花凪日誌

2005年5月3日

ゴールデンウィーク企画第1弾「人ごみ、渋滞を楽しもう」を行う。ゴールデンウィークの街、春を迎えた街に総勢17人でくりだした。まずホテルロイトン札幌「カフェ・トリアノン」でバイキング昼食を楽しんだ。予想以上にたくさんの人が店に来ていて、にぎやかな中で外食を楽しんだ。天気が味方し、この日は晴天。大通公園は人であふれ、そのにぎやかさも楽しんだ。花凪一行も人ごみの一員となり、春の光や風、咲き出したばかりの桜やコブシ、レンギョウの花を楽しんだ。

ホテルロイトン札幌「カフェ・トリアノン」でバイキング昼食を堪能する 大通公園で人ごみを楽しむ

2005年5月4日

ゴールデンウイーク企画第2弾「焼き肉パーティ」を花凪2号館庭で行う。外でみんなでわいわいやると、春が来たことを実感する。たっぶり実感して、来た春を楽しんだ。総勢31人。春が雪をなくしたように、用意した肉をきれいに平らげた。広がった青空に誘われ、パーティ後は「人ごみ、渋滞を楽しもう」のパート2実施を決定。昨日よりも足を伸ばして利き酒のできる千歳鶴酒ミュージアム、コンサドーレ札幌が試合する札幌ドーム、羊ケ丘展望台を楽しんだ。

花凪2号館の庭で焼肉パーティを開く。 さっぽろ羊ヶ丘展望台までドライブ

2005年5月6日

花凪会員の岸美奈子さんが高齢者下宿をやりたいという方を連れて来花する。

2005年5月8日

時計台ホールで工藤忠コンサート開催。理事長、副理事長らが行く。久しぶりに忠ミュージックを聞く。尺八の林成道さん率いるJハーモニーも良かった。音楽は、やはりいい。ジャンルを越えて気持ちよくさせてくれる。8月にまた時計台ホールでやるという。

2005年5月10日

札幌の出版社・かりん舎が花凪に関する本出版の件で再訪。出版が正式に決まった。

2005年5月11日

花見を行う。桜に梅の木も立ち並ぶ発寒川の河川敷公園に出かけた。天気予報では「曇り・雨」なのに、晴れる。陽の光、花々、そして芝生の緑の中でお弁当を広げた。桜に梅、それらの咲き誇り、五分咲き、三分咲きなどといろいろがあって、いろいろがあっての美しさを楽しんだ。

2005年5月13日

労働安定センターのヘルパー実習生受け入れ。

2005年5月14日

医療法人萌佑会・岩見沢脳神経外科が第4回「看護の日」を開催。理事長、シンポジウム「痴呆症〜様々な立場から」で語る。認知症のお年寄りに接する花凪の取り組み、家族として暮らす実践から、その人の心や力を引き出す“ふたを外す介護”について紹介した。第4回「看護の日」には一般の人々200人が来場した。

「看護の日」シンポジウム

2005年5月15日

壮瞥町から知的障害者の自立と安全な農産物生産に取り組む「農場たつか〜む」の一行が来花した。NPO法人「サポートセンターたつか〜む」を立ち上げ、地域の生活支援にも取り組む。昨年12月の北海道長寿社会振興財団ら主催の「相談援助実践セミナー」での理事長の話を聞き、花凪の実際を知るために訪問した。

2005年5月21日

理事長、NHK学園のスクーリングで講師務める。理事長のパワーと花凪の活動が学園生を刺激し、盛り上がったらしい。学園本部の担当者が「おはよう21」4月号に載った花凪に関心を持っての講師依頼で、担当者も東京からやってきた。

2005年5月27日

青森から西堀さん、来花する。今年2回目。最初はまだ寒い2月。春をすごすMさん、Tさん、花凪家族とのひとときを楽しんだ。

2005年5月28日

理事長、道NPOサポートセンターの「福祉NPOスタッフ研修会」でパネリスト務める。研修会は福祉NPOの役割と課題の確認を目的に行われ、課題では施設運営、支援費制度の活用、介護保険制度の見直しなどを取り上げた。理事長は施設運営の分科会でパネリストを務めた。

花凪も会員であるNPO推進北海道会議の05年度総会、道NPOサポートセンターの05年度総会、さらにNPO推進北海道会議の設立10周年の集いがあり、副理事長出席す。NPO推進北海道会議は、本道のNPOの仕掛け人。道NPOサポートセンター、越智基金、NPOバンクなどを生み出してきた。10周年の集いでは会員NPOや関係者が出席し、そんな歩みを振り返り、今後の前進に意を新たにした。

NPOチェルノブイリへのかけはし主催のフリーマーケットに参加。副理事長と中村スタッフの2人で奮闘した。梶理事が応援に駆けつけた。収益はまずまず。NPOの催しがあれこれあった28日だったが、夜、わが花凪では「あみゅぜコンサート&今日だけ酒場」を開いた。この日のお客は「この実寮」事務局の方ら。毎日新聞の記者も取材を兼ねて来花した。

