ばりあふりーしょっぷ花凪屋で札幌福祉専門学校の「認知症・ケアプランゼミ」がスタートした。「認知症・ケアプランゼミ」は、理事長が多忙のために05年度で同校講師を退任したことから生まれた。同校が理事長の授業継続を望む中、生徒(3年生)が花凪に来るなら授業は可能、花凪を教室にする方法があるという理事長提案から生まれた。花凪の介護の実践に触れ、実習し、(1)認知症への理解を深める、(2)対応・援助方法を身につける、(3)ケアプランに取り組む−との主旨で、実施することになった。12月まで6カ月の間に16回、16日間(2グループそれぞれ8回、8日間)行う。7月はほかに11日、18日に行う。
花凪を取り上げたNHK教育テレビの「我が家は高齢者下宿 笑いとケンカで効果あり」(1月23日放送)が反響のあったことを教える出来事がまたあった。放送を観たという神奈川の人が、花凪の実践をこの目で−と来花した。
浴衣の季節を迎え、浴衣教室をばりあふりーしょっぷ花凪屋で開いた。エステやネイルアートも行う花凪の楠山スタッフが講師となり、美しい着方を伝授した。8日にも開いた。受講者は計4名だったが、1人のニーズにでも応える、1人が喜ぶだけでも行うのが花凪。
ばりあふりーしょっぷ花凪屋で斉藤恂子木目込み教室の第2弾が始まった。第2弾は「フクロウ」づくりに挑戦する。13日、20日の3回で完成させる。「フクロウ」の「フク」は「伏」、「ロウ」は「老」であってはならない。楽しいことに挑戦すれば、「フク」は「福」、「ロウ」は「朗」になる。
理事長、滝川市地域包括支援センター主催「ケアプラン作成指導研修会」の講師務める。サーービス利用者の行動が広がり、元気さを増し、さらに新たな外出先・働き場所などとして「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」を開店…。理事長は、花凪の取り組みを事例に利用者の“自立支援”に尽くすべきことを説いた。研修会は21日も行われた。
北海道拓北養護学校の先生の訪問を受けた。同校は、開校してまだ5年の肢体不自由の養護学校。“地域に開く学校”などを目標に掲げ、積極的に学校を充実させようとしている。そうした中で花凪の取り組みを知り、花凪とのかかわりを望んだという。花凪と同校との協働を請われた。
あるべき医療の倫理規定をつくるための勤医協札幌西区病院の倫理委員会が行われ、外部委員の理事長が出席した。同病院は、患者、家族、地域などを尊重し、医療側の立場に傾くことなく規定をつくろうとしており、何かと参考になる。
生活支援の事業を立ち上げたいという菅原さん夫妻が来花した。やはり2月のNHK教育テレビを見、さらに5月のNHK学園「社会福祉コース」スクーリングでの理事長の講義も聞いて花凪に感銘してとのこと。1号館からばりあふりーしょっぷ花凪屋を回り、みんなが元気でいる花凪の介護の世界、花凪の実際に触れていただいた。
「第1回お母さんたちの茶話会」をばりあふりーしょっぷ花凪屋で開いた。花凪屋には子育て中のお母さんもやって来る。その1人の呼び掛けで実現した。子育てなどで悩みがあっても、仲間がいれば心強い。お母さんたちの関係づくりを−と開いた。4組が参加し、子供と一緒に遊ぶなどして和を深めた。第2回、第3回と続けていく。
「大通納涼ビール祭り」で、ビールを飲むには一番のビアガーデンを楽しんだ。ビール祭りは21日から始まり、好天が続いていた。この日も朝から太陽が元気いっぱい。もう行くしかないと、10人が繰り出した。キリン会場に陣取り、閉店するまで飲みに飲んだ。そして、そこで終わらないのが花凪のパワーで、今度は薄野に繰り出した。帰ったのは、日が変わってからだった。
小堀ひろみアレンジメントフラワー教室をばりあふりーしょっぷ花凪屋で開く。第2回の今回は“夏の部屋を涼しくする花飾り”がテーマ。花凪家族5人が受講した。それぞれちゃんと工夫して生け、花に触れるひとときを楽しんだ。
今年もお天気に恵まれた中、第3回花凪夏祭りを2号館の内外を会場に開催した。出店はかき氷、アイスコーヒー、自ビール、たこ焼き、焼きソーセージ、駄菓子、懐かし玩具、ヨーヨー釣り、射的、輪投げ、フリーマーケット、マッサージ、ネイルアート。大道芸はバナナのたたき売り、がまの油売り、紙芝居、南京玉すだれ。それらに花凪スタッフのパフォーマンス、締めくくりのビンゴゲームも充実させてお客さんを迎えた。そして、たくさんの人に来ていただき、にぎわった。老若男女の誰もが笑顔になっていただき、盛り上がった。花凪と地域とのつながりがさらに深まって、第1回が大成功なら、第2回は大々成功、第3回は大々々成功だった。汗が流れたが、汗は実り、来年の夏祭りへの力となった。
理事長、海星学院高校ヘルパー養成研修(日本福祉介護教育センター主催)で室蘭へ。31日、8月1日、3日の講義を担当し、この日から4日間、札幌と室蘭を行ったり来たりとなる。同研修には生徒だけでなく、校長先生らも受講するそうだ。
