花凪日誌

2020年4月1日

新年度がスタートの日を迎えた。誰にとっても心を新たにして次へ歩み出す節目の日だが、悲しくもコロナウイルスでそれどころでない状況に。ただ、感染は大変なことで、花凪も心を新たにしたのはコロナウイルス対策への努力だった。こまめな体温チェック、手洗い、うがい、消毒、訪問者対応…を緩めずにいくことを確認した。

玄関に訪問者名簿や除菌剤、体温計 必ずこまめに手洗いやスプレー除菌 デイサービスこ花でもしっかり除菌

2020年4月3日

雪が少なくて早く消え、暖かな光が多く続いて、ことしは花も早々と咲いた。一番最初に1号館の前庭にティアドロップが、そしてデイサービスこ花の前庭や中庭にこれまた早さ自慢のクロッカスが咲いた。こ花前庭のクロッカスは離ればなれに一つずつ、中庭のは一つにまとまってだが、どちらにしても綺麗だ。「離ればなれが良し。まとまるのは駄目」がコロナウイルス問題で繰り返されている。「本来なら人の世界も一つずつでもまとまってでも綺麗なのに…」と余計なことを考えさせる状況にあるが、コロナウイルスにはみんなで頑張るしかないだろう。花は、これからどんどん咲いて繚乱する。楽しむべきものは楽しみながらいきたい。

咲いた一つ一つが綺麗なクロッカス 本当は、集まればもっと綺麗なのに

2020年3月6日

花凪2号館で焼き肉パーティーを行った。当初は花凪屋での予定だったが、コロナウイルス問題を踏まえて花凪家族だけの開催に縮小し、移動を取りやめて行った。開催の範囲は限られたが、楽しむ範囲は限られることなく、みんなで存分に食べて飲んだ。おしゃべりし、笑い合った。鋭気を養い、元気を蓄えた。それこそコロナウイルスに負けない免疫力をアップした。それにしても、みんな食べること、笑うこと、元気なこと。

元気を蓄えるために「かんぱーい!」 カメラに笑うよりも食べる方が大事 やっぱりカメラより食べる方が大事

2020年3月14日

この日―3月14日はAさんの誕生日だった。一つの節目・100歳に一歩近づいた。お祝いに、デイサービスの昼食ではお寿司を召し上がっていただいた。花をつけたソメイヨシノを楽しんでいただいた。いつまでも変わらずに元気でいることを願って、みんなでAさんに拍手した。右隣の席のTさんは、前日―3月13日が誕生日。Tさんのこともまた一緒に祝った。

「私たちはいったい何歳でしょう?」 「私と桜のどちらが綺麗でしょう?」

2020年3月21日

FM三角山放送の「花凪アワー・人と人とがつながって」の放送があった。2020年3回目のゲストは、花凪の竹田未希スタッフだった。スタッフで出演するのは6人目。竹田スタッフは「嵐」やジャニーズの面々の大ファン。ジャニーズ談義に花を咲かせ、笑いにも花を咲かせ、1時間を盛り上げて、楽しい放送となった。

 

2020年2月5日

両親が亡くなったことで売却することになった一軒家(中央区)の内部片付け依頼があり、この日まかせてもらうことが決まった。3月中には終わらせることで決まった。保険外サービスなどで人々の日常を支援しようという「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」では家や部屋の整理等を一事業として格安で行っているが、2020年も早々と一仕事することになった。

2020年2月14日

花凪2号館で花凪家族を交えての2020年第1回職員会議を行った。徹底して行うことにしたリサイクル活動の推進や留意すべきこととして浮かび上がった職場における基本マナー、介護上の強化点を会議に取り上げ、その実践を確認した。また、業務の適正な分担・効率化・向上を考え、例えば薬管理の担当責任者等を決めるなどした。

2020年2月15日

FM三角山放送の「花凪アワー・人と人とがつながって」の放送があった。2月のゲストは、福祉の世界の仲間・社会福祉法人宏友会の保坂昌知さん。〝看取り〟をテーマに語り合った。木村理事長は施設時代に早くから施設での看取りを始め、花凪で実践している。その大切さ、難しさ、人の生死のあり方、今の福祉の場での状況などについて語り合った。

2020年2月26日

この日、Yさんが花凪2号館(共生住宅)に入居した。これからは花凪家族の大事な一員として暮らしていただくことに。花のように輝ける、凪のように落ち着いた日々を楽しんでいただくことに。

 

2020年1月1日

2019年という年を乗り切り、新たな年―2020を迎えた。花凪家族みんな揃っての食事の朝、「乾杯!」でその1年が良き1年であるように気勢を上げた。みんなが健康で楽しく〝なりたい自分になる〟〝自分らしく生きる〟日々を送られるよう祈った。元日からデイサービスに出かけた花凪家族が戻り、またみんな揃ってからは恒例の書き初めを行い、カルタ大会を楽しんだ。書き初めではそれぞれ好きな文字を自由に書いたが、そこにも新たな1年への思いが込められた。

いつもとは違う朝に「かんぱーい!」 書き初めで一年がスタートする花凪 二組混合のカルタ取りに大盛り上がり

2020年1月15日

七草の日が過ぎ、どんど焼きの日を迎え、1月も半ばまで来れば、お正月気分も少しだけに。また普通の日々を送るように。「デイサービスこ花」でも、ご利用者はふだんに戻ってすごしている。午前中は体操に取り組み、午後はレクリェーションや談笑を楽しみ、そして仕事をするのも当たり前に。この日はダスターづくり、食器拭きなどをした。

販売するダスターの製作を一生懸命に 食器拭きは毎日欠かせない仕事の一つ

2020年1月18日

FM三角山放送の花凪アワー「人と人とがつながって」の2020年第1回放送が行われた。今回はゲストなしで、理事長一人での放送となった。内容のメーンはリサイクルの徹底について。昨年の冬前、知り合った方からごみステーションでの収集にとどまらないリサイクルの世界を教えられた。それも「人と人とがつながって」成果で、花凪でも徹底したリサイクルに取り組みだした。リサイクルの深い世界を聞き手に伝えた。