crow.jpg

HOME > 札幌カラス研究会について

about.gif

当会はカラス類をはじめとする野鳥の生態と連鎖関係を研究し、野鳥と人が共存するための道しる
べを確立して生態系安定や環境保全を図り、さらに研究結果を発表して学術の発展に貢献しよう
とする仲間です。
カラス類という都会を代表する鳥の生態はほとんど知られておらず、ときとして間違った対応がなされ
る場合も少なくありません。
カラス類の学術研究はもちろん野鳥と人との関連性を見直す必要性を常々感じています。都会では
避けて通ることが出来ないカラス類との共存を図る上で必要不可欠なことは「正しい生態を理解する
こと」です。
当会はそのために日々調査研究してその結果を踏まえて活用することを行います。
「カラス類」という誰もが知っているようで知らない鳥の生態を研究し、カラスという鳥の生態系での役
割や重要性および必要性を模索して啓蒙していきます。

NPO法人札幌カラス研究会概要(任意団体時の活動も含む)

設 立

2012年10月4日

調査依頼

「南区カラス類生息調査」(依頼主:札幌市南区土木センター)

塒調査

全体調査として毎年2月に一斉調査・その他個別に調査

行動・生息調査

ほぼ毎日

相談

繁殖期のカラスや傷病ガラス・巣立ち雛の保護など

メディア出演

毎月第1水曜日「FM三角山放送」出演・NHK札幌放送局「もぎたてラジオ便」出演

助成金活動

2008年に「道新野生動物基金」の助成を受けて「カラス達の生活~ビジュアル展」を開催

鳥学会発表

2006年日本鳥学会岩手大会

:ハシブトガラスはいつ、どこで、どのような状況で人を襲うのか?
 中村、竹中

2008年日本鳥学会東京大会

:札幌市および周辺域におけるカラス類の鳥ポックス(Avian Pox) 症の大量発症と その拡大状況
 中村、竹中、福井、他

2008年度第14回野生動物医学会神戸大会

:札幌圏のカラス類で大量発症した鳥ポックスウイルス感染症 〜身近な野鳥の保全医学研究〜
 福井、中村、竹中、他

2009年日本鳥学会函館大会

:ハシボソガラス(Corvus corone)における配偶相手交代のプロセスとしての一時的な1夫2妻について
 中村、竹中
:モンスター”カラスを作らない方法
 竹中、中村

2009度第15回野生動物医学会富山大会

:北海道および鳥取県捕獲カラス類腫瘤病変からのAvipoxvirus 4b core遺伝子の検出とその解析
 濱北、福井、中村、竹中、他

2010年日本鳥学会千葉大会

:札幌圏におけるミヤマガラス(Corvus frugilegus)の冬塒利用状況と採食場所について
 中村、竹中
:個体識別したカラス類の再捕獲・再認状況
 竹中、中村

2011年日本鳥学会大阪大会

:札幌市街地で繁殖するハシブトガラスのヒナは巣立ち後どれくらい親元に留まるのか?
 中村、竹中

2012年日本鳥学会東京大会

:札幌市および周辺におけるカササギの冬季記録と繁殖記録について
 中村、竹中
:札幌市南区と豊平区おけるハシボソガラス(Corvus corone)の繁殖状況
 竹中、中村

2013年日本鳥学会名古屋大会

:札幌市におけるカラス類のAviPox感染アウトブレイク—その後—
 中村、竹中、福井
:都会のカラスと田舎のカラス(予報)
 竹中、中村、他

2015年度日本鳥学会神戸大会

:カラス類の親鳥が長期間にわたりヒナ(幼鳥)へ給餌した観察事例について
 中村

:札幌圏のカラス類標識調査からみえてきたこと
 竹中、中村、福井




定款

LinkIconNPO法人札幌カラス研究会定款.(PDF)