花凪3号館の芝生庭で海鮮バーベキューパーティーを行った。北海道で一番良い季節の光と風を楽しまなければいけないし、外で楽しむと言えば、バーベキューである。ニシン、サンマ、ホッケ、コマイ、ホタテ、エビ、ツブ…。北海道の海の幸、もちろんお肉もたっぷり用意した。もちろんビールやワインも用意し、みんなで心とお腹を満足させた。パーティーは盛り上がって続き、陽が落ちてからは手花火も楽しんだ。春はいい。秋もいい。冬もいい。そして、やっぱり夏もいい。
今月も花凪見学の来客があった。この日は高齢者下宿を準備する人が帯広からやってきた。2日にも同じく高齢者下宿を考える白石区の人が来た。事業への熱意を膨らませて順調にいけばいい、高齢者に望ましい場所をつくりあげてほしいと思う。
三角山放送の「花凪アワー-人と人とがつながって」第20回を放送した。第20回のゲストは、定期的に登場してもらっている保坂昌知氏(社会福祉法人宏友会教育研修部長)。保坂氏は、東日本大震災発生まもなく、福祉分野の支援に向けて被災地・仙台に入った。4月に出演したとき、見てきた状況を伝えてくれた。今回も話題は大震災のことで、理事長と保坂氏は大震災が突きつけたものなどについて語り合った。
三角山放送主催のアートマーケット「三角山市場」に花凪から生まれた「ひと花・みんみん工房」(若年・高齢認知症者雇用手づくり布製品工房)が初出店した。立ち上げて数カ月の間につくりあげた品々を販売した。いろんな人が訪れ、応援してくれた。「ひと花・みんみん工房」で働くお年寄りも足を運び、市場の雰囲気や買い物を楽しんだ。
NPO法人「ちいさなおうち」の二つ目の拠点「なの花館」(西区西野)がオープンし、オープン式に理事長が出席した。「ちいさなおうち」は乳幼児保育や学童見守りなどの事業を行うほか、地域の居場所となるための活動をしている。立ち上げた古川幸代代表は、花凪から巣立った人。事業が順調なのはうれしいばかりだし、これからも順調に進展するのを祈るばかり。
花凪家族の横山さんが誕生日を迎え、ケーキとお花でお祝いをした。それだけでなく、特別料理ランチでお祝いした。特別料理をつくったのは本人。年齢を重ねてもできることをしようということになって料理に挑戦し、たまご焼きと煮物をつくった。見事につくり上げ、みんなの昼の立派なごちそうになり、そしてみんなを喜ばせた。こういう誕生日も最高ではないか。
2号館駐車場スペースで「花凪夏祭り〝昭和の縁日〟」を開いた。花凪夏祭りは2004年に始まり、もう8回目となる。晴天とはならなかったが、その分暑くないのがうれしい中で行えた。射的、ヨーヨー釣り、輪投げ、懐かしおもちゃ・駄菓子、かき氷、おでん、おそば、おにぎり、カレーライス、たこ焼き、手づくりパン・お菓子、カクテル、ネイルアート、マッサージ、リサイクル品販売…。今回も盛りだくさんの店を出した。お楽しみタイムでは花凪夏祭りお馴染みの南京玉すだれを楽しんでもらい、歌合戦、ビンゴ大会を行った。地域の子供、子供連れ家族、夫婦、お年寄りが来てくれた。老若男女が一つの場所を共にし、一緒に笑い、今回もまた開催して良かった-の祭りとなった。
北海道はこの日が七夕。ばりあふりーしょっぷ花凪屋に短冊などを付けたヤナギの木を飾り、七夕を迎えた。街中では天の川はなかなか見えず、残念ながら夜空を眺めながら織姫と彦星に思いを馳せるというわけにいかない。が、この日は晴れてくれ、二人は会えたはず。
ことしもみんなで大通ビアガーデンで夏の空の下で飲むビールを満喫した。大通ビアガーデンは待ちに待ったお楽しみ。夏が来て、開催を迎え、満を持して繰り出した。まだ明るいうちに陣取って飲み、日暮れの中で飲み、夜になった中で飲み、にぎわいの中で飲み、終了まで盛り上がった。繰り出したのは総勢18人。花凪家族メンバーは80歳を超えながら、90歳も超えながら、スタッフらとしっかり肩を並べて楽しみ、花凪で膨らませた元気を見せてくれた。
HBCテレビの番組「グッチーの今日ドキッ」の企画に地域の情報を掘り起こして紹介する「ぶらリサーチ」がある。その一隊が平和にやってきて、「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」に立ち寄り、リサイクル品販売から食堂、高齢者デイサービス、託児…と〝何でもあり〟の花凪屋を楽しみながら取材した。花凪屋のことは16日(火曜日)の番組で放映された。
「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」で納涼流しソーメン大会を行った。2007年に試しに行ったのが好評で、以来、夏恒例の催しに。みんなは水に流れるソーメンに食欲を誘われてお腹を満たし、風流を味わい、そして暑さを忘れた。花凪流なのは、流れてくるのが時折トマトやあめ玉も。驚いたり笑ったりしても、暑さを忘れた。
3号館庭で花凪収穫祭を行った。ことし3号館の庭の半分ほどを菜園にした。野菜づくりはずっと望んでいたことで、花凪会員の中村明子さんの全面協力を得て実現した。植えたのはサヤエンドウ、枝豆、ジャガイモ、水ナス、ピーマン、トマト、長ネギ、チンゲンサイ、シロナ、カブ…。土づくりから始めた中村会員のおかげでどれも順調に育ち、7月ころから花凪の食事の一品になってくれた。枝丸やジャガイモも食べごろを迎え、収穫祭となった。みんなでジャガイモを掘り、洗い、枝豆をもぎとりながら、収穫を喜んだ。もちろん、それらをすぐ調理し、みんなで食べることを楽しんだ。