採集できるのは、角閃石・ザクロ石・緑泥石・ルチルなどである。また、鉱物ではなくカラミを採集しても面白い。緑色の緑青(ろくしょう)や虹色の鱗鉄鉱が生成した物などがある。

1.最上流部の別子ダム         2.閑かなダム湖の湖面
 

3.高知県へ抜ける間道         4.旧筏津山荘のすぐ下流
 

5.瀬場谷合流点のすぐ下流      6.本流の砂防ダム
 

7.床鍋の集落            8.大水に耐える川原の大木
 

9.別子山小中学校とふるさと館    10.肉渕谷合流点のすぐ下流
 

11.成運動公園のすぐ下流       12.別子橋のすぐ下流
 

13.別子橋のすぐ上流          14.流れはようやくダム湖に至る
 

15.虹色のキースラーガー(鱗鉄鉱) 16.色の濃い紅レン石
 

17.鉄礬ザクロ石(赤い部分)     18.紫色の菫泥石(きんでいせき)
 


 銅山川の総延長55kmのうち、川原の石が露出しているのは上流部の15kmくらいである。その中でも鉱物採集に適したポイントとなると、10ヶ所くらいに限られる。1日ではとても回り切れないので、数回に分けてじっくりと見ていくと良い。
 ここも有名になってマニアばかりでなく一般の観光客が立ち寄って、記念に石を拾っていく光景を目にする。面白い形状の銅山石を持ち帰って文鎮やペンスタンドにしている。
 三島川之江ICから35km、マイントピア別子から30kmで、どちらからも車で1時間くらい。東赤石山や銅山越えの登山口に近い。



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