オブレート新会員のご紹介

  マザーテレサ  浪花  一美さん
  登別市在住  登別教会所属

 

  エリザベト  平松  暁子さん
  倉敷市在住  玉島教会所属

 

  無原罪のマリア  松本  妙子さん
  室蘭市在住  登別教会所属

 

  シェーナのカタリナ  久保田 かおるさん
  岩見沢市在住  岩見沢教会所属

 

  ヨハンナ・パウラ  福田  比奈子さん
  伊達市在住  登別教会所属

 

  ジョセフィーナ  上田  博子さん
  登別市在住  登別教会所属

 

  マリア  平川  美穂さん
  台湾台北市在住  仁愛教会所属

 

  マリア・セシリア  市橋   栞さん
  室蘭市在住  東室蘭教会所属

 

  リタ  久下  聰子さん
  室蘭市在住  東室蘭教会所属

 

  ローズ・マリー  島尻   悦子さん
  座間市在住  厚木教会所属

 

  スコラスチカ  田辺  節子さん
  札幌市在住  真駒内教会所属

 

沢山の方にご入会頂き、姉妹一同心から感謝し、祈りの絆の輪が広がっていくことを、心強く感じております。

 

亡くなられたオブレート会員

 姉妹の安息のためにお祈りください。

  マリア・テレジア  古池 郁子 さん
   2019年3月17日 帰天

 

苫小牧地区「信徒使徒職大会」

共に喜びを持って福音を伝える教会―現代における宣教小共同体のあり方―

 

 2年ぶりに10月20日『信徒使徒職大会』が室蘭海星学園ベネディクトホールで、6教会107名の信徒が集合し開催されました。
先ず、勝谷司教様の基調講演から開始。司教様がテーマに沿って準備された内容は、何と若き日の司教様の失敗談が切り口!眠気も吹っ飛び聞き入りました。
その幾つかを紹介しましょう。

 

①教会は建物ではなく活きた信仰共同体であり続けることが重要と、建物に頼らない教会作りを考えて来たが、静内紋別の教会存続の熱意を受けて教会の建物が地域のシンボル、宣教の拠点と位置付けられるのでは?と考えさせられたこと。

 

②主任司祭として赴任した教会で石鹸一つ購入するにも、神父の了解が必要と信徒が許可を求めてきた。 「そこまで神父の色に染まりたい?」(演歌の文句みたい?) 「教会の色は信徒が作る色だよ」と司教様は信徒の主体性を促されました。

 

 講演を聴きながら宣教小共同体作りは組織より先ず、自由に自分の関心や悩みを話したり映画を観たり、趣味を分かち合える自然な自分の居場所を作ることから始めることが大事なのでは、と考えさせられた有意義な大会になりました。

 

修道院の連合会視察  チョコットいいこと

 

9月17日から20日まで修道院で7年ぶりに「連合会公式視察」が行われました。
視察員は連合会会長シスター ケリー オーライリーとシスター森川晴子(善きサマリア人会)の二名でした。
役割ごとの面接や個人面談を通して、私たち聖ベネディクト修道院のシスター達が霊的に成長し、共修生活を深め神と人々によりよく奉仕できるよう、支え励ましてくださいました。
閉会式では私たちの道しるべ、指針とも言える『視察の勧め』を頂き、神様の導きに信頼して歩み続ける心を新たにしました。

プレゼントのスカーフ。似合うでしょ! チャメッケたっぷりの会長Sr.ケリー

 

修道院の食卓レシピ 「ポークチャップ」

材料(1)(6人分)

・豚肉のカツ用(1cm位の厚さ)6枚
・バター     大サジ2杯
・りんご     3個

材料(2)

・パン(トースト用を切って) 3カップ
・りんごの皮まま切って   1.5カップ
・レーズン             半カップ
・セロリ(荒みじんきり)     〃
・タマネギ   〃         〃
・塩        小サジ1杯
・コショー     〃   4分の1杯
・セージ      〃      〃
・ダシ汁(ヴイヨン1個溶かして)半カップ

 

作り方

・フライパンにバターを溶かし、肉の両面を焼き塩、コショーで味を付けます。
・キャセロールに肉と材料②を全部合わせたものを、交互に敷いて、一番上にりんごを切って飾りつけ、砂糖を少々上にふり、アルミホイルをしっかりかぶせオーブンで焼きます。
  温度 180度  時間 1時間
米国のシスターのレシピ、米国の味がしますよ。

 

秋のレクレーション  札幌教会巡礼の旅

 

 小春日和の柔らかな陽を浴びて、大型バスは一路札幌を目指して走ります。
登別と東室蘭教会の42名を乗せて。
仲間に加わったシスター三人も前日からおやつや飲み物を準備して、子どもの頃の遠足のようにワクワク。
車内ではロザリオを唱えたり、オシャベリに花を咲かせ4月に献堂したばかりの真駒内教会に到着。
赤煉瓦の概観が晩秋の空に映え、聖堂は木目が美しく、木の香りが溢れていました。
ミサも森林の中で祈っているようで、創造主の懐に抱かれている心地がして、このひと時で巡礼の旅が十分満たされました。
歓迎下さった信徒の方々に感謝!

ミサ後、信徒会長さんより歓迎の言葉

編集後記

 

 「天高く馬肥ゆる秋」「芸術の秋」。
心もチョッピリ豊かになればと、10月10日札幌へ憧れの「カラヴァッジョ展」を観に出掛けました。
 ―闇と光―の画家と評されるだけあって、影のような暗さから浮き上がる作品はいずれも圧巻でした。
特に「聖トマスの懐疑」は復活のイエスの傷口に、あたかも自分が指を刺し入れているかの感覚を味わい、トマスと共に絵画の中にいるような臨場感に浸ることができました。

 待望のフランシスコ教皇が前々教皇より38年振りに日本の土を踏まれました。
過密なスケジュールの中、被爆地長崎、広島を訪れ「核廃絶」を力強く呼び掛けました。
その声は世界唯一の被爆国でありながら「核兵器禁止条約」に参加しない、この国の為政者にどのように響いたのでしょうか。
しっかりと届いて欲しいものです。

 さて、小学生時代の「学級新聞作り」を思い起こしつつ、オブレート係として「オブレート便り」等の編集に携わって来ましたが、次号より担当がシスターテレジア齋藤弘子に変わります。
二年半お付き合い戴き有難うございました。

 皆様の中に新たに、小さくても偉大なイエス様がお生まれになりますように!

                      シスターカタリナ 小野 廣子