願王閣(がんのうかく)      新潟県燕市地蔵堂本町

境内の阿弥陀様、お地蔵様

■願王閣では境内に阿弥陀如来様、子育て地蔵尊、水子地蔵尊をお奉りしております。


阿弥陀如来立像






明治32年(1899)に建てられ、大正時代に大武から稚児行列を従えて現在地へ移転したと伝えられています。昭和50年代になって願王閣に管理が移行され現在に至っています。





阿弥陀如来立像土台修復工事(平成26年 西暦2014年

阿弥陀如来立像台座が永年の風雪雨や近年のたび重なる大地震によりひび割れた為、地蔵堂本町皆様及び信仰者様の御寄進により修復工事を行ないました。








平成26年4月22日起工読経式     着工            鉄筋工事           型枠工事          コンクリート注入









     型枠取り外し            台座修復                     平成26年6月1日完工記念読経式







阿弥陀如来立像 塗装修復工事(令和2年6月 西暦2020年

阿弥陀如来立像ご着衣や台座などの塗装修復を行いました。










     修復前           修復中@          修復中A            修復完成    令和2年6月21日修復記念読経式








子育て地蔵尊





大正時代から旧中小路の桶福さん方にあり御近所の方々から厚い信仰を受けて来ましたが、昭和32年以降、幾多の変遷があり、平成2年(1990年)に現在地に移り信者の方々がお世話されていました。平成16年より願王閣で管理し現在に至っています。毎年6月16日に祭礼を行っています。









水子地蔵尊







昭和58年(1983年)に寄進され、願王閣が管理を行っております。





水子地蔵尊法要 (平成29年6月 西暦2017年)
  建立33年を記念して法要を行いました。







 






■願王閣境内の碑紹介

第一世可念庵主 第二世智雲庵主 第三世林随庵主 墓碑









第一世可念庵主 第二世智雲庵主 第三世林随庵主 記念碑










遍澄庵主歌碑









 「と可ま毛て 加里はらふ遍き飛ともなし むくら志今れる し起し満の三ち」

盧元坊句碑        









美濃の江戸中期の俳人 仙石盧元坊(1688〜1747)       
中村家を訪れた際に詠まれた句「七夕」  

「ことし  後越に漂白して星祭の比は、新潟の人々に約しながら
 越路なるせばの渡りの朝あらし  きのふも吹かけふも吹らし
 といへるふることに心ゆるみて、こゝのわたりの七夕にあふ事にはなりぬ
   夜やうれし
     星のわたりも狭とこそ」    



  
※また、願王閣境内には多数の寄進構築物がございます。



境内樹木の伐採 (令和2年8月 西暦2020年)

 本年は通常の剪定に加え松の樹の枯れた部分や、銀杏、欅の樹木の伐採を行いました。