【7月のばりあふりーしょっぷ花凪屋】7月もいろんな人が来る毎日だが、平和第2町内会の会長らの訪問も受けた。花凪屋のことを知るためだったが、主旨などを理解し、町内会回覧板の利用を認めていただいた。福祉の取り組みで連携しようという話にもなった。オープン3カ月、着実に歩んでいる。明日はどんな出会いがあるかという楽しみをもらい続けている。
※花凪夏祭りが無事終了した。一方、札幌福祉専門学校との新しい取り組み「認知症・ケアプランゼミ」がスタートした。一つが終わっても、一つが始まる。忙しいことは大変であるけれど、楽しい。アジサイの花が咲き終わっても、ヒマワリが咲き始める。そんなふうに、楽しい。
道庁主催の「福祉・医療就職フェア」(札幌パークホテル)に今年も参加した。福祉に限らずにどの世界でもだが、良き仕事をするためには良き人材がすべて。良き出会いを期待して、毎年参加している。花凪に興味を持ち、働いてみたいと言ってくれる人は少なくない。それはうれしいが、こちらの眼鏡にかなう人は少ない。
この数年、北海道の夏は暑くて長い。8月の前半は行事などを控え、花凪家族にはのんびりしてもらった。デイサービスや「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」に通う毎日は変わらないが、その中でゆったりしてもらった。それから“日本の夏”を楽しもうということですごしてき、この日、お楽しみ第1弾の花火大会を行った。打ち上げ花火は綺麗だが、手花火も十分に綺麗だ。2号館でジンギスカンとビールの宴を開き、夜が更けたところで個性いろいろ、風趣さまざまの手花火をした。打ち上げ花火は人の心を踊らすが、手花火は人を童心に帰らせる。みんな、子供のようになって手花火を囲み続けた。
「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」で“日本の夏”お楽しみ第2弾としてスイカ割り大会を行った。地域の人からいただいたスイカが大活躍した。大はずれの一振りに声援、惜しい空振りにため息、見事な一太刀に拍手、面白くて大笑い…。スイカを味わう前に笑いでお腹を抱え、十分楽しんだ後はお腹を満たした。この日の花凪屋は青い空の下の砂浜になり、みんなは海でよく遊んだあのころのみんなになった。
鈴木由美子花凪会員を講師にパッチワーク教室が開かれた。自然発生的に何かが始まるのは花凪の望むところ、いいことはすぐやろうが花凪流。仕事が休みの中「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」に立ち寄り、そのままパッチワーク教室開講となった。みんな、おしゃべりなどしながら楽しく布一片からつくりだす芸術に挑戦した。
道庁の方が来花した。「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」まで展開する花凪の頑張りや考え方は他の参考になるとして、釧路町のNPOを対象に行っている起業育成ゼミナール(9月)での講師の依頼があった。
「あみゅぜコンサート&今日だけ酒場」を「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」で開いた。あみゅぜのコンサートは春以来。前回はやってきた春がテーマで、今回は“”ゆく夏に寄せてと去りゆく夏がテーマ。時の流れの速さを知るのだったが、コンサートではいっぱいの心地よい音楽に包まれ、ゆったりと流れる時間を味わった。あみゅぜが聞かせてくれたのは、夏の歌のメドレーに「夏の思い出」「浜辺の歌」「ふるさとの四季」「少年時代」「さとうきび畑」…。今日だけ酒場には懐かしい人たちが来店した。杯を交わすのは数年ぶりということに、やはり時の流れの速さを知るのだった。その分、ゆっくりと飲み、語らい、店じまいは次の日となった。
西区をエリアとするコミュニティ・ラジオ局「FM三角山放送局」で「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」が紹介された。地域の情報を現地から実況放送する「街角レポート」(午前11時20分ころ)で取り上げられた。携帯電話を使っての理事長と番組のパーソナリティー堺なおこさんの会話がそのまま電波に。5分余りだったが、花凪全体から花凪屋のことまできちんと紹介された。堺さんの「そのパワー、元気の源は何ですか」に、理事長は「カニとビールですう」…。そんなやりとりもあって、普段着の花凪、一番大事な花凪らしさもちゃんと伝わった。
【8月のばりあふりーしょっぷ花凪屋】開店から4カ月になった。一度来て終わりのお客さんはほとんどいなく、何度も来て顔がわかる方、名前も覚えた方も。「また来たよ」「また来るよ」の声をいただいている。営業時間が過ぎても、店に灯りがついていると、「まだいい?」と入ってくる人もいる日々が続いている。
※暑い8月だったが、花凪家族は元気にすごせた。夏に負けず、夏を楽しめた。今度はいろんな顔を持つ秋がやってくる。実りの秋、食欲の秋、文化の秋、芸術の秋…。今度はそんな秋と仲良くし、秋を楽しまなければならない。忙しい9月になるだろうが、また元気にすごしてもらうことあるのみだ。※