オブレートだより

2021年6月 第38号 6月号 発行 聖ベネディクト女子修道院

オブレートだより

「カトリック新聞」(4月25日)に掲載されていた短歌3首が心に留まりました。

〇 口重き養父ヨセフの槌音はコントラバスの優しさだらう (川崎 印出美由紀)
〇 流れゆく雛を見送る人らみな浄められたる善女の顔す (ハワイ シンタニ優子)
〇 退院の径々摘みたる七草を妻が料理す春の味噌汁  (奥州 細野 弘)

シスターズからのショートレター60文字に託して(4/23~5/6)

主キリストはまことに復活された、アレルヤ。

 ○私は神をあがめ、私の心は神の救いに喜び踊る。マリアの賛歌を生きましょう。
  入会時頂いた祝辞です。
  皆様に心を合わせて祈ります。
  Sr.セシリア藤井

 ○水仙が目に映え草花の芽が伸び始め、夢と希望に心豊かな頃となりました。
  皆様お健やかにお過ごしでしょうか。
  私共10人は祈りの中元気です。
  Sr.ポリナ天野

 ○自然に囲まれた静かな聖堂で皆様に心を馳せながら共に神に賛美を捧げることの幸いを
  実感しております。
  コロナの中にあってお大事に。
  Sr.プラチダ芦川

 ○街路樹のナナカマドが遠慮がちに芽を出しはじめました。
  今年の春は、いつもとちがう春ですね。
  コロナに負けないよう祈ります。
  Sr.ベルナルディン櫻井

 ○受刑者との文通を通して教えられることに感謝することが多々あります。
  恵まれなかった生い立ちや辛かった人生に安らぎを祈ります。
  Sr.アリアベダ岡

 ○皆様お元気にお過ごしでしょうか。
  今年の畑は野菜をお休みして、花を植えましたが、狸やアライグマは見にくるでしょうか。
  Sr.ナオミ田中

 ○私は聖堂前の林にリスを探しています。
  旧母院(ミネソタ)のリスが懐かしいです。
  皆様と「教会の祈り」を歌える日が楽しみです。
  Sr.テレジア斉藤

 ○春は出会いと別れの季節。コロナ禍でやるせない別れも多い。
  昔、夕張で共に働いたアダム師が去年、米国で逝去された。
  今は神の国で取り次ぎに奔走する姿を思い描いている。
  Sr.カタリナ小野

 ○私は生後9日目の3月1日、聖リタ当別教会で洗礼を受けました。
  多分、朝早くしばれる道を布にくるんで運んだのでしょう。
  Sr.マルタ上田

 ○築地教会正面の大きな絵。
  信 無限静寂(一)イラン、宵の明星。
  望 無限静寂(二)イラクの星夜。
  愛 無限静寂(三)イラクの暁星。
  画:小堀四郎
  Sr.ヘルマンナ小林


修道院の庭に咲く春のお花


編集後記

 オブレートの皆様、いつもお祈りをありがとうございます。
皆様には、今年もお会い出来ない日々が続いております。
 今回は、シスター達からの「ショートレター」を、お届け致します。
字数制限のため短文ですが、表現し切れなかった思いは神様を経由してお送り致しますのでご想像下さい。
 世の中は今、個人的に仕事もオンラインが進み、買い物もロボット配達が出来るという所もあるようで驚きです。
 人と人が直接会って、聞き合い、笑い合い、共に生きていく社会からは少し離れて行くような気がして、淋しく感じることがあります。
 聖ベネディクトの時代から見ると、考えられない社会の実態ですが、普通の生活を願いながら、皆様の生活の中心に、 キリストの愛と平和がいつもありますように、心からお祈り致します。
Sr.テレジア 斉藤 弘子