1日、「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」をオープンさせた。1−2日は平日なのでプレオープン、ゴールデンウイークの3日からを本オープンとした。オープンの宣伝なし、看板設置間に合わず…などといった中でのオープンだったが、開店と同時にお客さんが来て大わらわとなった。うれしいスタートとなった。たくさんの地域の人が来てくれ、ショップコーナーで買い物し、喫茶・食事処でコーヒーを飲み、花凪屋の趣旨に耳を傾けては賛同してくれ、手応えあり−の初日だった。その様子は写真集のページで紹介するが、2日以降も地域の人の来店が続いた。「友達が電話で教えてくれたので」と言う人や「パンフレットがあれば近所に配ってあげる」という人も現れた。花凪応援団は仲間を連れて来たりし、応援団の輪も広がったのだった。花凪の理念は「なりたい自分になる」だが、「実行する」もそう。動けば、物事は動いていく。「花凪屋」は受けると踏んでいたが、人々の反応は思った以上だった。
6日以降「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」は、オープンから2週目に入った。自分のお気に入りや欲しかったものを見つけ、安価な値段で手に入れることはとてもうれしい。何度も来店し、顔を覚えるほどの方が幾人もできた。家で不要になったものを持ってきてくれる人も。そして、働きたい、ボランティアしたいという人も。まずは動き出そうとオープンしたため、やるべきことはいっぱいある。店内の整備、片付け、飾り付け、片付け、リサイクル品の整理…。忙しいが、やりたいことができているという楽しい奮闘が続く。佐渡理事の手づくりの立派な商品棚が一つ出来上がり、飲み物の自販機も入った。
発寒川河川敷の公園で花見を行う。桜は一番の見ごろで、梅も咲いていた。お天気は上々で、芝生の緑も輝いていた。公園には幼稚園児が来ていて、子供たちがまた花を添えた。良いことずくめの中、春を実感した。春を楽しみ、おいしいお弁当も楽しんだ。気分は最高で、花凪のみんなも輝き、良い顔ずくめとなった。人もまた花と同じ。季節に寄り添って暮らすことが花凪の在り方。これからは寄り添うことがたくさんあって忙しい。
今月の「今日だけ酒場」は、オープンした「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」で開いた。佐渡理事一家や花凪ヘルパー受講生とそのお子さんたちが参加。老若男女計16人が集まり、まさに「バリアフリー酒場」となった。渡辺マスターのカクテルなどを楽しみながら、花凪屋のこれからについてなどを語った。花凪屋は広々とし、2号館とまた違った雰囲気。雰囲気は違っても、盛り上がるのは同じ。次の日近くまで飲んで楽しんだ。
「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」、オープン3週目に入る。メーンの看板が完成し、設置する。イラストレーター小泉仁さんに依頼したポスターも出来上がり、店内外に貼り出した。同ポスターで「花凪屋」のマスコットキャラクター「はなちゃん」がデビューした。地道に店内の整備を続け、高齢者雇用で働くDさんらが商品をきれいにしたり、包装したりし、「花凪屋」はどんどん気持ち良い場所になっている。「またきれいになったね」と、頻繁に寄ってくれるお客さんも。ミニデイサービスを使いたい、パッチワークを教えられる…いろんな方が来ている。買ってくれては、不要になったものを「役立てて」と持ってくるケースも続く。「花凪屋」が目指すところの"人、物、心を生かし合う"が起きている。店内の整備はまだ続くのはもちろん、掲示板や立て看板の設置、花凪パンフレット作製、講習の具体化などやるべきことはたくさんある。
3月28日にスタートした第2回花凪ホームヘルパー2級養成研修の全カリキュラムが終わる。平和、福井、盤渓など地域からの受講者5人はじっくりとヘルパーについて学び、資格を得るまで現場実習(4日間)を残すだけとなった。第2回をスタート後に受講の希望があり、第3回研修を9月に開講する予定でいる。
理事長、昨年に続いてNHK学園の高等学校専攻科「社会福祉コース」のスクーリング(札幌、かでる2・7)で講師を務める。100人受講の「介護概論」を担当した。花凪の取り組みを事例にしながら介護の在り方を説いたが、反応は良く、花凪そのものにも強く関心をもたれたようだ。
今年2回目の自ビールプロジェクトは、花と緑あふれる6月をビールとともに楽しむ「自ビールで初夏に乾杯」を企画。同プロジェクトのための自ビールの仕込みを行った。花凪で生け花、アートフラワー教室を開いている小堀先生が自ビールのおいしさを知り、今回初参加した。
「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」、オープン4週目を迎える。駄菓子コーナーを充実させ、通う子供たちが増える。貸本を借りに来る子供たちも増え、子供の常連さんができるようになった。花凪の空間に老若男女が集うという望んでいた光景がいつも見られるようになりつつある。お年寄りの顔をほころばす点で子供というものの力は大きいが、お年寄りのそうした笑顔が多くなっている。子供が来てくれるかどうかは、花凪屋が面白いかどうか、心地よいかどうかの大事なバロメーターでもある。どんどん子供たちがやって来る花凪屋でなければならない。この週は高齢者向け生活情報誌「悠々と」、そして道民のための介護専門誌「ほっかいどうの介護」の訪問を受けた。花凪屋を紹介してくれることになった。
自ビールプロジェクト「自ビールで初夏に乾杯」のためのビールを1週間前に仕込んだが、小堀ひろみさんや山崎敬子さんらと仕上げ作業を行った。どんな味になるだろうという思いを楽しみながら、瓶詰め作業を行った。熟成したビールは6月下旬開催の「今日だけ酒場」で味わう。