2005年5月31日

宮の森ガーデンで食べ飲み放題の花笑み会

32人が参加して、宮の森ガーデンでのジンギスカン・パーティを開いた。Tさんの誕生日のお祝いと花凪の親睦会「花笑み会」を兼ね、「花笑み会」としては理事長の退院祝い、入院する東スタッフの激励会、新しいスタッフの歓迎会、楠山スタッフの長男稜君の小学校入学のお祝いを兼ねて。主役がたくさんいて食べ放題のジンギスカン、飲み放題のビール…盛り上がりに盛り上がった。花凪近所の「和(やわらぎ)」で二次会に移り、盛り上がりは続いた。

※5月は、楽しみたいと望んだ通りに十分に春を満喫した。新しい年度のスタートで学校の講義に研修・講演などの依頼事も重なり、理事長は奔走するが、元気。桜の5月の次は、いろんな花が咲きそろう百花繚乱の6月、新緑が気持ちよい6月。花凪は、もちろん、みんなで一生懸命やるべきことをやりながら、またまた楽しむばかりです。※

2005年6月1日

札幌市ボランティア研修センター主催の「福祉理念探求セミナー」を理事長、副理事長受講す。セミナーは来年3月まで月1回開講され、北星学園大の忍博次名誉教授(「社会福祉の歴史」)や日本女子大の一番ヶ瀬康子名誉教授(「社会福祉の心」)らが講師を務める。花凪をスタートさせて5年、原点を忘れないために机を並べて勉強です。

2005年6月3日

古川幸代さんの花凪修行がスタートする。将来自分で事業を起こすことを考えていて、勉強したいのだという。修行期間は1カ月間。

2005年6月7日

春の運動会を2号館で開く。鶴チームと亀チームに分かれて物渡し競争、パン食い競争などを行う。チームの勝利と名誉をかけてみんな奮闘した。走ったり、跳んだり、はねたりはできなくても、喜んで、くやしがって、大声を出して、汗をかけば立派な運動会だ。

2005年6月8日

花凪3号館に石南花の花が咲いた。大小3本あり、白いのも咲いた。人を迎えるように咲いた。夏には夏の花、秋には秋の花を咲かせて、人を迎える花凪です。

3号館の庭に咲いた石楠花

2005年6月11日

大通公園に「YOSAKOIソーラン祭り」 を見に行く。コンサーフリーク道武蔵女子短大、舞灯雄武、舞とよひら、金澤こまち、びふか乱舞&中川天龍…。大通10丁目南側に陣取り、次々やってくるいろんな踊りの花、人が咲かす人の花を楽しんだ。千葉から参加の木更津かずさ連チームは平均年齢60歳なのだというが、咲かせた花は若々しかった。「YOSAKOIソーラン祭り」はとてもいい。障害のある人やお年寄りが気軽に来れて、楽に見られるような配慮、工夫があればもっといい。

よさこいソーラン祭り楽しむ 目の前で見ると大迫力

2005年6月13日

労働安定センターのヘルパー実習生受け入れ。

2005年6月15日

釧路町が視察で来花する。同町では小規模多機能施設をつくり増やす構想があり、その参考のためにとのこと。2号館、3号館を見た。

2005年6月17日

前田森林公園に6月の北海道を彩るフジの花を見に行く。盛りの時期は過ぎたものの、花はまだ訪れる人のために咲き続けていて、花凪のみんなを迎えてくれた。水原秋桜子の句に「風入れてめざめかぐはし藤の頃」。フジの花から気持ちの良いひとときをもらって楽しんだ。

2005年6月18日

花凪17年度総会開く。出席8人、委任状21人で総会は成立(定款第4章第18条総会開催の規定・会員2分の1以上必要)し、16年度事業・決算、17年度事業案・予算案、理事増員などを審議した。17年度非営利分野事業案(事業方針)の柱は「地域とより密着した活動」「スタッフの意識と技術の向上」。「地域とより密着した活動」の重点としては「地域の事業への積極参加」「福井4丁目町内会と共催の事業を実施」「花凪夏祭りの開催」、「スタッフの意識と技術の向上」では「専門学校への特別講師派遣」「昨年以上の事業所外研修の参加」「講師招聘の講習会開催」などを決めた。3号館庭の公園化事業、活動開始5周年の記念式典実施も決めた。細かな活動・行事については例年のように"やりたいだけたくさん、できるだけたくさん"でいく。理事増員は米木、佐渡会員2名に決まった。

2005年6月20日

労働安定センターのヘルパー実習生受け入れ。

2005年6月22日

労働安定センターのヘルパー実習生受け入れ。佐藤純子クッキング教室開く。暑い日に涼しさを−とクリームみつ豆をつくった。

2005年6月25日

あみゅぜコンサート&今日だけ酒場開く。左手まひを克服して復活した70歳のジャズピアニスト・本間忠さんのライブも予定していたが、本間さんの体調不良で残念ながら延期となった。あらためて演奏していただくことになった。この日もこの実寮の矢部さん、毎日新聞の記者がお客さんに。

2005年6月30日

花凪スタッフ会議開く。

※うれしいことに、とても良い天気が続いた6月だった。うれしいことに、昨年はほんの少ししか咲かなかった2号館庭のヤマボウシ(山法師)も咲き誇る6月となった。そんな中で日々を楽しみ、すごした花凪だった。年度総会も終えて、一段落。今度は7月。夏を満喫し、いい夏にしよう−の花凪です。※