NHK教育テレビ放送(1月23日)の「我が家は高齢者下宿 笑いとケンカで効果あり」で花凪を知ったという方2人が来花した。ボランティアなどでかかわっていただくことになった。花凪屋のお客さんの中にも番組を観たという方は結構いて、思う以上にたくさんの人が観て、そして驚いてくれたようだ。
※花凪屋のオープンで何かと忙しい5月だったが、とてもたくさんの人と出会えた。とてもたくさんのうれしいことに出合えた。6月、7月は5月に増していろんな花が咲くのだが、それと同じようにこれからにはどんないいことがあるか。
「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」の喫茶・食堂の保健所認可が無事下りる。これで晴れて喫茶・食堂の営業が可能に。日替わりメニュー、家庭の味、旬の食材の提供、みんなで食べる楽しさ、もちろん美味しさを売りにしていく。
斉藤恂子さんを講師に「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」で木目込み教室を開いた。斉藤恂子木目込み教室は以前に1号館で行っていて、花凪屋開店を機に再開することになった。その第一弾でつくるのは、ひょうたん。14日、21日と計3回で作品を完成させる。"瓢箪から駒"−ひょうたんづくりを楽しんで、そのことで楽しむ心がどんどん出てきますように、たくさん楽しんですごしてくれますように。
「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」で働く花凪家族たちに初給料が出た。お祝いに近所の居酒屋「和(やわらぎ)」に繰り出したが、その初給料でみんなにご馳走してくれた。みんなはもちろんだが、当人たちも喜んでいた。働けるなら働き、自分のお金を自由に使う、楽しむことに使う、飲んで笑い合う。そういうことに年齢は関係ない。
「自ビール」を広める坂本譲さんからホップの苗をいただき、3号館の庭の一角に植えた。自家栽培のホップで花凪がつくる自ビールをよりおいしくする。来年には実を収穫できるようにと祈りながら植えた。
昨年に続いて「YOSAKOIソーラン祭り」(7−11日)を見に行く。今年は天気に恵まれず、最終日になって出掛けることができた。やはり、テレビで見るより祭りの場で見るのが最高である。各チームの迫力、個性、和の競争を目の前で楽しんだ。
「花凪料理講座・入門編」を「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」でスタートさせた。料理講座は花凪スタッフの調理能力の向上、料理に関心を持つ地域の人の一助にと行うもので、入門編は計5回実施。第1回の内容はカレーライスと大根・カイワレのサラダ。カレーづくりを通じて皮をむく、切る、炒めるなどの基本を学んだ。参加は花凪スタッフにとどまったが、料理をつくるように愛情込めて料理講座に取り組んでいく。
小堀ひろみさんを講師にアレンジメントフラワー講習会を「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」で開く。コーヒーカップに花を−今回はコーヒーカップを花器にして花を生けた。透明なガラスのカップに白、ピンク、青の花。初夏にふさわしい、清々しいアレンジメントフラワーが受講した花凪家族たちのテーブルの上に並んだ。出来栄えに満足の清々しい顔がテーブルの前に並んだ。
花凪の歩みを点検する06年度通常総会を開催した。委任状を含め39人の出席があり、総会が成立することを確認した上で05年度事業・決算報告、06年度事業計画・予算、任期満了に伴う役員改選などを審議した。06年度の事業方針は、理念「必要に向かい合う」の実践を一層深め、介護の重点として「花凪下宿においては下宿人がよりその人らしい生活が送れるようにする」、非営利活動の重点として「花凪屋の活動によって地域に対し福祉資源の提供、健康の維持・向上支援、高齢者雇用を通じた経済力・人間関係づくりの支援を行う」ことを決めた。イベントや講習会などの催しも、理念に基づいてこれまで同様に実施していく。催しでは、7月の最終土曜日に開催が迫る第3回花凪夏祭りの内容や実行委員会のメンバーを固めるなどした。花凪は、発足から5年を経た。06年からの第2ステップを充実させていくために、役員は全員留任とした。
バリアフリー居酒屋「今日だけ酒場」を「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」で開く。自ビールプロジェクト「自ビールで初夏に乾杯」を併せて行った。雨が多くてさわやかな初夏といえない6月となったが、この夜はおいしい自ビールの力でいい夜になった。福井のKさんは、自ビールに"無病息災"の4文字だけを大きく記した面白くてかっこいいラベルを張ってきた。この夜は自ビールを楽しもうという人が1人また力強くデビューした夜ともなった。
2号館で新スタッフの歓迎会を開いた。春に4人が花凪のスタッフに加わったが、「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」の開店などで行えずにいた。新旧一丸となって花凪を盛り上げていこうと乾杯。杯を酌み交わし、歓談し、花凪の"和"を固めた。
【6月のばりあふりーしょっぷ花凪屋】喫茶・食堂の営業を開始したが、早速地域の人が利用してくれ出した。手応えあり、だった。独り暮らしの高齢者、おいしいものが食べたいからという人、病気で家事が大変という人、子育て中のお母さんと子供…。週に何度も来てくれる人も現れた。リサイクルにといろいろ物を持ってきてくれる人のほかに、手づくり野菜などを差し入れてくれるようになった。オープン2カ月、やりがいも2倍になった。
※「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」が順調にいき、総会も終わった。気持ちに一区切りついたところで、気持ちを引き締める花凪である。先にもまたいろんなことがある。楽しまなければならないことがある。花で言えば、フジの花が咲き終わっても、今度はアジサイの花が咲く。新たな気持ちでまず合わす焦点は7月である。